
昨日、連れと無料公開講座に行ってきました。
主催は新橋・御成門にある慈恵医大、
3時間弱の講座です。
講師の方のご挨拶、主催者さんのご挨拶が終わると
はじめは座学、スライドでプレゼン開始。
なぜAED(自動体外式除細動器)が必要なのか、
どういう効果があるのかをプレゼンしていただきます。
覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、
2002年後半に高松宮さまがスカッシュをしていたところ、
レッスン中に倒れてそのままお亡くなりになってしまいました。
別の有名な突然死では、
サッカー、2003年コンフェデレーションズ杯の試合中に
カメルーンのMF、フォエ選手が倒れてお亡くなりになりました。
このとき、AED(自動体外式除細動器)があったなら
お二人は助かっていたかもしれないらしい。
次に、どのように心臓が停止するのかの説明や
救命処置を行った場合の救命率の関係についてお勉強。
最後はAEDを使った心肺蘇生の流れをつらつらと。
この後はマネキンみたいな上半身模型を使って
実際に心肺蘇生させる手順を実体験します。
私たちのグループについたインストラクターは
救急救命士。
調べてみたら国家資格を持った本職の方だったんですね(驚
まずは、胸骨圧迫です。
とっても気さくでいいインストラクターさんに教わりながら
医療モノドラマのように胸を圧迫するのですが、
なかなか難しい・・・
手のひらで全体的に押すのではなく、
圧力が1点集中するよう手首で押すように。
これを1分間に100回のペースで5分くらい。
腕パンパンになり、汗かきました。
ここで連れが質問、
「こんなに強く押したら肋骨折れちゃいません??」
インストラクターさん
「そうなんですよ、高齢な方だと危ないんです」
連れ
「折っちゃまずいですよね(汗」
本職さん
「えーとですね、折っちゃっていいんです」
へ??
「圧迫しないとお亡くなりになっちゃうでしょ」
「お亡くなりより骨折で生きてもらったほうがいいんです!」
そりゃそうだ、
死ぬより肋骨骨折で生きていたほうがいい
「実は・・・」
「やっちゃったことありますよ、パキっと(苦笑」
そんな告白しちゃっていいんだろか
そんな楽しい?おかしな?会話をしながら次の
AED使用方法へ。
詳しい使用方法とかは検索すれば
多数みつかると思うのではしょっちゃいます(汗
AEDは電極パッドを貼り付け、必要なら電気ショックをかけるのですが、
電気ショックを与えると患者さんの体はどうなるのか?
インストラクターさん、
「実際はこんな感じです」と
床に寝てビクっと跳ねてくれたのですが、
思っていたより動くのでビックリしました。
そんなこんなでAED使用方法と心肺蘇生術を習得?
受講修了証を頂いて終わりです。
最後に講師の方からこんな言葉が。
「皆さんが習得したことが役に立つことがあるといいですね」
「あ、役に立つようなことがないことが一番ですが(笑」
これをご覧の皆さま、
機会があったら受講されることをお勧めします。
Posted at 2010/02/15 15:00:07 | |
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