
この記事は、
MOTUL GEAR FF-LSD TYPE1 75W90について
について書いています。
実は・・・
以前から気になっていたのですが、
MOTUL GEAR FF-LSD TYPE1 75W90の使用感を公表します。
まず、関連すると思われる車の仕様について。
車両:E-EK4改
エンジン:B16B改1.8L
ミッション:純正1・2速 SPOON3.4速 純正5速 ファイナル4.785
デフ:クスコRS スプリング8本 イニシャルトルク4~5キロ
1回目の使用について。
モチュールのギアコンペディション、75W-140を抜いて
FF-LSD TYPE1 75W90を入れました。
街乗り3000キロ、TC1000で3時間、TC2000で40分使いました。
この時はギアの入りが悪くなることは、
ほとんどと言うか、まったくありませんでした。
ただ、若干熱ダレするかなぁ、と感じました。
2回目の使用について。
FF-LSD TYPE1 75W90を抜いて、
同じくFF-LSD TYPE1 75W90を入れました。
街乗り100キロ走行後、TC1000を1時間。
このTC1000走行時にちょっと違和感を感じました。
1枠12分なのですが、3枠目あたりからギアの抜き入りが渋いんです。
その後、街乗り250キロほど。
停止時、ニュートラルから1速への入りが悪くなりました。
一昨日にTC1000を1時間。
1枠目は問題ありませんでしたが、
パドック内でバックギアに入れようとしたところ入りにくい。
2枠目以降は2ラップ目くらいまでは普通にシフトできるのですが、
3ラップ目くらいからギアが渋くなりました。
この状態でもデフはちゃんと効いているように感じました。
(ラップタイムはほとんど変化ありません)
なぜ今までブログに不調をあげなかったのか?
それは・・・
他の方(主治医さんのところの常連さん含む)が不調を訴えていなかったし、
私のシフト操作が問題で、ギア・シンクロを損傷させてしまったと考えていたからです。
でも、
おさべアニキさんのパーツレビューを見て確信しました。
これは、使用者の問題ではなく、デフオイルの問題だと。
主治医さんに経過と現状をお話したところ、
下記のような推察をしました。
1回目の入れ替え後に不調が出なかったのは、
前のコンペディションが局圧性?が高く、
ミッション内部に残っていて適度にブレンドされたから。
2回目の入れ替えで、ほぼ全てがTYPE1になり、
TYPE1の不調が発覚した。
他の常連さんは、コンペディションからTYPE1への入れ替えしかしていない。
よって不調が起きていない。
(2回目の使用は私だけ)
ブログ等で不調を訴える方は以前どんなデフオイルを使っていたのだろうか?
コンペディション等、しっかりしたデフオイルからの入れ替えなら
不調は出ないだろうけれど、
普通のデフオイルからの入れ替えならば、
1回目の入れ替えで直ぐに不調が出るかもしれない。
主治医さんが明日に来店するであろう、
モチュールの営業さんにこの問題を報告するそうです。
さて、どんな結果になることやら?
私にとって一番の問題は、
今後どのデフオイルを使えばいいのか、です。
12月のタイムアタックイベントでこんな状態のデフオイルは
使いたくありません。
普通にサーキットを走るのならばギアを労わったシフトをすれば
TYPE1でも、とりあえずは問題なし。
でも、タイムアタックでギアに負担掛けないよう走ったら、
タイム出ません、出せません。
こんなの困ります。
主治医さんと相談した結果ですが、
イベント前のデフオイルは1回目交換の状態を作り出すため、
コンペディションを1L、TYPE1を1.5Lのブレンドにして、
人柱になってみます。
結果、乞うご期待ください。
モチュール以外のデフオイルも選択肢になりますが、
オメガはシフトフィールあまりよくないので・・・
Posted at 2008/11/21 05:11:43 | |
トラックバック(0) | 日記