ウォーターポンププーリー交換

ウォーターポンププーリーをレボリューション製の大径のものに交換します。

まずは作業スペースの確保にバッテリーボックスを外します。ボックスは2分割になっており、上部の枠状の部分は前後のツメでハマっているだけなので、外側に各々押して外します。
下部は写真の黄色い円の３箇所でボルト止めされているので、これらを外していきます。

これで作業スペースが確保されました。
先ずはプーリー本体のボルト3本を緩めておきます。先にベルトを緩めるとボルトにスパナを掛けて力を入れた時にプーリー自体が回転してボルトが緩められません。
私の場合、このボルトがどういう訳かメチャメチャ固く締まっていて、ロングの10mmソケットレンチとクレ5-56、ドライヤーなどを駆使してやっとこさ緩める事に成功。かなり焦りました。外してみるとサビで固着していたようです。

次にオルタネーターを下げてベルトを緩めます。先ずは①の12mmのナットを緩めます。ステーのどの辺りで止まっていたか、元に戻す時のために印をつけておくと安心です。次に②の14mmのナットを緩め、最後に③の12mmのナットを緩めていきます。

③のナットを緩めていくと、矢印のように①のナット位置が変化し、オルタネーターが下がっていることがわかります。この辺りまで下がると、ベルトが十分に緩みプーリーを外すことができるようになります。

こちらの赤いのがレボリューションの後期用レーシングスペックのプーリーです。純正より大径で、ウォーターポンプの回転数を下げる事により高回転時のキャビテーション発生を妨げ、水温の上昇を抑制することができます。
測ってみたところ、純正の直径11ｃｍに対し11.5ｃｍでした。ちょっと大きい程度なのですが効果はどうなんでしょう…。

アルミ削り出しなので厚みがありますが軽いです。重量は測ってません。

サクッと交換。こちらはステンレス製キャップボルトを六角レンチで締めるようになっています。大してトルクをかけなくて良い所ということですね。今度はサビて固着するおそれがないので安心です。

外す時と逆の手順でオルタネーターを元位置に戻します。プーリーの直径が5ｍｍ大きくなってるのでちょっとだけ下がったところで良いのでしょう。最初にステーに元位置の印をつけているのでそれを目安に固定して完成です。
バッテリーを戻して試運転。無事動きました♪
DSCとパワーウインドの復帰をして作業終了です。