お散歩鹿のブログ一覧

美しい言葉。
聞くのも読むのもしみじみと幸せになったりしませんか。
もしかして私だけ（笑）？

私はけっこう言葉というものが好きで、特に美しい、おもしろい言葉なんかはしみじみかみしめて、ひとり感じ入ったりする事があります。

日本語は特に美しい表現が多いですしね。
でもそれは決して日本語に限った事ではないんだとも思っています。
単純っぽい英語にだって、なんともいえない表現、訳してしまっては野暮になる表現なんかがあったりします。

私の大好きなポリスの名曲、「Every breath you take」なんてのも、美しい英語だな～なんて感心してしまうひとつです。

Every breath you take
Every move you make
Every bond you break
Every step you take
I'll be watching you

邦題はご存じ「見つめていたい」ですが、英語の原詩はなんとも切ない、温かい空気感を漂わせていると思いませんか？　まるで気持ちがあふれるようです。

それに比べて、手元にあるCDの訳を見てみましょう。
「君が息をするにつけ、行動を起こすにつけ、束縛を断つにつけ、歩みをすすめるにつけ、僕は片時も君から目を離さない」
う～ん。なんかもひとつですね。恋する気持ちがこもってないとゆーか。

私なりに訳してみると、
「君のする息のひとつひとつも、君のしぐさのひとつひとつも、君が断ち切った全てのしがらみも、君の歩んでいく一歩一歩も、僕はずっと見つめているよ」
というところでしょうか。
どっちにせよ「every breath you take」と、たった四語で表してしまう見事さ、その空気感には到底かないそうにありません。訳してしまうとなんかストーカー的雰囲気まで醸し出してしまいますしね（笑）。

だからこれはそのまま英語で、ハートで直接味わうのが正しいのかもしれません。「息のひとつひとつ」なんて、日本語じゃあちょっと出てきませんよね。

忙しい日常の中で、「いいなあ」なんて思える言葉があったら、きっと一日を心豊かに過ごせますね。

東洋のベニス、大阪。八百八橋。

先日の日曜日は家族で祝い事があり、母の発案でちょっとしたイベントを催しました。

昼は帝国ホテルのチャイニーズ「ジャスミンガーデン」で、コース料理に舌鼓。くぅ～。

そのあと、大川の「ひまわり」のアフタヌーンクルーズに行って来ました。
ホテルの真下の乗り場から、北浜あたりまでをまわる５０分のコースです。

この大川には以前からアクアライナーという水上バス、つまり船が運航されているのですが、ひまわりのほうがオシャレなつくりになってますね。屋上にも上がれるようになってますので、風を感じる事もできます。

このコースの両岸、毛馬から桜宮、天満という所は「造幣局の通り抜け」でも知られるように、大阪でも有数の桜のスポット。
しかし、ちょっと早かったですね。あと１週間後くらいならさぞや美しかったでしょう。
ひまわりは要予約ですが、これからの季節にぜひオススメします。

水の都（？）大阪ならではの水の上からのお花見は、なかなか贅沢な時間なのではないでしょうか。