今週こそは明るい記事を書きたかったのですが、人生って上手く行かないものです。
結論から記すと一昨日の正午、愛猫の金時くんが息を引き取りました。また3歳という若さだったので正直、悲しいよりも悔しい。
2010年6月、近所の小川の淵に居た処を発見。「ミャーミャー」と声が聞こえ、見てみると生後数日の赤ちゃん猫が居りました。それが金時です。
金時を拾い上げた後、更に奥を見てみると足に怪我をした兄弟猫、シラタマが居ました。金時はお兄さんだから怪我をしたシラタマの為に声を張り上げ、ボク達を呼び止めたんだね。そんなことも有って、最初はシラタマのが病弱なイメージだったな。そんなシラタマは絶賛家出中です(笑)
二匹を拾って連れ帰り、育てて、毎日ミルクとトイレをしてあげて。赤ちゃんから育てるのは難しいとお医者からも言われたけど、一匹も欠けずに離乳食から普通の餌が食べられるような大きさに成長して。ヨチヨチ歩きから、椅子の上にジャンプ出来るようになり。子供なんて居ないけど、この子らの成長を見守っていると、まるで自分の子供のようでした。
金時は一度、今回と同じような溶血の症状で生死の境を彷徨うことが有りましたが、無事に乗り越えてくれました。だから、今回も乗り越えてくれると信じてたのですが、、、
前回もやってるということは、元々循環器系に疾患がある子だったのかな。ただ、もっと早くに気づいて、処置してあげれば違ったかも知れない。
先週の入院から一週間。投薬治療や、親友夫婦の飼い猫からの輸血など、可能な限りの治療をお願いしました。危篤の際には仕事終わりに入院先の動物病院へ立ち寄り、夜通し撫でてやり、励ましもした。
もしかしたら、苦しい状態を長引かせてしまったから、金時には悪いことをしたかもしれない。それでも、苦しそうにしてても生きようとする金時の姿を見たら諦めたくなかった。最期は、食べられなかったからか、体力使ったからか以前よりガリガリな印象。辛かったね、頑張ったね。無理させて、ゴメンね。頑張ってくれて有難う。
飼い猫の猫の寿命は15歳、長い子なら20歳まで生きると言います。現に、我が家には16歳になる老猫が居り、まだまだ元気です。だから、3歳で亡くなってしまったことが、ただただ悔しい。まだまだ、一緒に生きて、一緒に色々な思い出を作りたかったな。結婚して、いつか自分の子供が生まれて、その子を金時が面倒してくれて、「まるでお兄ちゃんみたいだね」みたいな。そんな夢も、もし20歳まで生きられたら多分実現したのになぁ。
4月6日、日曜日。4月に入って季節は春な筈なのに、季節外れのとても寒い日。さっきはヒョウまで降ってきた。この記憶と思いを忘れたくないので、書き記します。毎日の忙しさにかまけていると、記憶ってすぐに薄れてしまうから。
そして本日、プロジェクトのスケジュール調整でたまたま平日に代休を頂けたので家族とお世話になった友人で、金時を埋葬してあげました。花で囲んで華やかに。その顔は本当に寝ているかのようで、声をかければ起きてきそう。
昨晩も平日の仕事後だというのに、金時がお世話になった友人が訪ねてきてくれた。たかがペット、されどペット。3歳という短さで亡くなった金時だけど、それでも愛されかたは他の猫には負けてないね。精一杯愛情を注いで育ててあげたつもりだけど、君はどう思っていたかな?
金時と出逢って4年弱。君に出逢えて、短い間だけど一緒に歩めて本当に幸せでした。本当に有難う。また、いつか逢おうね。
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2014/04/08 21:05:44