極めろ!3SーFE! そこ!何がオカシイ!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
愛車グランプリ2021の結果が出ましたね。
我がカローラも、15もの清き票をいただきました、この場を借りて、御礼申し上げます。
来年は、どうしようかな・・・?
さて、先日のサンエスKどぼん、湯冷めしますよ~、そろそろ上がってください~
3日ほど浸けっぱなしでした。
上げてからは、簡単に拭き取り、自然乾燥していました。
サンエスKで3S洗浄だけあって、よく汚れが落ちました。ハハハ
え?
あ、カーボンはブラッシングしましたよ?
2
ピストンリングプライヤー!
わー、久しぶり~!
いつ以来かな~・・・
R-2で使ったっけ・・・最近すっかり記憶力が・・・
さて、評判の悪い3S-FEのピストンリングですが、パッと見はキレイなものです。
とは言え、キレイなら圧縮が保てるものでもなく、キレイならオイル上がりを防げるものでもなく。
リングの開きが小さい?経たりは間違いなくあるのでしょう。
3
ピストンリングの溝のスラッジが、しつこく残っていました。
先ずは使い古しの歯ブラシで磨違いますよー、ブラシの茶色は、私の歯垢ではありませんよー
磨きます。
さらには、オイルリング溝のオイル穴は、ジェットほじりでほじほじします。
4
・・・ん?
んあぁぁぁ!メタルが・・・メタルがあぁぁぁぁぁ!!
目?特に問題無いですけど?
そんなことより、サンエスKの成分?がこびりついて乾燥してしまった・・・
しかも・・・
オイル穴横が、えぐれてるじゃん!!
どうするよ・・・!?
5
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・3S-FEなら、大丈夫か。
では、こうしましょう。
メタル表面は、磨く!
サンエスKのザラツキは、概ねスコーライトホイールで磨き落とし、さらにはバフ掛けして、鏡面にしましょう。
メタル表面を鏡面にしていいのか?
3S-FEなら、いいです。
オイル保持できるか?
3S-FEは、ドライスタートに強いです。
そして、磨いた結果、クリアランスが基準値を越えたら、交換を検討しましょう。
クリアランスが限度値を越えたら、交換を検討しましょう。
交換を検討しましょう。
検討しましょう。
一考しましょう。
思いやるとしましょう。
クリアランス計測か・・・プラスチゲージ、あったかな~・・・?
6
あった。
わー、懐かしい!
いつ以来かな~・・・
2GR組む際に使ったっけ・・・最近すっかり記憶力が・・・
このバーコードバトラーでも読めなさそうな紙に包まれた、細~~~い糸が、それです。
「私たち、青い糸で結ばれているのね♥️」
蝋のような素材でできていて、すぐに潰れ、すぐに溶けます。
「・・・・・・ピストン、入れるね」
7
クランクピンに置き(エンジン直立しているのに、僅かに付着している油分で、落ちませんでした)、コンロッドキャップを嵌め、ナットを締めていきます。
トルクは450kg-cmで統一しました。
締めたら直ぐに緩めます。
そして、キャップを外し・・・え、トルク?
4AGも2TGも、それくらいですよ?
3S?
3S-GEは、305kg-cmと、もう90度(塑性域締め付け)と、整備書にありました。
3S-FE?
3S-FEなら、大丈夫です。
8
潰れ具合はどうか・・・
0.051くらいか!?少なくとも0.076よりは潰れている(つまり、隙間が小さい)!
基準値は・・・0.047?
でも限度値は0.080だ!
3S-FEなら大丈夫だ!!
4ヶ所とも計測(画像は代表で1番)・・・
いずれも0.076よりは潰れている!
箇所によっては、0.051よりも少し潰れている!
3S-FEならOKだ!!
いや~、さすが3S-FE、トヨタを代表する頑丈エンジンだ、多少クリアランス広くても何ともないぜ!
え?それ3S-GEの整備書?
3S-FEの整備書持っている素人なんて、聞いたこと無いぜ!
え?基準値が違う?
GEで大丈夫なら、FEはもっと大丈夫だ!!
万全だ!これで組み込みます!
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