2014年11月12日
ビルケンのサンダルを複数所有している。
一様に右のカカト周囲が磨り減っていることに気付き、最初は修理してもらおうとおもい、ネットを調べてみた。
すると、一足で4,000~5,000円程度はかかることが分かった。
もともとネットで、5,000円程度でネット購入した格安サンダルに、買ったのと同じような金額で修理するのはエコロジーだとは思うが、財布には優しくないように感じた。
そこで、ネットなどを参考に、安く道具をそろえて自分で三足修理することにした。
新規に購入した道具…1,000円程度
ボンドG17、500円位…20mlを使い切り、170mlを追加購入したので、沢山修理する場合は最初から170mlで良いかも
靴のカカト修理キット100円位…百円均一で購入、2つ入っているので、それで右足3足分が足りた
木工用ボンド100円位…百円均一ので購入、コルク層の修理に利用予定
家にあった道具
プラスチックのカップ(アイスなどの容器)、アイスをかうと貰える木のスプーン…G17ボンドが結構垂れるので、セットで使用した
わりばし…G17ボンドが乾燥すると一層粘着性が増すので、そうなってから操作したいときに使用
歯ブラシ…使い古しのものを再利用して、ほこりなどを取り除く
はさみ…意外とソールやインナーソールの革が伸びたりして、見苦しくなっていたので、ハサミで切り落とした
カッター…磨り減ったソール部分を切り落とす際に利用した。温めなくても、出来上がりは少し雑になるが、カッターで対応出来た。張り付けるカカト修理キットと地面の接地面のカドを落としておくと更に歩きやすいと思う。
新聞紙、雑誌、箱…カッターやボンドなどを使うので、作業する机などを汚さない、傷をつけないために使用。ソールなどの切りくずが出るので、ゴミ箱的に使える箱も用意した。
注意点
G17ボンド使用時には、換気に十分注意する事。
作業フロー例
①きれいにする…雑巾などで水拭き、ファブリーズ、使い古しの歯ブラシなどでホコリを取り除く、伸びた革やソールの端などをハサミなどで取り除く、等
②サイドストラップとソールの間を接着…ここのすき間に結構ホコリなどがたまっているので、歯ブラシなどで取り除いてボンドを入れる⇔乾燥を繰り返す
③つま先、カカトの修理…コルク層が結構痛んでひび割れたり、インナーソールがめくれあがったりしているので、ボンドで接着⇔乾燥を繰り返す
④ソールの修理…百円均一の靴のカカト修理キットを用意して、磨り減った部分と交換するのだが、カカト部分は少し厚くなっているので、小さく分割して接着すると良いと思う
⑤補強…ボンドの説明書にあるとおり、接着と乾燥をくりかえして強度をあげるが、試し履きをして、必要な箇所にボンドで補強
⑥目隠し…使ったボンドが黄色なので、ソールの黒にあわせてマジックペンなどで目隠しする
⑦コルクを使う…コルクが無くて今は出来ていないが、コルクがあれば、木工用ボンドなどでコルク層の外側を補修出来ると、より良い仕上がりになると思う
正直、手間はかかるが、3足15,000円かけるのも正直、財布に優しくないので、自分としては満足している。1,000円程で3足、半年か一年寿命が延びれば儲けもの、と思っている。
Posted at 2014/11/12 09:46:29 | |
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