今日は某ディーラーに行ってみました。

かつてはフライングブロックと呼ばれた、スウェーデンのV社です。
お目当ては、Cセグメントに相当するV40。

コレです。
このモデルはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2タイプが有り、なかでもディーゼルエンジンはかなり評判が良いので興味が有りました。
まずはガソリンエンジンのモデルから。
1.5Lのターボ、いわゆるダウンサイジングターボですね。
パワーは152PS、トルクは250Nm、ミッションは6速AT。
乗ってみると、SPEC以上に十分パワフルです。ガソリンらしく静かだし振動もないし軽やかに上まで回るし、文句なし。
でも、次に乗ったディーゼルエンジンはそれを遥かに超えていました。
2Lのディーゼルターボで、馬力は190PS、トルクは400Nm。ミッションは8AT。ガソリンの方もそうですが、DCTではなくてトルコンATです。なんでも、前のモデルはDCTだったんだけど、今回あえて新設計のトルコンATに変えたんだそうで。そのATミッションはアイシン製です。かなり自信が有るミッションだそうです。
乗ってみると、SPEC以上にトルクを感じます。軽く踏むとドカーンと加速していきます。これはかなり気持ちイイです。今までのディーゼルエンジンから受ける重ったるい印象は全くありません。
ディーゼル特有のガラガラ音や振動も、アイドリング時以外はほぼ気になりません。クルマに詳しくない人なら、ディーゼルとは思わないでしょうね。
そもそもこのディーゼルエンジン(D4と呼ぶ)は上のクラスにも載せられているモノなので、V40としてはかなりオーバースペックなんでしょう。結構なジャジャ馬感が有って相当に面白いです。
いやー、D4いいわー。
ハンドリングは、混み込みの熊本市内では良く分かりません。ただ印象としては、スポーツカーというよりはGTカーって感じを受けました。これはこれでキライじゃないですね。
ボルボと言えば安全性!という感じですが、そっちももちろん抜かりはないです。面白かったのがACCっていうクルーズコントロール。設定すると、渋滞路でも勝手に車間を取って走ってくれます。アクセルもブレーキも踏む必要なし。イマドキのクルマって凄いのね…。
(オレなんてハイエースに後付のクルコン付けただけで喜んでたのに)
全体の質感も悪くないです。すごく良いとも思わなかったけど。
あ、でも、シートの出来は良かったですよ。コシが有るけど優しい感じ。これなら腰痛にならなさそう。
オールオーバーでかなり気に入ったんですが、惜しむらくはデザインかなぁ。
後ろは割と個性的で好きなんですが。

前はちょっと平凡だよね。ヘンじゃないけどね。
でも、クルマとしては相当気に入りました。ファミリーカーを買う必要が出た時は、視野に入ってきますね。
残念ながら?今時点では我が家にニーズは無いんですけどねー。
今日は勉強になりました。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2015/12/20 04:15:36