
4回目の車検に際して、エンジンの型式が変わってしまった為、構造変更申請を合わせて行っていた車が、本日無事に戻ってきました。
当初2週間程度かかる予定でしたが、さすがはプロの車検屋さん。事前に準備を進めていた書類審査も含めて一発合格。1週間経たずして車が戻ってきました。
写真は新旧の車検証。左が旧、右が新です。
ご覧の通りですがエンジン換装を行った証、<改>の文字が新しい車検証の型式欄に記載され、
GF-U30 →
GF-U30改
と男の<改>の文字入り車検証となりました(笑)
車両の型式の他、原動機の型式もKA24 → SR20に当然ですが変わっています。
(ターボであってもNAであっても一律、SR20と言う原動機型式になります)
車両重量ですが、車内から下ろせるモノは全て下ろして(フロアマットなども下ろしました)
何もないドンガラ状態で出したと言うのは前回のブログに記載した通りですが、結果は100kg増の計測値となりました。
これは元々、車検証に新車登録されている時点での重量がメーカーの登録値であり、オイルやLLCが入っていない状態と言った実態を伴っていない値が記載されている為、実際にはどの車も100kgは軽い数値となっているため、すっぴんのU30(CⅠ)で実際に測ってみるとこのぐらいにはなるはずとのことでした。実際に納車直後の車を持って行って測ると車両重量がこのぐらい増えちゃうそうです。重量税対策なんでしょうが、何かインチキくさい登録ですね。
むしろこの実測重量であるなら、車体剛性を上げたり、後付パーツをつけてしまうと、かなり軽量化もしないと出ない値とのこと。実際に増減の要素を抜き出してみました。
数字はざっくりの値ですが、増の方は多めに見積もっています。配線の重さとかイチイチ測っていないですし、細かい追加パーツがありますからね。
<増加> 概算で160kg
ロールケージ → あれだけ頑丈な鉄の鳥かごですので50kgは増加しています。
その他剛性パーツ
→ タワーバー、ロアアームバー、ウレタンなど。10kgはあるかな?
ラジエータ → 純正はアルミ1層。なれど銅3層に強化した為、15kgは増加
中のLLCも増えてるのでそれも含めています。
補器類 → インタークーラー、オイルクーラー、ATFクーラーなど。
配管などを含めると30kgは増えている予感・・・
CPU系 → 後付と言うことは当然、重量増。他にもナビやオーディオもメーカーの
登録時重量には含まれていないので、これらで推定20kgは増加。
ディフューザー → 付けた状態で構造変更を通しているので、これも増加要素に。
いくらアルミと言ってもさすがにあの大きさなので20kgは・・・
その他 → 後付のメーターなど。推定10kg。こんなのでも数が揃うと・・・
<減少> 概算で160kg
エンジン → 実測で80kgの減。ちなみにかたつむり付きの状態です。
シート → レカロ導入により実測で22kgの減。
純正の回転対座、使えない上に重すぎです・・・。
フロントバラスト
→ 実測で6kgの減。オイル・ATFクーラーを導入した際に何故か
フロントメンバーに取付けられていた謎の物体。恐らくバランサーと
思われますが、U30でも付いている車と無い車があり、理由は不明。
無くても問題無いと判断されたため、撤去しました。
スペアタイヤ → ディフューザー装着時にアーム類と合わせて撤去。10kg。
あってもフロントにはブレーキが当たって使用不能だし。
キャリパー → 何とこれで6kgの軽量化。ちなみにローターはトントン。
マフラー → センターからテールエンドまで一括で15kg。
チタンマフラーは一括で7kgしかないんです。純正は20kg超。
純正車載工具 → ジャッキなど合計で10kg。工具を常時積んでるので不要。
ホイール → 不明ですが元は鉄チン。推定で1つあたり1kg程度か?
大体こんな計算をしていくとつじつまが合ってきます。間違っていても若干増の方が多い程度でしょう。軽くする方向にもかなり気を使って手を加えてきていますので、すっぴんとトントンぐらいには計算するとなります。まだボンネットのカーボン化やエキマニ強化、シートの更なるレカロ化などで軽量化の方向の道も残っているので、例えロールケージの点数を増やして再強化の方向に進んでも、このぐらいの重さを維持できそうです。
さて、これで晴れて公的にも堂々と走れる車となりました。
プレサージュの血脈はU31後期をもって途絶えてしまいましたが、私の愛車は旧型のU30前期と言えど、まだまだ現役バリバリ。これからも大事に乗り続けて行きたいと思います。