『日立 OVC-230』芯・芯キャリアの加工。
投稿日 : 2009年12月22日
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①まず、芯調節つまみのところ(正式にはツメ車)のカバーを外します。
そして、アラジンではバスケットと呼ばれる部分(正式には通気筒)を外すとこの様な状態になります。
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②芯調節つまみを軽く引っ張りつつ、19のスパナで袋ナットを緩めます。
この時に、芯調節軸の先端にあるピ二オンギアが、芯押さえ(アラジンではウイックキャリア)にあるラックから『かみ合い』が外れるまで緩めるだけにしてください。(完全に外すと取り付けが結構面倒です)
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③こうなっちゃった場合、袋ナットを締める時にスプリングが上手く収まらない事があります。
つまみ側にあるツメ車に、スプリングを差し込む穴がありますから、スプリングの先端を収めて袋ナットを締めて下さい。
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④これで芯共々、芯押さえを上に抜きます。
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⑤さて芯押さえに『アラジン用16LP』の芯を取り付ける為の加工です。
上から9mmと5mmの位置に(重ならない様に、斜めに2つ開けて下さい)4mmの穴を開けます。
2つ開けるのは、芯が減っても上にずらしてまた使える様にです(^^
(私はアラジン39で使えなくなった芯を、上側の穴で使ってます)
対角線上にも同じ様に穴を開けます。
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⑥アラジンの芯、16LPのホックのうち片方を(上側)潰すか折り取ります。
(私は折り取った方が楽でした)
芯押さえに収めてみると、ホックが穴に対して少し大きいと思います。
細いヤスリなどで微調整してください。
なぜ最初から大きめに穴を開けないかと言いますと、少しでも大きめだと芯の上下にガタができて気持ち悪いからです。
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⑦しまった、芯を収める画像を忘れてた(^^;
芯を芯案内筒に取り付けます。
その時に、潤滑剤代わりに少し灯油を染み込ませてスムーズに収めるのが普通なのですが、芯の下側を真っ直ぐに入れるのが湿らすとやり難いので、乾いた状態のまま慎重に入れます。
何度かやりましたが、この方法が一番真っ直ぐに入れ易かったです。
芯内側に貼ってあるテープを痛めない様に慎重に・・・
収まったら芯押さえを下げて、芯調整軸のピニオンギアを芯押さえのラックの一番上に袋ナットを締めながらかみ合わせます。
指でいっぱいに締めて、スパナで軽く締めます。
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⑧通気筒を取り付けます。
アラジンの芯は純正に比べて多少薄いのですが、使用に当たっては問題ありません。
通気筒の位置は赤マークが付いてると思いますので、そこに合う様に取り付けます。
赤マークが消えてる場合には(アラジンも同じですが)取り付けて上から見て、しん案内筒と通気筒の隙間がほぼ均一になる取り付け方(角度を変えて取り付けてみてください)を探してください。
画像は一杯に芯を上げた状態。
これ以上に上がり過ぎると、耐震装置が働いても芯が降りないかもしれません。
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