
1ヵ月半ほど前、carviewニュースにこんな記事がありました。
アウディ、新型A6に韓国で先行試乗できるキャンペーンを実施
で、このイベント、申込以外にディーラーさんから顧客へのオファーもあったようで、
うちの父にもそんなオファーがあったそうです。
しかしながら父は日程的に仕事の都合で参加不可能。
そこで代わりに息子を送り込むのはどうかと思いついた父がディーラーさんに確認すると、
なんとOKとの返事。
そんなわけで、アウディどころか輸入車のオーナーですらない私が、
どういうわけかこのイベントに参加することになったのでした。
まあ、確かにスバルとアウディは縦置きベースの4WDですし、
どちらもWRCで活躍した実績があるということで共通項はありますが…。
このイベント、当初は久々の海外旅行だなーという程度に考えていたのですが、
想像以上に大がかりかつ気合の入ったものでした。
まず往復の航空チケット代および現地での宿泊、食事などの費用は全てアウディ持ち。
しかも宿泊先は名の知れた高級ホテル。
更に試乗も当初はクローズドコースのみかと思っていたのですが、
リンク先にもある通り現地の一般道も走行するという驚きのプログラム。
もちろん国際運転免許が必要ですが、
それ以上に私は海外での運転なんて経験がないので期待半分不安半分で当日を迎えました。
初日はソウルまで飛び、ホテルまでバスで送られた後は特に何もなく、
用意されていた夕食(ビュッフェスタイルですが豪華でした)を頂いた後就寝となりました。
しかし夕食の会場で周囲の顔ぶれを確認すると、
やはりイベントの性質上ある程度の年齢の方が大半で、若くても30代半ばという印象。
20代のぺーぺーの私はめちゃくちゃ浮いておりました(笑)
そんな中で少し会話した方が自動車業界の人でしかも結構な役職についていたりして、
色々驚かされたり。
2日目がメインとなるA6試乗。
会場の松島(ソンド)地区まではソウルからバスで1時間半ほど。
日本と似ているようで似ていない韓国の風景や、
どっかで見た気がするのに見慣れない韓国車を車窓から眺めつつ、
日本で言うところの一昔前のお台場みたいな松島地区に到着。
拠点となるパビリオンに到着してまず仰天したのは、敷地内に広がる写真のような光景。
この車列、全部新型A6です。
さらに画面外にはパイロンで特設されたスラロームコースがあり、
そこにも新型A6が軽く20台ほど。
おまけに、スラロームコースでの比較試乗用のメルセデスベンツEクラスと
BMW5シリーズも4~5台ずつくらい用意されていました。
そもそもが、パビリオンも、それが建っている真新しいアスファルトで舗装された敷地も、
全てこのイベントのために造られた施設なのだとか。
「The New Audi A6 Asia-Pacific Central Launch」と銘打たれたこのイベント、
日本だけではなく韓国、中国、香港、台湾、シンガポール…などなど、
アジア太平洋地域の各国の顧客から参加者を募り、この場所に招待して試乗させるのだとか。
さらにヨーロッパでも同様のイベントを行っており、そちらではドバイに招待しているそうです。
現在プレミアムブランドのなかでも最も勢いがあると言えるアウディですが、
ここまで気合を入れてプロモーションするとは驚きです。
ジャーナリスト向けの試乗会で海外に呼ぶのはよくありますが、
どこの馬の骨とも知れない一般の顧客を海外まで呼んで公道を含めて試乗させるとは、
本当に随分思い切ったものです。
まずはパビリオン内で新型A6の説明を受けた後、当日のプログラムについて説明および諸注意。
特に慣れない右側通行での公道走行についてはスタッフ側もかなり注意を払っているようでした。
もっとも、写真のA6は全て公道試乗用であり、
これだけの台数が一斉に路上に繰り出すのですから、
仮に右側通行地域に住んでいる人が相手でも気を使うことには変わりなさそうですが。
ミスコースしやすい場所での先導や緊急時のために、
わざわざ韓国で緊急車両登録した新型A6やS4なども用意されていて、
いよいよ大がかりな雰囲気が漂ってきます。
緊張感が高まってきたところで次回(いつになるか分かりませんが)に続く。
Posted at 2011/08/09 21:48:07 | |
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