う~ん。
黙っとこうかと思ったけどやっぱり書かずにはいられない。
でもこれは
あいぽろさんに謝っておいた方がいいかもしれません。
ので、先に謝っておきましょう。
あいぽろさんゴメンナサイ。
さて本題。
実は…
ランエボX試乗しちゃいました。
一人で勝手に乗ってきちゃってゴメーン(笑)
昨日オイル交換を終えた後、ちょっと試走がてらエボXを見に行こうと突然思い立ちました。
で、数日前にネットで調べた、展示車のあるディーラーの前まで行ったのですが…。
「ショールームの照明がついてない…」
どうみてもお休みです。
ショールームの一番目立つ場所にはライトニングブルーのランエボXが輝いているのに休みとは…。
仕方ないので後日また来ることにして帰ろうと思ったその時、
ショールーム手前の対向車線を一台の赤いセダンが横切りました。
レッドメタリックのエボX。フロントドアには「試乗車」の文字。
実は最初行こうと思ったディーラーよりちょっと手前に
別の三菱ディーラーがあるのですが、
検索時にはそこには試乗車も展示車も無いことになっていましたし
実際前を通りかかったときも姿が見えなかったのでスルーしていました。
しかし、すれ違った場所的にどう考えてもそっちのディーラーの試乗車。
速攻でB4をターンさせる私。
そのディーラーに着いてみると、ショールームの前にはさっき擦れ違ったエボXが。
走ってきたばかりなのに、早くも次の人が試乗に出るようです。
さすが注目度が高い。
時刻的には既に夕方で、果たして乗れるのかどうか不安でしたが
ひとまず聞いてみると、なんと次が空いているのですぐに乗れるとの事。
即お願いしました。
試乗車はレッドメタリックのGSR、
ハイパフォーマンスパッケージおよびスタイリッシュエクステリア装着車。
ツインクラッチSST搭載車は11月以降の生産ということで今回は5MT。
最近流行のスマートキーやオートライトも付いて高級車の雰囲気。
垢抜けた印象のインテリアデザインもその印象を助長します。
室内空間は若干横幅が広くなった感が。
ドライビングポジションについては、若干ステアリングが遠い印象。
テレスコピックもありません。
実家のエボ8MRもテレスコはありませんでしたが、
私にはちょうどいい位置にステアリングがあったので何とかなっていました。
でも今回はちょっと遠いですね。ここはCT9Aの方が個人的にはよかった。
エンジンをかけると、静粛性が大幅にアップしているのが分かりました。
実家のエボは、ノーマル時を思い返しても
エンジンルームからのメカノイズの侵入は結構大きかった記憶があるのですが、
エボXはそれから比べるとかなり静かになっています。
ますます高級車っぽい。
5MTはCT9Aの6MTに比べて節度感が増し、ゲートも分かりやすくなっています。
クラッチペダルも軽い。
最初はミートポイントがちょっと探りにくく感じましたが、
低速トルクも十分ありますし慣れれば問題ないレベル。
少なくともレガシィの5MTのクラッチに比べればかなりフレンドリーなはずです。
伝統の4G63に代わって搭載された新開発の4B11エンジンは、
停止状態でブリッピングしただけでも回転フィールが軽くなっているのが分かりました。
道路に出ていきなり踏み込んでみると、強烈な加速G!
思わず
「うおっ、速えぇ~!」と口走ってしまったほど。
ブーストアップしている私のB4の方が絶対的にはトルクがあり、
またブーストがかかり始めると思われる約3000rpm以下では若干レスポンスも鈍いのですが、
それ以上回っていれば踏んだ瞬間応える驚異的なレスポンス&パワー。
そして高回転の伸びも4G63とは別物。
4G63はトップエンドの1000rpmくらいになると頭打ちになっていましたが、
この4B11はレッドゾーンの始まる7000rpmまで一気に回ります。
また、いわゆるドッカンターボのような特性ではなく、
あくまで穏やかに滑らかにブーストがかかりつつ怒涛の加速を見せてくれます。
回転フィールが粗くなることもありません。
高回転の吹け、レスポンス、全体的な滑らかさ、
いずれも私のEJ20を間違いなく凌駕しています…。
アクセルをいきなりオフにしたときの
エンジンが暴れるようなギクシャク感もすっかり影を潜めました。
このエンジンパワーを受け止めるボディもさすがにガッシリ感があります。
足もよく動き、乗り心地も滑らかで快適そのもの。
取り付け剛性の強さが感じられるステアリングは
相変わらずクイックですが、直進に気を使うこともなし。
ただし、ほとんど直線ばかりの試乗コース中唯一と思われる高速コーナーでは
思った以上にシャープに切れ込んでちょっとびっくりしました。
まあ実家のエボ8MRもそういう感じの曲がり方なのですが、
もしかしたら今回の目玉「S-AWC」の働きもあったのかも知れません。
だとしたらちょっと慣れが必要かも。
とりあえず、重くなったボディのネガを感じさせない切れ込み方でした。
他に(本当は良くないことですが)片側2車線を使って
ちょっとスラロームの真似事もしてみましたが、
フロントの動きに対してリアの追従にタイムラグがほぼ全くなく、
まるで平行移動するような感覚でした。
これらの印象に比べるとブレーキは普通な感じ。
効かないわけではありませんが、パッドの食いつきが少々甘いような…。
あるいは初期制動があえて甘めで奥で効くタイプなのかも知れません。
ペダルタッチもこれといって特筆するほどのものは感じられませんでした。
ボディサイズは全幅が約1.8mに拡大しましたが、
全長が4.5mと短く車両感覚も比較的掴みやすいので
混雑した片側二車線道路でもまったく気を使うことはありませんでした。
むしろ日常生活では絶対的なボディサイズよりも
CT9Aから全く進化していない5.9mの最小回転半径の方がネックになりそうです。
また、後方視界も相変わらずリアウイングに遮られています。
この辺りはCT9Aの面影というか、エボらしさを強く感じさせます(笑)
全体的な感想としては、乗り味の高級感、上質さが非常に印象的でした。
静粛性も向上していますし、乗り心地ももはや普通の乗用車。
エボならではの速さや切れ味はそのままに乗り味だけランクアップしたような…。
インプレッサSTIだけでなくレガシィB4すらも相手にして戦える、
いやむしろ凌駕しているのではないかとすら感じました。
三菱、メチャメチャ本気です。
ただ、歴代のエボにあったコンペティションモデル然とした
雰囲気は薄れたようにも感じます。
現在はWRCへのワークス参戦もしていませんし、
そもそもWRカー規定によってベースがエボである必要もなくなった。
もはやWRCのイメージで売る車ではなくなったのでしょうね。
そういう意味では、今回のエボXは
ロードカーとして「EVOLUTION」したモデルであり、
ランサーエボリューションとしては「REVOLUTION」のモデルなのかもしれません。
ひとまず三菱自動車の皆様、
「ランエボXちょっと微妙じゃね?」とか知った風な口きいてスミマセンでした。
ランエボXすごかったです。