ビートのサスにはシュピーゲルの車高調を使っています。
吊るしのバネは前4kgf/mm、後6kgf/mm。
でもこのままですと、バネレートが低すぎて、すぐにストロークを使い切ってしまう感じがありました。特に後ろ。一般道のギャップですぐに底付きしてしまっていました。
プリロードをかけていくと動き始めが硬く、バタバタする感じだったので、バネの変更をすることに。
交換したバネはSWIFTのもの。レートは少し上げて前5kgf/mm、後7kgf/mm。
SWIFTバネの初期動作の柔らかさ(要は反力が立ち上がってくるのが遅い?)もあって、乗り心地は少し改善されました。
が、やっぱり底付きする…。
対応としてはバネレートを上げるしかないんですが、ゴツゴツしすぎるのも嫌。また、レートを上げると当然サスストロークが減るので、ますますソリッドな感じになってしまう。バイク乗りなので、動かないソリッドな足はタイヤのグリップだけで走っているようで、気持ち悪いんですよね。
そこで、ダブルスプリングの導入を検討します。
とは言っても、あてずっぽうにダブルスプリングを試すのもアホなので、グラフを作ってレートの検討をしてみました。
前足の検討グラフです。
バネのグラフは通常、横軸にストローク、縦軸に荷重を書くことが多いですが、サスのセッティングなどを考える時は、同じ荷重に対するストローク量を考えたほうが分かりやすいので、横軸を荷重、縦軸をストロークにしました。要は、上に行くほどストロークが多い=柔らかい、です。
STD(標準)バネで途中からレートが変わっているのは、バンプラバーの分を仮で入れておきました。
純正のバネ、今使っている5kgf/mmのシングルレート、新しく導入予定のダブルレートの3本のグラフになります。
EXCELで作ってあり、バネレート及びプリロードの変更にも対応しています。
示してあるダブルスプリングのレートは、メインが8kgf/mm、サブが4kgf/mm。プリロード10mm。
とりあえずこんなトコでスタートしてみますかね。。。
同じく後足です。
シングルレートのバネレートは7kgf/mm、ダブルスプリングはメインが14kgf/mm、サブが6kgf/mm。プリロード10mm。
何となく雰囲気がつかめたので、バネを発注します。
正月休みのお楽しみ~(笑)
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Posted at
2015/12/22 22:57:45