そうだ、マフラーを作ろう(ダルマセリカ編、第4幕)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
マフラー製作、ここで趣向を変えて・・・リアピースを作り始めます。
え、行き詰まった?ちち違いますよ!パイプのレイアウトを確定させるためにも、先に後方を決めてしまおうというだけですよ!
マウントに悩んでいるとか、そんなのどうにでもなりますよ!
どうにかしますょ・・・
実はこれ・・・もう5年以上前に、カローラ用に製作(未完成のまま保留)していたサイレンサーです。
え、出口パイプに違和感がある?
いろいろ盛り込もうと企んでいました、後ほど。
当初、7AG(1800cc)から3S(2000cc、もちろんGEですよ)にでも載せ換えようかなと、それに合うように企画した物です。
まさかその後、2GR(3500cc)なんて載せることになろうとは・・・
当然、アンダーサイズ過ぎるので、お蔵入りしていました。
少し前まで、傘立てになっていました。
2
だいたいのサイズで・・・
全長45cm、直径16cm。
青矢印に仕切り板が入っています、画像で上から1室、2室、3室として・・・
1室、9cm膨張室
2室、28cm消音材付パンチング通路
3室、8cm膨張室
としています。
黄色パイプは、3室から、出口までストレートで直通、2室はパンチングパイプで、グラスウールやステンレスウールで消音を狙います。
3
前頁の赤色パイプは、3室に入り、2室をパンチングパイプで通り、1室では、入口/出口を互い違いにして、排気干渉を促します。
黄色パイプは、50.8Φ(青文字にしちゃったけど・・・コチラを“出力パイプ”と呼ぶことにします)、赤色パイプは、38Φ(緑文字にしちゃったけど・・・コチラを“消音パイプ”と呼ぶことにします)に設定しました。
4
これもかなり古い画像です・・・
セリカちゃんのシャーシが、まだ赤くなかった頃に当てがってみたものですが、全長45センチ、直径16センチは、ベストサイズと言っても良い容量だと思います。
もしかして・・・当時、将来ダルマセリカを手に入れる前提で作り始めていたのか!?
5
もちろん、デフ上にします。
コンビニにも、踏切にも、何も気にしないで入れてこそ、真の(カズ〜ヤ王国)公認車となります。
6
実は、まだ3室の外側仕切り板は、溶接していませんでした(この短いパイプが溶接された板も、5年以上前の製作部品です)。
このパイプが、外径57Φ(内径54Φ)という、ビミョーなサイズ・・・
たぶん、「3SGなら、メインパイプ径60.5Φ、メインサイレンサーに入るところで若干締めて、消音を狙おう」という魂胆だったのでは、当時の私よ?
だから57Φ(60.5Φパイプなら、内径が程よく差し込める)にしたのでしょう。
違うよ、当時のカズ〜ヤ君、メインのまま入れて、サイレンサーの出口で締めなきゃ・・・
ただ、今回のセリカちゃんは、メインが50.8Φ、54Φを挟んで差し込まなければなりません。
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このサイレンサー、確か『オールステンレス』で製作していたような・・・?
そういえば、ステンレスの溶接ワイヤーが残っているんですよね・・・
よし!その意志を継ごう、ここで使い切ってしまおうか!
錆びないのは良いのですが、100V溶接機には、火力が足りないのですけどね(一応、この溶接機では“使用可能”とされてはいます)・・・
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仕切り板の溶接“しろ”を、程良く面出しして、溶接に臨みます。
実は、この仕切り板も、工夫・・・というか、取り付け“位置”にポイントがありますが、これも後ほど。
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このサイレンサーの外板は、1.5ミリ厚のステンレス板、とてもとても、手では曲がりません。
まして、ロールなんてできっこありません。
そこで、自作SST、廃ラッシングベルトを改造して、締め込めるように改造してあります。
ただし、溶接は金具が接している箇所限定ですので、時間がかかります(溶接の度に、ベルトをずらします)。
それでも、これで3本ほど、サイレンサーを製作しました。
こんなのでも、何とかなるものです。
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こちらは出口側、こちらも未完成のままでしたので、同様に一周溶接します。
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さて、先ほどの仕切り板の位置とは・・・
入口、即、出力パイプに向かって、ではなく、3室をしっかり膨張室として活用する、消音パイプの方もしっかり活かすために、少しオフセットさせて着けます。
できたら、画像黄色線のように、仕切り板の消音パイプ先辺りを外側に膨らませられたら、より流れが滑らかにできたのですが・・・
ああ、油圧プレスが欲しい!
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ここで、ギミックを入れます!
カローラですっかりハマってしまいました、電動バタフライを、出力パイプ出口に装着します。
だから、出口2本の高さに差をつけていたのですね。
イメージとしては・・・
限りなくストレート構造に近い出力パイプ側、この出口を電動バタフライで閉じると・・・
『出力パイプ』が、『消音チャンバー』へと変貌します。
けっこう、劇的に消音できるのではと、妄想しています。
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外板をロールして・・・
ほんの僅かに足りませんでした(><)
ちゃんと計算したんだけどなぁ・・・
直径16センチ✕“およそ3”
あっ、こんなところに、ステンレスの廃材が!
長さは、全く足りないけど・・・
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幅はあるので、二分割にして、長さ倍増計画。
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それ以上に・・・
繋ぎ目の凹凸の差が激しい!
とりあえずラッシングベルトで締めてみますが、この2室、全長が28センチもありながら、途中に仕切り板等はありません。
“押さえる基盤”となる物が無いのです。
それ故、押し込んでもその状態で固まらない、それこそロールなんてしてくれません・・・
どうすれば・・・
叩きました。
平たくなりました。
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今にして思えば、1室の内壁に一周、パンチング板抑えで、グラスウールを入れても良かったかなあ・・・
出力パイプ、ここまでパンチングパイプにしても良かったかなあ・・・
溶接、せめて外側だけはスチールにした方が良かったかなあ・・・
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では、足りない溝を埋めていきます。
なるべく均したけど、この微妙な波打ちが、後々大問題を生みます。
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とりあえず、溶接箇所の表面を剥がします。
毎度のこととて、先ずは点付け溶せ・・・
ペロッ
溶かせよ!!
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ならば、連続点付けだっ!
だいぶ外したけど・・・
ペローン (´o`)
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もういい!
連続でやってやれ〜!
バパパパパ…
弱々しい・・・
スチールならバババババッ!て言うのに!
ベロリンチョ (´Д`;)
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もういい・・・(-_-メ)
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そして、この溝埋め板、もう再利用は厳しそうです・・・
削り落とすには、盛り過ぎました・・・
剥がしてしまえ〜!
余剰材、あるの!?
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コレでどうか!?
曲がりは修正するべし!
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バババババッ!
どうだ、コレがスチールの火力だぁっ!
ああっ、溶け過ぎだっ!(´Д`;)
パイプが薄過ぎる!
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もー、熱で浮く浮く。
叩いて溶接、振動で崩れて、叩いて溶接、穴開いて溶接、もう隙間は溶接盛って埋める、浮く浮く、叩いて溶接、振動で崩
ガタガタ
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