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明石暇夫のブログ一覧

2013年10月29日 イイね!

小林彰太郎氏のこと

今朝、思いがけず、カーグラフィックの創刊編集長だった小林彰太郎氏の訃報に接することになった。つい最近まで、30年間も読者だった身にはつらい知らせで、きょう一日、仕事をしながらも、そのことがずっと頭の隅から離れなかった。

思い起こせば、乗ってきた車の選択だけにとどまらず、学校を出て最初に就職した会社を選んだ時や、11年後にそこを辞める時の決断さえも、カーグラフィックから受けた有形無形の影響が左右していたように思う。歴史にたらればは無いが、もしカーグラフィックが無かったら、または出会わなかったら、今自分は何をしていただろうかと思うと、本当に感慨深いものがある。

また、雑誌だけでなく、そこから伺える小林氏の人となりに惹かれていた部分が大きかったとも思う。
卓抜なアイデアの数々や、それを現実のものとした行動力、旗幟鮮明な主張、明瞭で格調高い文章(英文も)、サービス精神、時折覗かせる茶目っ気など、自分もそうありたい、と思うような存在だった。だが結果としては、30年たった今も、遥か遠くにいらっしゃるままだった、というのが現実か。

そんな状況ではあるが、ひとつだけ誇れる点がある。25年前に発足したCG CLUBが、二玄社から切り離されて自主運営となっていた2年間、資金面でたいへんきびしい状況ではあったが、関西支部の仲間といっしょに奔走して、恒例のイベントであるAutumn Meetをまずまず成功裡に開催できたことである。もちろん、長年続けてきた先輩方の努力によるところが大きいが、メーカーや車種の垣根を越えて車好きが集まれる場というのは得難い存在であると思う。

本当に残念なことに、あと一度でいいので小林氏にAutumn Meetにお越しいただき、カーグラフィックの旗の下に集まった仲間に会っていただきたいという願いは、永久に適わなくなってしまった。つつしんでご冥福をお祈りします。
Posted at 2013/10/29 23:58:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2013年10月28日 イイね!

ヴィヴィオの燃費

ヴィヴィオの燃費最近ヴィヴィオの燃費の集計をさぼっていたが、この週末に、直近の数回分の数字を燃費記録に入力した。

折れ線グラフを見ると、以前はエアコンを使わない時期に20km/Lという値が結構出ていたが、最近は18~19km/Lに落ち着いているのが分かった。
乗り方、走る経路や混み具合などは変わっていないのに燃費の値が下がった原因としては、ひとつはエンジンオイルの粘度を5W-30から10W-30に変えたことがある。ただ、これは率でいうとおそらく1%、値で0.2km/Lくらいしか変わっていないはずである。もっとも大きいのは、タイヤを155/70R12から155/65R13に替えて距離計の誤差が4%から1%まで減ったことで、要は、以前の20km/Lは、実際には19km/Lちょっとだったという話である。

もし、燃費記録で走行距離を入力する際に修正率を掛けてやれば、より正確な値になるが、そんな面倒なことをやっている人はあまりいないだろうし、タイヤが磨耗すれば修正率も変わるだろうしで、気にしていない。そもそも、燃費記録を付けている目的が、機械のコンディションをチェックする手段のひとつと考えているので、自分でおよその修正率を把握しておけばOKと考えている次第。

気にしていないといえば、今持っている3台とも、下記の理由により、走る時に省燃費走行を意識することはあまりない。

ヴィヴィオ: 燃費の絶対値がかなり良い。通勤路は、流れが速いので気合を入れて踏む必要がある。明石と刈谷を行き来する時は、移動は早く済ませて家でゆっくり過ごしたい。

R850R: 燃費の絶対値がかなり良い。少しくらい加速を楽しんでもそれほど数字が悪化しない。維持費に占める燃料代の比率がそれほど高くない。

930:年間走行距離が少ない。適度に踏む方が、精神衛生上も、機械のコンディションを保つためにも良い。

やはり、燃費の改善は、ハードウェアの方で出来る限りの手段を講じておいて、運転方法には必要以上に注意を払わなくて済む、というようにすべきだと思う。そういえば、今までに持った車で燃費計が付いていたのは、ルノーセニックが唯一だったが、表示が見えているとどうしても数字が気になるので、普段はずっと平均速度を表示させていた。ただ、明石市内だと、どれだけ郊外を走っても、平均速度は25km/hがせいぜいで、それが分かったときはかなりガッカリした。要は、3分の1くらいの時間は信号待ちで止まっているということで、アイドリングストップ、ハイブリッド化は避けて通れないんだろうなと思ったものだ。

そういえば、ポルシェ911でさえ、最新型の991では、オートスタート/ストップやコースト走行などの機能が盛り込まれているんだった。ポルシェが手がける以上、走りの楽しさを妨げるようなものではないだろうと思っているが、PDKのコースト走行はどんな感じなのか、一度体験してみたいものだ。

Posted at 2013/10/28 22:51:59 | コメント(4) | トラックバック(0) | ヴィヴィオ | 日記
2013年10月21日 イイね!

第9回東西合同ツーリング+BBOCミーティング

昨日開催された、第9回東西合同ツーリングとBBOCのミーティングに、長男を連れて930で参加してきた。

初めての東西合同ツーリングはいきなりの大雨だったが、結構楽しめたので、行って本当によかった。

伊勢湾岸道では、快調に回る自分の930のエンジン音を聞きながら、カトキンさんのターボ、冷やし まーさんのSC、青空さんのカブリオレ、おかぶーさんの青ポルが水しぶきを上げながら走る姿を見て、「走る930の後姿はやっぱり格好いい。」と思った。この時間が、自分にとってはこの日のハイライトだった。










目的地では、温泉につかりながらBBOCの仲間とポルシェ談義という、K谷ならではの楽しみ方が待っていた。これはなかなかのグッドアイディアと思った。まーさん有り難う!!

今振り返ると、930でこんなに雨の中を長い時間走ったのはほとんど初めてだったが、十分頼りになることが分かったし、運転する楽しさは晴れの日と同様に味わえた。また、この日は930で明石~K谷を往復し、その2時間後にはほぼ同じルートをヴィヴィオに乗って刈谷まで戻ったが、ストレスを感じることがないどころか、930と同じくらいドライブを楽しむことが出来た。これは、ヴィヴィオの出来のよさを褒める部分か、それとも車に関する自分のストライクゾーンの広さによるものか、はたまたその両方か??

最後に、車に関しては全く問題はなかったが、帰宅すると「お父さんだけずるい~」という声が上がった。これをいかにして解決するかが最大の問題のようである。。。
Posted at 2013/10/21 21:28:20 | コメント(8) | トラックバック(0) | ポルシェ911 | 日記
2013年10月15日 イイね!

車育(2)

車育(2)昨日見学させていただいた「車育 3rd」で、今記憶に残っている車について書き留めておくことにする。

キャデラック エルドラード
この日いちばんインパクトが大きかったのが、この2ドアコンバーチブルで、外装が真っ赤で、内装も赤のレザーという組み合わせ。ライトが角型4灯なので、1975年か76年くらい?何気にインパネを覗いたら、スピードメーターが200まで刻んであった。ということはkm/h表示?ということは、日本仕様のディーラー車?だとしたら、当時この色のこの車を購入したのは、いったいどんな人だったんだろう。

シボレー コルベア
日本でコルベアにお目にかかれるとは思わなかった。ボディーは2ドアクーペで、エンジンフード(当然後ろ)を開けた状態で展示していたので、エンジンを見てくれという意味と理解し、拝見させていただいた。話には聞いていたが、本当に空冷フラットシックスエンジンを積んでいて、ポルシェ930のと同じくらいコンパクトに見えた。VWタイプ1(ビートル)の対抗馬として開発されたと聞いたが、よく当時のアメリカでこの設計を採用したものだと感心した。

フェアレディZ(S30)
一見普通のZに見えたが、エンジンがトヨタのV8に載せかえられていた。目一杯後ろに寄せてあったので、重量バランスは元のL型よりも良いかも?日本でここまで大掛かりというか大胆なエンジンスワップを行っている人がいるとは知らなかった。きっとすごい熱意と技術(と資金)の持ち主に違いない。

三菱ランサーバン
形は初代ランサーのバンだが、55ナンバーが付いていた。当時ワゴンは無かったはずなので、4ナンバーのバンを改造した車らしい。一見ノーマルに見えたが、インパネを見ると純正らしいタコメーターが付いているし、もしかしたら中身はすごいのかもしれない。

トヨペットクラウン
3代目のシングルピックと、5~7代目のセダン、ワゴンが2、3台展示されていた。ピックアップの現車を見たのは初めてである。5代目の、上級グレードらしきセダンの内装は西陣織風の生地で、今のクラウンよりも高級そうに見えた。国産旧車趣味の王道という感じだったが、ワゴンなんかは、もしかしたら今でも普通に使えるんじゃないか、という雰囲気があるように見えた。

写真をあまり撮っていないので、一部不確かな点があるかもしれないが、いずれもオーナーのこだわりが感じられる車ばかりだった。ただ、年式やモデル名、見どころなどを紹介するようなボードがあれば、もっと良かったかもしれない。

とは言うものの、普段あまり見る機会のないアメリカ車を中心に、いろいろな車を見られて本当に楽しかった。次回もぜひ見学してみようと思った。
Posted at 2013/10/15 22:54:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記
2013年10月14日 イイね!

車育

あるみん友さんがイイね!を付けたブログで、豊田スタジアムで「車育 3rd」なるイベントが開催されることを知った。近場でもあるし(片道30分かからなかった)、午前中だけというのもちょうど良いと思い、R850Rに乗って出かけてみた。

主催者のウェブサイトには、「車育」について、下記のように説明してあり、食育と同じイメージで想像していただきたいとのことだった。

Mission
  クルマや乗り物の素晴らしさを、世界中の子供達に伝えていくこと
  クルマを使って様々な形で社会貢献を実現していくこと

Vision
  子供たちがクルマを好きになって夢がある未来


会場は比較的こじんまりとまとまった感じだった。



展示車両は、それこそ何でもありだった。個人オーナーのスポーツカー、SUV、旧車など、特に車種や年代による制限は設けていないようで、本当にバラエティーに富んでいた。企業からの出展では、テスラのモデルS、今や珍しい宮型霊きゅう車、ハマーH2リムジン、ヤンマーのトラクター(ケン奥山のデザインではなさそう)が目を引いた。

子ども向けには、展示車両の運転席に着座しての写真撮影OKとか、ロータスエキシージSの同乗試乗、ハマーH2リムジンとの綱引き、などの特典が用意されていた。ただ、自分が見た限りでは、「小さなお友達」よりも「大きなお友達」の方がより楽しんでいたという印象を持った。ちなみに、レッドブルの宣伝カーが来ていて、お姉さんからキンキンに冷えたサンプルを1本いただいたが、飲めるのは15歳以上限定だった。


もちろん、大人がほんとうに熱中して楽しんでいる様子は、子どもにも必ず伝わるものがあるはずだし、また、こういったテーマを掲げることで、より多くの人の力を結集することが出来ただろうとも思う。

個人的には、デロリアンを出展していた知人に会えたのと、レッドブルの宣伝カーを見られてサンプルをいただけたこと、ジャーナリストの小沢コージさんにベストカーの「愛のクルマバカ列伝」について話を伺うことが出来たのがマルだった。あとは、ホンダGL500のエンジンを積んだ(水冷で、クランクに対して吸排気の方向が斜めになっているので分かった)スリーホイーラーのJZRを見られたのもマルだった。もし次があるのなら、また是非見に行きたいと思った。



昨日のミニキャンプと今日の車育で、心身ともにすっかりリフレッシュしたので、昼からはちょっと仕事を片付けることにするか。。
Posted at 2013/10/14 13:01:16 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマ全般 | 日記

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