C型になってからメーカー公式サイトの車種紹介ページやカタログでは
「IMPREZA」が消えて「WRX STI」という表記に変わっているのに、
プレスリリースには相変わらず「インプレッサWRX STIシリーズ」と書かれていたりして
「どっちやねん」って感じの(インプレッサ)WRX STI。
まあ車好きの間では「インプ」で通ってるし、私のB型GRBはリアゲートに
しっかり「IMPREZA」のエンブレムが貼られているので「インプ」でOKなわけですが。
ともかく現行STIシリーズがC型に切り替わってから
初めてとなる特別モデルが2種類登場しました。
インプレッサWRX STI 4ドアに tS…カーボンルーフ採用
スバル インプレッサ WRX STIに走りを磨いたspec Cを設定
まずは「tS」ですが、事前情報の通りカーボンルーフを採用したことが最大の特徴でしょう。
確か去年の東京モーターショーでGRFにカーボンルーフを装着したモデルを
参考出品していたとおもいますが、今思えばこのtSへの布石だったんですね。
現行インプレッサは全高が高く、私のGRBでもタイトなS字の切り返しなどでは
上屋が左右にグラグラ揺れるような感覚があるので
ルーフ部分の軽量化は結構効きそうな気がします。
ただ、GVBに試乗した限りでは足回りだけでもだいぶ改善されているような気がしたので
実際にどれほどの効果を体感できるのか気にならなくもないですが。
ちなみにルーフパネルがカーボン製と言えば現行E92型のBMW M3クーペが有名です。
カーボンの地がむき出しの黒いルーフパネルとのコントラストを狙ってか
私が見たことのあるE92 M3は白いボディカラーが圧倒的に多いのですが、
このtSの写真も白いボディで撮影されているのはやはり同じ理由でしょうか?(笑)
しかしなんでこれ4ドアのみの設定なんでしょうね。
やはり人気を考慮した結果なのか…プロトタイプは5ドアだったのに。
5ドア派としては少し残念。
6MTで472万円という価格設定もなかなかすごいですね。
価格的にも大人向けということか、6MTでもあの大型リアウイングは付かないみたいですが、
個人的にはむしろカーボンルーフと一緒にウイングもカーボンにして装着すれば
より一層アグレッシブな見た目になってカッコよかったんじゃないかと。
もっとも、登場以降街中で見かけたGVはみんなリアウイングのないGVFばかりなので
みんな思ったほどウイングへの思い入れはないのかな、とも思ったり。
一方のスペックCは昨年もB型に設定されたモデル。
内容を見る限りではB型のスペックCと特に大きく変わるところはなさそうです。
私は街乗りも快適にいきたいヌルユーザーなので標準車の方が向いていると思うのですが、
このフロントバンパーがちょっとカッコいいかも。
今まではC型の顔は4ドア向きで、5ドアには初期型の顔の方が合う気がしていたのですが、
先日C型5ドアの実車を初めて見たところ思ったより違和感がなく、C型も悪くないかな、と。
それでもフォグランプ周りの処理がちょっとくどく感じていましたが、
スペCはフォグランプ非装着なのでスッキリ。
なぜそこに目をつけたかというと、今までも何度か書きましたがGRBは熱が結構厳しい車で、
現状ではラジエター交換とオイルクーラー追加を行っているのですが、
スペースの都合でオイルクーラーがラジエターの前に居座っているため
効率的にはあまりよろしくなさそうなのです。
で、オイルクーラーを右フロントバンパー内に移そうかとも考えているわけですが、
そうするとフォグランプを外さなければならない。
フォグランプ自体の使用頻度はかなり少ないので外すのはいいのですが、
見た目的には初期型バンパーならフォグありの方が好みなのです。
見た目のことを完全に無視すればいいだけの話ですが、
ヌルユーザーなのでやっぱり見た目も大切にしたい。
そこでこのC型フォグなしバンパーが気になるという話なのです。
開口部もとりやすそうですし。
ただまあ、このバンパーに変えるとなるとフロントグリルも交換になるので
結構な出費になりそうなのと、やっぱり初期型の顔も好きなのでどうしたものかと。
今のバンパーも取っておいて気分や季節に合わせて交換すればいいのかも?
そんな保管スペースはありませんが(笑)
ちなみに両車の足回りなどの機能パーツですが…気になるものも多いものの、
実際自分のGRBに乗ると相変わらず決定的と言えるほどの不満がなく、
下手にパーツ交換して現状のバランスを崩すのが怖くて今一歩躊躇してしまいます。
万が一壊れたらその修理ついでに投入、とかはあるかも知れませんが。
壊したくないけど(笑)