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2009年12月26日 イイね!

足枷の外れたR35

父のR35 GT-RにNISMOのスポーツリセッティングが搭載されました。
レンタルという変わった方式を採るスポーツECUで、
内容については概ねリンク先に書かれている通り
・シフトダウンのスピード向上
・中低回転トルクの向上
の2点なのですが、実はそこで触れられていないもう一つの重要な変更点があるのです。

ノーマルのR35には大変な持病がありました。
それは「アクセルを踏み続けているとある一定のところで速度が伸びなくなる」というもの。
この症状はある特定の場所のみで発症しなくなるという噂もありますが、
全ての道路上で解消しようとすると、何かとうるさい保証が切れてしまうとされてきました。
しかしスポーツリセッティングの搭載によって保証が継続したまま持病が大幅に改善され、
日本国内で再発する可能性はほぼ皆無とのこと。
というわけで、足枷を外された状態のR35を試してみました。

某コースにて3速からの全開加速。
従来は途中で加速が停止していましたが、
スポーツリセッティングを搭載したR35は加速を続け4速へ。
以前からの特長である強烈な加速Gがツインクラッチの恩恵で途切れることなく続き、
気が付けば途方もない領域に達していました。
感覚的には息の長い加速感というよりもワープに近いものを感じました。

というわけでこれまで封印されていた領域を体験したわけですが、
それによって新たに見えた部分もありました。
スタビリティはさすがに高く、従来加速が停止していた領域を
ちょっとやそっと過ぎたくらいでは車そのものに対する不安感は皆無です。
そこからさらに進んで高速鉄道と同等の領域に到達すると、
極端にスタビリティが低下することはないものの、
横風や路面のギャップなどといった外部要因に対しては
多少気を使う必要が出てくるように感じられます。
そもそも自動車でこの領域を体験したこと自体そうあるわけではなく、
その多くない体験の中では確かに安定感が高いと言えるものの、
余裕しゃくしゃくというわけには流石にいかなくなってきます。
また、その領域では他の問題も出てきます。
元々R35の6速のギア比は低めに設定されているので、
その領域ではエンジンの回転数が高くなりすぎ、騒音が激しくなるのです。
当日がたまたま風が強めだったこともあるとは思いますが、風切り音も相当なものです。
メーカーでは高速鉄道と同等のスピードで快適にクルージング可能といったようなことを
謳っていたような気がしますが、ウソとまでは言わないものの、
隣の人と会話を楽しみながらクルージングと洒落込むには厳しいものがあります。
加えて言えば、出発時には真ん中あたりを指していた燃料計の針が
70~80km程度走行した後には下端に近いところまで下がっていたので、
それなりの代償も必要になるようです(笑)

効能として謳われている中低回転トルクの向上については確かにそれらしいものはあり、
高いギアのまま踏み込んだときの加速が以前より力強いと感じました。
このトルクなら、クルージングギアとして7速があってもいいように感じました。
R35の6速が低いというのは先にも書いたとおりで、
そのために高速クルージング時の騒音が少々気になるところもなくはないので。

しかしトルクが少々増しすぎたのか、ある高速コーナーで
3速パーシャルから少し踏み込んだところで路面の継ぎ目を乗り越えたのですが、
一瞬横に吹っ飛ばされるような挙動が出て瞬時にVDCが介入するといった場面がありました。
まだ全開までには余裕があるスロットル開度で、
以前であればVDC介入までは至らなかったのではないかと思うのですが。
異常なまでに高いと思えたR35シャシーの限界が意外なところで見えたのか?という気がします。
場面によっては従来より一つ高いギアを選択する方が安全かつ速いかもしれません。

シフトスピードについてはうっかりいつものクセでRモードを選択してしまったので
ノーマルモードの違いをちゃんと確認できなかったのですが、
特に変更されていないはずのRモードでのシフトアップ時のショックがちょっと増えたようです。
トルクが増えたせいなのか経年のせいなのかは分かりませんが。

NISMOスポーツリセッティング、装着するにも色々条件があるようですが、
「速さはノーマルで十分、バランスをあまり崩さずに持病(笑)を解消して乗りたい」
という人にはオススメできるかと思います。
Posted at 2009/12/26 19:04:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 実家の車たち | クルマ
2009年04月23日 イイね!

スーパーカーには毎日乗りましょう!?

父と電話した時に聞いた話。

ずっと忙しくてこの1ヶ月くらいずっとGT-Rに乗っていなかった父は、
昨晩久々にGT-Rに乗って出動しようとしたそうです。
しかし、いざシートに座ってエンジンスタートスイッチを押しても
セルは弱々しく1~2回転するくらいですぐに止まってしまい、
何度試してもエンジンはかからなかったとのこと。
まさかのバッテリー上がり。

ドアロックの操作は可能で、モニターやルームランプ等も動作したらしいので
完全放電したのではなく、セルが回らなくなる程度の
本当に軽度なバッテリー上がりだったようですが、
日本車なのに1ヵ月放置した程度でエンジン始動不能になるとは…。

仕方ないので手持ちのバッテリー充電器を接続して充電したところ
無事復活したそうですが、エンジンルームの後方、フロントミッドの位置(確か)に
フタをして搭載されているバッテリーにはそのフタを外すだけではアクセスできず、
更に端子を覆うカバーを外してからのアクセスとなるようです。
ものすごいヨコGがかかることを想定しての短絡防止策なのでしょうか。

ちなみにバッテリーサイズは結構小さめのものだったそうです。
やはり重量バランスの最適化や軽量化のためにはある程度やむを得ないのですかね。
GT-Rは「毎日乗れるスーパーカー」ということがウリのひとつですが、
むしろ「毎日乗ることが望ましいスーパーカー」なのかも知れません(笑)
Posted at 2009/04/23 22:06:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 実家の車たち | クルマ
2009年03月27日 イイね!

半年後のマルチパフォーマンス

半年後のマルチパフォーマンス日本車、いや世界最強クラスの自称スーパーカーが実家に来てから半年が過ぎました。
走行距離は3000kmを越えたところ。
メーカーが「毎日使える」といったところで実際の使用頻度としては
やはりこんなところではないでしょうか。
納車直後にも色々と感想を書き連ねましたが、
それから半年、3000kmを経ての印象の変化などを書きたいと思います。

・Rモードを試す
GT-Rにはトランスミッション、サスペンション、
およびVDCにそれぞれ「Rモード」というものがあります。
これは最もハードな走行に適したモードで、
トランスミッションは変速スピードを最優先、
サスペンションはダンパーの減衰力がハードになり
VDCもスポーツ走行向きの制御に変わります。
このうちVDCは、万が一姿勢をくずしたらなまじ限界が高い車なだけにシャレにならないので
(FSWで盛大にスピンするR35を映した車載ビデオをYoutubeで見たので…)
それ以外の2つをそれぞれRモードに設定して高速道路を走ってみました。

感想はただただ「すごい!」の一言。
サスペンションのノーマルモードでも少なかった車体の無駄な動きがほぼ完全に消え去り、
高速でのレーンチェンジを行ってもブレずに狙い通りのラインをトレースします。
ほとんどスラロームのような動きをしてもまるで危なげない磐石の挙動。
さらに、ある一定以上の速度ではダンピングがしっかり効くRモードの方が
快適性が高いことが分かりました。
どれくらいの速度域なのかは秘密です(笑)
一度高速でRモードの走りを味わってしまったら、もうノーマルモードには戻せません。

トランスミッションのRモードはまさに電光石火。
左右の手でパドルを引けば瞬時にシフトチェンジが完了します。
サスペンションのRモードと合わせて使えばまさに無敵。

R35GT-Rがデビューした当時にインプレで「モビルスーツ」と表現していたのは
河口まなぶ氏だったでしょうか。
日本人なら誰もが一度はその名を聞いたことがあるであろう、ロボットアニメの代名詞
「機動戦士ガンダム」シリーズに出てくるロボットの総称がモビルスーツなわけですが、
たとえば世界中のスーパースポーツカーを全てモビルスーツとするならば、
GT-Rは間違いなくその中でも「その時代で最先端あるいは最高レベルの性能を持つ」(Wikipediaより)
とされる「ガンダム」の称号こそが相応しいと思います(GT-Rは量産車ですが)。
おそらく他車の目線からGT-Rの挙動を見れば「日産のGT-Rはバケモノか!?」と
驚愕するのではないかと思いますが、一方で
「(速いのは)そのGT-Rの性能のおかげだと言うことを忘れるな!」
と言われても私は何ひとつ反論できません(笑)
真の「ガンダム乗り」になるにはサーキットという戦場に出向かなければならないのでしょう。
しかしそのためにかかるコストがバカにならない気がするので(自分の車ではないし)、
私はせいぜい「B4式戦車」で頑張ることにします(笑)

・シフトショック
上記の通り高速に乗るたびに父も私もRモードを使うようになったせいか
単に距離が伸びたせいかは分かりませんが、
新車当時に比べてシフトショックが明らかに増大しています。
特に停止状態からの発進でクラッチが繋がる瞬間に「ドカン!」という感じの
ショックが出るようになりました。
恐らくクラッチ板が少し減ってきてクリアランスが変わったとかそんな所でしょうか。
そういえば5速から4速へのシフトダウンで微妙に何かが鳴くようなノイズも聞こえる気がします。
NHPCに持ち込めばトランスミッションの調整をしてくれるらしいので、
あまり酷くなるようだったらそれも検討した方がいいかも知れません。
やはり最高のコンディションをキープするにはDSGほどメンテフリーとはいかないようです。

・フロントリップ
みんカラユーザーでもある自動車評論家の五味康隆さんがご自身のブログで
「GT-Rのリップスポイラーは擦りまくる」的なことを書いていたのである程度覚悟していたのですが、
現在のところフロントリップは無傷のまま過ごしております。
とはいえ段差やスロープに対して気を使うのは相変わらずですが(笑)

・街行く人の反応
納車直後からそうでしたが、やはり注目度はなかなか高いですね。
特にスポーツ系のモデルに乗っている人はすれ違いざまにこちらを見ていたりします。
初回点検の時にディーラーの担当氏が引き取って自走していたら
下校中の高校生の集団が見るや否や「GT-Rだ!」と騒ぎ出し
携帯で写真を撮られたとか、父がガレージからGT-Rを出したところで
家の前を通り過ぎた小学生が引き返してきて目を輝かせていたとか、
「若者の車離れ」が叫ばれるこの時代に嬉しくなるようなリアクションを掘り起こす力もあるようです。
やっぱり男の子はそうでなくてはいけません(笑)

かと思えば、この前給油しに入ったGSで若い男の店員さんが
先輩と思しき店員さんに「これGT-Rっすか?」「速いんですか?」とか質問してるのが聞こえて、
「おいおいGSで働いてる若い男がGT-Rを知らんのかい」と悲しい気持ちになったりもしましたが…。

・余談:GT-Rから自分のB4に乗り換えると…
まるでB4がライトウェイトスポーツです(笑)
実際200kgは重量が違いますし、車体も全幅にして約15cm違うので
体感的にはかなり小さく軽い車に乗り換えたようです。
重さをものともしないGT-Rではありますが、重さが消えるわけではなく
動きそのものにはやはりどこか重量感が付きまとう事を実感します。
やっぱり「モビルスーツ」だ(笑)
Posted at 2009/03/27 01:44:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | 実家の車たち | クルマ
2008年08月12日 イイね!

マルチハイパフォーマンス

マルチハイパフォーマンス1週間経ちました。
Posted at 2008/08/12 00:04:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 実家の車たち | クルマ
2008年04月09日 イイね!

アクティブとパッシブ

アクティブとパッシブ我が家には妹にやれるような車がないため、新規に妹専用車が必要になりました。
妹の使途や生活環境を考えれば立体駐車場に入庫可能でコンパクトな車が望ましいところですが、
東京のはずれから埼玉の実家まで高速を使って帰省したいという本人の希望から軽は除外。
いくら最近の軽は性能がいいといっても絶対的にはパワー不足ですし、高速安定性にも一抹の不安が。

個人的な見解ですが、初心者は性能的にドライバーの不慣れさを
ある程度フォローできるだけの余裕がある車を選ぶのがいいと考えます。
高速の合流などで加速に要する時間は短い方がいいですし、
安定性が高ければドライバーの負担も低減します。
そういう意味では軽はある程度運転に慣れた人向けだと私は思っています。
かといって私のような場合はむしろ余裕ありすぎでこれもどうかと思いますが(笑)

そんなわけで、ほぼ5ナンバーのコンパクトカーから選ぶことになったわけですが、
ここで私と父が設定した条件としては「横滑り防止装置(以下ESC)」が付けられるというものでした。
ESP、DSC、VSC、VDC、VSA…メーカーごとに呼び方は様々ですが、
要するにスピン防止機構です。
スポーツドライビングには邪魔とされるこの手の装置ですが、
車が急にスライドした時に適切に対処できる人は
プロのレーサーでもない限りそうそういないのではないでしょうか。
妹が帰省時に通るルートには首都高速も含まれていますが、
雨の日の首都高速の継ぎ目はとても危険なことが知られています。
見通しの悪いコーナーの先に障害物があって緊急回避が必要になるかもしれません。
ESCさえあれば絶対安全、というわけではもちろんありませんが、
それでも様々なシチュエーションを想定するとやはり
ESCの類はあるに越したことはないと思うのです。
(軽自動車を除外した理由の一つでもあります)

そこで国内外問わず様々なコンパクトカーを調べてみたのですが、
国産コンパクトカーでESCが装着できる車となると
非常に限られてくることが分かりました。
妹が「国産の中ではこれがいい(見た目的な意味で)」と言った
キューブを擁する日産車は全滅、マツダもデミオには設定なし。
ヴィッツ、フィット、スイフト、コルト等には一応設定があるものの、
いずれもRSやスポーツ、バージョンRといったスポーツグレードでしか選択できません。
スポーツグレードに乗る人は飛ばすという想定に基づいた設定なのかも。
一方、輸入車ではVWポロ、ニューミニ、プジョー207、新型フィアット500など
目ぼしい車には全グレードにESCが標準装備されています。
販売価格が国産車とは全然違いますから多少アンフェアな比較ではありますが、
それでもオプション設定すらないのは疑問です。

シャシーの設計の悪さを電子制御で誤魔化すようなマネは良くありませんが、
設計のいいシャシーに最後の切り札としてのESCはあることが望ましいと思います。
衝撃吸収ボディやエアバッグ等のパッシブセーフティ=「ぶつかった後」
の安全性に関しては日本車も非常に高いレベルにあると思いますが、
その前に大切なのはアクティブセーフティ=「ぶつからないこと」ではないでしょうか。
「アクティブ」が物足りなく感じられるのはある意味日本らしいかも(笑)
販売価格等の折り合いで難しいことかもしれませんが、
ESCがなるべく多くの車に標準装着されるようになって欲しいと思います。

そんなこんなで第一候補はフィットRSのCVT車でした。
が、妹の好みその他諸々の事情によって別の車に、というわけで写真の車です。
在庫車で値引きがあったとはいえそれなりの車なので大切に乗ってもらいたいものです(笑)
Posted at 2008/04/09 00:49:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 実家の車たち | 日記

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