シンコー ゴールデンボーイSR244  

●諸元（前輪）
○タイヤサイズ：3.00-21 51L
○外径：27.6in（約701mm）
○幅：3.15in（約80mm）
○標準リム幅：1.85in
○適応リム幅：1.60～2.15in



　オフロードにもオンロードにも幅広く対応するデュアルパーパス用バイアスタイヤ。ジェベル125の標準タイヤと同様に、どちらの性能も程良く併せ持っています。韓国製のタイヤですが、グリップや耐摩耗性は125ccでの使用なら可もなく不可もなしかと思います。
　入手時、前輪に履かせられていました。このタイヤにはジェベル125の標準サイズが無く、当時のオーナーは3.00-21を選んだ様です。標準タイヤより太くなりますが、車体各部との干渉は有りません。また、タイヤが太くなった事によるハンドリングの変化や燃費の悪化は殆ど感じられません。
　尚、前後で銘柄の異なるタイヤを使用した為、本来の性能が出ていないと思われるので、評価は参考程度に止めて下さい。



●路面とタイヤの相性
○舗装路：★★★★☆
○未舗装（良好）：★★★★★
○未舗装（一般）：★★★☆☆
○未舗装（軟質）：★☆☆☆☆
○未舗装（泥濘）：☆☆☆☆☆
※空気圧は、舗装路では約147kPa（1.5kgf/cm^2）、未舗装の場所では約69kPa（0.7kgf/cm^2）に設定。



●長所
○タイヤが太くなった事で、安定感が増す。
○タイヤが太くなった事で、見て呉れに迫力が出る。
○安価。

●短所
○後輪には標準、又は互換の利くサイズが設定されていない。
○オフロードに対応しているとは言え、荒れの少ない道が限界。
○後輪に履かせられていたブロロD603（ダンロップ）はオフロード重視のタイヤだが、舗装路でも当タイヤよりグリップが良い様に感じる。
○速度記号がL（120km/h）。ジェベル125では関係無いが…。

●備考
○新車時に装着されているタイヤはトレールウイングTW19（ブリヂストン）。
○前輪は標準サイズと互換の利く2.75-21も有り。
○シンコーは日本の企業らしいが、大半は韓国向けに製造している様だ。
○後輪に履いているブロロD603（ダンロップ）については「関連する記事」を参照の事。



関連情報URL：http://www.shinko-ltd.co.jp/motorcycle/tire/244.html