ウインドレギュレータの補修
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
昨年末にドア不調のため友人の手を借りてドア調整をしました。
おかげでスムーズに開閉できるようになり、ドアが閉まらない&開かないというトラブルがすっきり直りました。
軽い金属音とともに、バシンと気持ちよく閉まるドア。ほんと調子いいです。
が、窓のクルクルハンドルがちょっと重くないか?と指摘され、今日はドア内装を外して様子を確認しようと思います。
2
窓ハンドル、ドアオープナーを外し、グリップを外したら
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ドア内装を傷めないようにクリップ外しで内装を外します。とくにポーターは内装の基板が厚紙みたいなものなので、無理して曲げるとメリッと折れてしまいます。ここ外す時はそっとやったほうがいいですよ。
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内装を外し、サービスホールのビニールは再利用不能なのでパッパと外します。左側も同様に分解します。
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左も外しました。さて、点検を始めます。
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まずドアロック機構から。なんとなく動きが渋いので、ロックのここ(丸印)のところと、ノブ側のリンク付け根にメンテルーブを吹き付けると、動きが軽くなりました。
油分が長持ちするように、手が届くところだけでもMPグリスを塗布しておきます。
ノブを操作すると、軽い力でロック、解除それぞれで「カチッ」と音がしてロック機構がしっかり動くようになりました。
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ウインドレギュレータの摺動部分にも油分を足しておきます。
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ガイドローラーは、この一か所だけ、回転せず引きずるように動きますので、これが重さの原因かもしれません。それと、この窓だけ後ろ側が少しだけ下がっているので、おそらくこのローラーが回転せず擦れて、摩耗して減ったせいでガラスが下がったのでは?と思います。
中古の予備部品もありますが、そっちも動きが渋いので、あえてここはこのまま、グリスアップでごまかすことに。
これだけでも、動きはだいぶ軽くなりました。ぐいぐい回さないと開かなかった窓も、軽い力でスッと開くようになりました。まあ、これだけよく動くなら、これでいいかな。
しばらく様子を見て、またガラスが下がってくるようであればローラーを予備部品に交換したいと思います。
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サービスホールのビニールは、綺麗にはがすことができません。必ず切れるか伸びてしまい再利用できません。
そこで考え付いたのが、似たような素材の「ガラス飛散防止シート」です。モノタロウで数百円で売っています。
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すこし大きめに切って貼るのがコツでしょうか。おおざっぱにかたどりして、ハサミでカットして貼り付けました。
もっと伸縮性がほしいですが、まあこんなもんでしょう。
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右もまったく同じ作業をして、ガラス飛散防止シートを張っていきます。
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元通り組み立てて、作業終了。
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まあまあ軽く回るようになりました。以前はけっこう力を込めないと上下しなかったガラスが、ちょっとの力でクルクルハンドルが回り、それなりに開閉がスムーズに動くようになりました。
まあ新品のガイドローラーでも組まない限り、軽軽~っとはいかないですね。それなりに抵抗はありますが、以前よりマシ。車齢を考えれば、十分と言えるでしょう。
とりあえず、直って良かった。また調子よくなってくれました。このポーターにはまだまだ頑張ってもらいます。
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