何時の頃からか、出不精な私が参戦するようになったイベントがあります。
ついにアラフィフを迎えた私が、前日の仕事(7:00〜18:00)→作業(19:00〜23:00、詳細後ほど)からの、夜通し出立(25:00〜)しようとは・・・
多少の打算はあるものの(布団で寝たら、起きる自信がない)、我ながら年齢を忘れた思いつきには呆れます。
諏訪湖SAまで一気貫徹、作業後に晩飯を食べたばかりなのに、「こんな時間に、食堂やってるんだ!?・・・じゃあ、腹減ったな」とて、信州味噌ラーメン(大盛)を平らげ、ここで車中泊に入ります。
出立前の作業が、それなりに成果を出せたための高テンションで冷えも感じず、半袖Tシャツ1枚でここにいる事に気付く。
「あれ、いま、寒くね?」
たまたま車内にあった、羽織る半袖シャツを掛布団代わりに、眠りに就くのでした。
そして・・・
やってきました、『カーフェスタ諏訪湖』!
※2022年撮影
このイベントの面白いのは、かつてドラマのロケ現場にもなったことがある廃工場内に集・・・
あ、あれ!?ここで合ってる!?
・・・カーフェスタ諏訪湖だ・・・
廃工場、ついに解体になる(なった?)そうです。
最高の環境でしたが・・・こればかりは仕方のないことでしょうか。
だがしかし、この日は絶好の秋日和、陽も風も気持ちが良いわい!
お出迎え27レビンが、この日の空気を象徴しています。
さっそく目を釘付けにした切り込み隊長、三菱フォルテです。
トラックと侮るなかれ、スポーツカー顔負けのコックピットです。
この頃の三菱は、エンジンにも名前を付ける、より一層、想い入れが湧きますね。
さて、我々も陣取りまして・・・ん?
・・・!!
皆さんは初見、違和感を感じ取れますか?
来ましたよ・・・
俺たちの3Sー“FE”!!
くそう!やられた!おいしくてくやしい!
でもよくやった、それを待ってた!!
トルクフルで実用性バツグン、似合い過ぎるだろ!
カロバンにはFE、働くカロバンにこそFE!よく解ってる!!
その佇まいは、もはや『そのグレード』。
「へぇ、カロバンに『SE73』って型式有ったんだ」
そうなんです!
インマニ・・・TVIS!?
サージタンクに傷が付いていたそうで、それを隠すのにちょうど良かったそうです。
・・・!
それだ!!
もう、作っちゃおうよ!!
早々に結論付けてしまって申し訳ない、身内ながら、私の『今日イチ』が決まってしまいました。
右手に3SFEカロバン、左手には・・・
また何とも、素敵な違和感が・・・
我がカローラは、働き者たちに挟まれて、肩身の狭い遊び人に見えてきます。
ご近所には、名門の誉れ高き、しかし、人懐っこいお顔のポルシェ911が。
リヤへのなだらかなラインもさることながら、左右からお尻へ向かう丸いフォルムが、なんとも美しい・・・
個人的に羨望の眼差し車両、ヨタハチを入手、手掛ける日は、私には来るのでしょうか・・・
リトラーズ、ハチマルスポーツを語るには、どちらも欠かせない存在です。
「もしかして、新古車ですか?」
思わず聞いてみたくなる、極上でした。
ドライバーズシートに座れば、それは誇らしい気持ちになれることでしょう。
『ガラパゴス』などと嘯いたのは、どこのどいつだ?
今や世界をも熱狂させる日本の誇り、『軽トラ』2選。
この頃は各メーカー、実に表情豊かです。
この日の最年長・・・かな?
「私の9歳年上の、Rー2です」
と言い回っている自分が恥ずかしくなります。
この意匠(もしくはフォント)が、愛らしい!
お隣のアズキカラーズのNコロ。
絆創膏も、立派な鈑金素材です。
殊、働く車が多く展示されるこのイベント、この日は愛の使いが来訪されています。
THE・バブルの申し子たち。
バッチバチのライバル関係、今は『オール・ジャパン』(これはこれで頼もしいのですが)なので、こんな戦いは見られなくなりましたね。
若者「ハチロク乗ってるんです!」
おじさん「おー、楽しい車選んだね!・・・“AE”じゃ、ないよね?」
若者「?ハチロク、ですけど?」
ここではAE一択、おじさん、安心。
こちらの超極上GTV、当時ナンバーながら、あっぱれの数字でした。
・・・言えない、見せられない!(><)
ひい、ふう、みい、よお・・・
何千万円・・・
小市民です。
オーナーには、プライスレス。
この青空には、赤が映える!
(サイドデカールを見る限り)手前ターボ、奥がNAです。
FJ20のNAってのも、一度手掛けてみたいものです・・・
詰めに詰めて、12インチホイール!
必要最小限のエンジンルーム。
いかにも“ユニット”と呼ぶのが似合います。
内装、本来計器はドライバーに見られてナンボです。
車ってのは、目で見て、音を聞いて、身体で感じて、状態を確かめて、状況を予測して動かす物です。
前だけ見てりゃ運転できるなんて、あり得ない、あってはならない!
と思うと、急にインパネが気になりだしました。
シンプルながら、視認性も良く、デザイン性も高い。
この頃のインパネは、見飽きないですね。
そして、このイベントの定番、集まれ現役労働車たち。
皆さんご苦労さまです。
会場の都合なのか、大型クレーン等の特殊車両は無く、“いかついあんちゃん✕無垢なちびっ子”の、『お兄ちゃんといっしょデモンストレーション』コーナーも、ありませんでした・・・残念。
あれ、名物になると思うんですけどねぇ・・・
この手のイベントといえば、駐車場からも目を離せません。
私的『P1グランプリ in LakeSUWA』ポールポジションは、激レア・ベレット・ファストバックです。
古舘伊◯郎「まさにこの秋空から、カーフェスタ諏訪湖のピットへと舞い降りたようだ!さあ試されるぞ、ピットクルーのチームワークに刮目だ!7秒3!ピットレーンからファストレーンに入りま・・・おおっとぉ!どうした、なぜ会場に入らない!?」
走りの勇名高きアルファ・ロメオは、エレガントにも抜かりがありません。
古「なぜ会場に入らない!?」
その駐車場の先には・・・目前にLake・SUWAがあります。
広さはLake・BIWAに譲りますが、標高の高さなら負けねぇぜ!
こんなに諏訪湖寸前なんだから、例えば
『大型クレーンで、諏訪湖の底からお宝を拾い上げよう!』
なんて、ダメ?
湖面を通り抜ける風に吹かれながら、次回の参戦車両を考える。
課題山積、アレ(祝、タイガース日本一)もコレも、まずは動くようにしなければ。
『暑い秋』で、『熱い秋』を満喫したのでした。
また会おうぜ、Lake・SUWA!!
主催者「また、来年もやりたいと思いますが、またここになるか、霧ヶ峰になるか、まだ分かりません」
き・り・がーみねーーー!?
なんて流浪のイベント・・・>(´Д`;)
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2023/11/06 18:33:41