3SーFEを絞り出す2023年
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
かつてエンジニア達は、僅かな出力向上をも目指して、寝食も忘れたとか。
その志を忘れてはならない!
私もエンジニア(ごっこ)として、技術の進展に貢献せねば!
今回、いろいろな偶然が重なって、迎え入れたこの3SーFE。
え?もっと新しいエンジン買え?
セリカちゃんにとっても、これはもはや運命に相違な・・・え?
お金無いもん・・・
あーあ、どこかに8AR(現行スープラの4発エンジン)落ちてないかなー
話が反れましたが、この3SーFEは、GEを凌駕する(出力は置いといて)レスポンスを実現させてやりたい!
そこでNAの華、4連スロットルを導入しましょう。
スロットル・・・カローラの2GRも含めて、いろいろ探しました。
入手、即ゴミもありました。
ヤフ○クの画像とにらめっこしながら選びました、ZX14のスロットルですニンニン。
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いわゆる2バレル式・・・と言えば良いのかな?1体で2口ある型です。
同調が楽ですね(スロットルシャフトがヤラれていたら、手遅れですが・・・)。
問題は、その2口の中心間距離です。
多少の誤差は、インマニアダプターの作りやインシュレーターで誤魔化しは利きますが、誤魔化しが大きければ大きいほど、精度が問われます。
こちらと素人じゃあ、真っ直ぐ穴開けて、真っ直ぐ吸わせるべし。
で、肝心の距離は・・・
おお!多少中心寄りながら、見事にポート内に収まっている!
当たりだ〜!!
もちろん、インマニ真ん中の距離は、全く合っていませんが(3SーFEって、1、2気筒と3、4気筒の間が、ずいぶんと空いています)、だからこそ2バレル、離せば良いんです。
それは後ほど〜
3
入手したスロットル、価格を反映するジャンク品ですが、チョーク用バタフライ?が3つ外されており、もう1つも外そうとしたのでしょうが、ネジがナメて、諦めたようです。
大丈夫!破壊しました。
欲しい部分には、支障ありません。
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真ん中で切り離し、3SーFEのインマニガスケットと合わせてみます。
イケる・・・!
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では、インマニアダプターを製作します。
ガスケットを載せて、輪郭を描きます。
それだけです。
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エンジン側(ガスケット参照)と、スロットル側(インシュレーター参照)で、重なる範囲をポートとします。
どちらも丸穴ではなくオーバル穴・・・
穴をズラして重ねる、ホールソーの歯を痛める(というか、本当はこんなことしちゃいけないですよね?)方法で、掘っていきます。
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ガスケットと合わせて確認・・・良いでしょう!
この状態では、ポート内壁はスジだらけ、かつ、穴と穴の重なり余白?が突起になっています。
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均します。
リューターでシコシコと・・・
流速上がってくれよ〜・・・
痛快にブン回ってくれよ〜・・・
と、願いを込めながら。
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さて、2つのスロットル間の距離を、いかに適正に出すか。
インシュレーターを装着したスロットル2体を平らな場所に置き、ガスケットに合わせて離し、本来の固定箇所が、どれだけ開いたかを計測します。
25・・・6ミリくらい?
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スペーサーを噛ませば、間は開きます。
このスペーサーも、まさかスロットル間を離す部品に使われるとは思ってもいなかった?
25ミリスペーサーを噛ませて、固定ボルトを締め込んでみます。
ガスケットを当てて・・・
ん〜〜〜〜〜・・・
少し内寄りか?
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後はワッシャーで調節します。
M6ステンレスワッシャー、約1ミリです、まずはスペーサーの左右、2枚ずつ(固定箇所は2箇所)挟みますと・・・
あっ、離れすぎました、では1枚に変更すると・・・
よし!これで良いでしょう。
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続いて、インマニアダプターにインシュレーターの固定ボルト穴を開けます。
インシュレーターを着けたままのスロットルを裏返し、インマニアダプターを乗せ、ポート内部を合わせます。
コレを基準として・・・
裏から覗き込んで、インシュレーター外殻をペンでなぞります。
穴を開けるなら、アナログに限るね!
最強寒波が到来するそうですね!
備えは万全にしておきましょう。
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表向けて・・・描き足します。
ポートとの重なりが間違いなければ、インシュレーターのボルト穴を印します。
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最近は、すっかりオートマチックポンチを愛用するようになりました。
先ずは、外側から穴を開け、タップを掛けます。
仮固定で様子を見ます。
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1、2と3、4の、それぞれ外側ボルトを優先で付け、ポートと合わせ確認、良ければ内側2箇所にボルト穴を掘ります。
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このインシュレーター、かなり近接していますが、さすが純正、絶妙なオフセットです。
ひとまず、インマニアダプターは完成〜・・・かな?
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続いて、本体の加工を施します。
本体無加工!
・・・がベストですが、加工した方が手っ取り早いので、やっちゃえ〜
具体的には、ISCVと、負圧取り(バキュームセンサーやフューエルレギュレーター作動用)の配管が必要となります。
このスロットルを観察すると、インジェクター穴の横と、裏側に負圧取り出し口はあります。
ただ・・・細過ぎます。
上(インジェクター穴横)は、同調計測用のサービスホールにするとして、裏側のニップルは・・・
なんと!?上よりは太いと思いきや、キャップを外したら、通路は狭い!
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ならば、穴拡大します。
本当にピンホール程度しかない・・・
まず2.5みりドリルで中心を拡大、その後、ひとまず4ミリドリルで様子を見ま
° ° ( o )
ヌケタ(´Д`;)
2勝2敗・・・
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もう全部抜く!
ついでに拡大して、アルミパイプを圧入します。
外径8ミリパイプを圧入すべく、とりあえず5.6ミリドリルで揉むと・・・ぐえっ、やべぇ!バタフライ接地箇所とスレスレ!?
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こりゃいかん・・・急遽、外径6ミリのパイプに変更します。
でも、内径4ミリ強では・・・ISCVの吸い込み口としては、物足りない・・・
どうしたものか。
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パイプ内径を、少し拡大します。
と言っても、5ミリが限度かな・・・
スロットル側を、5.9ミリドリルで拡大し、パイプはオイルストーンで、少しテーパー状にします。
叩いたので、若干曲がりました(TT)
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うーん、5ミリか・・・
排気量にもよりますが、ISCV取り込み口は、せめて6ミリは欲しいところ・・・
そこで、インジェクター穴を活用することにしました。
1/4PTタップで溝を切り、ここにニップルを立てます。
また、スロットルバタフライ手前の、チョークバタフライ?を抜いた跡の穴に、1/8PTタップを掛けておきます。
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さて・・・肝心のスロットル同調リンクをどうしようか・・・
適当な鉄板で伸ばしてリンケージに噛ませます。
平板では曲がりそうなので、アングルを使います。
ぼちぼち時間となりました〜
と言っても、安定の投稿遅れです。
溜まりに溜まっています、ドンドン吐き出さねば・・・
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