昨日、友人が他界しました…。
高校の時の同級生で、高2・高3とクラスが別れても交流が続き、卒業後も、大学は違えど、2人とも大阪の大学だったこともあって、お互いのアパートを行き来してました。
お互い就職で岡山に帰って来てからも、たびたび会ってて、派遣会社の営業マンだったこともあり、うちの会社に営業に来たりもしてました(残念ながら価格面で合わなかったようで、彼の会社から派遣社員が来ることはありませんでしたが…r^_^;))。
ギターが好きで、社会人になってからアマチュアバンドを組み、当時そのバンドでキーボードを担当してた今の奥さんと結婚。
数年前お子さんも生まれ、幸せな家庭を築いていたはずなのに…。
死因は舌(ぜつ)ガンとのこと。
自分と同級生なので、まだ30代ですよ?(ま、40代に片足突っ込んでる年齢ではありますが…r^_^;))
若いと進行が早いとは聞きますが、それにしても早すぎる!
お子さん(男の子)は1/31生まれで、つい先日3歳になったばかりだというのに、遺された奥さんとお子さんのことを思うと、胸が締め付けられる思いです。
どうせなら、いまだに結婚もせず、自由気ままに暮らしてる自分の命を代わりに奪えばよかったのに!と、残念でなりません。神様は残酷です…。
ただ、実は一旦岡山に帰ってきたものの、その友人は数年前から転勤で県外に住んでまして、お子さんも生まれたこともあり、ちょっと疎遠になってたのは事実で、せいぜい年賀状や、たまにメールのやり取りをするくらいで、病気のことは全く知りませんでした。
今年のお正月に、共通の友人(その友人も今は県外在住)が岡山に帰って来てたので、亡くなった友人を誘ったんですが、
「明けましておめでとう! お誘いありがとう! でも今年は岡山に帰ってないので難しいかな。また今度ヨロシクです(^-^)v」
と、普段通りの文面だったんで、まさかそんな病に冒されてるなんて気付かなかったんです。
だから、昨日彼の携帯から電話があったものの、着信に気付かなくて、その後、メールで「なんか電話もらったみたいだけど、今度岡山に帰って来るのかな? また連絡ください♪」なんて、かる~く返事をしてたら、夕方また電話が掛かってきて出たら、奥さんだったんで、「なんで?」と思ったら、「実は…」ということで、そこで初めて知ったわけです…。
今思えば、岡山に帰ってないのも、入院と自宅療養を繰り返してたからで、なんで気付いてあげられなかったんだと悔やまれてなりません。
でも、自分だけじゃなく、岡山に住んでる別の友人からも昨日電話があり、彼も全く知らなかったようなので、心配させたくないからか、ほとんど誰にも知らせてなかったようですね。彼らしいです…。
結局、前述の県外在住の友人、そして↑の岡山在住の友人、そして自分と、亡くなった彼に会ったのは、数年前のお正月に皆で会ったのが最後でした…。
↑の画像と↓の動画は、高1の時に、その亡くなった彼が勧めてくれた、イングヴェイ・マルムスティーンという(舌を噛みそうですが…)、スウェーデンはストックホルム出身の、超絶な速弾きで有名なギタリストです。
高校生になる前の厨房(←この表記、もう古い?r^_^;))の段階で、既に洋楽のロックや、ジャパメタ(X JAPAN(当時はただの“X”)やラウドネス、聖飢魔Ⅱなど)を聴いてはいたものの、本格的な洋楽のメタルというものに目覚めさせてくれたのは、彼のおかげです。
↑の動画は、現ロシア連邦(当時はソビエト連邦)のレニングラード(現サンクトペテルブルク)で、'89年に行われたライブ映像です。
ビデオ映像なので、画質が粗いうえに、画面の比率も4:3ですね…r^_^;)
ってか、それ以前に、髪型や衣装が、今の若い人からすれば「なんじゃ、このタケちゃんマン(ビートたけし)、もしくはTOKIOを歌うジュリー(沢田研二)みたいなカッコウは!?」と失笑モンかもしれませんが…(あ、若い人は、それすらも知らないか 笑)。
大学生の時は、ギターをやってる彼が、このインギー(イングヴェイ・マルムスティーンの愛称です)の曲を、8トラック(通称“ハチトラ”)のマルチトラックレコーダー(
こんなヤツです。もちろん、当時(今から約20年前)は、こんなイイ機材じゃなく、しかもPCなんてまだまだ一般家庭には普及してなかった時代)を駆使して、ギター、ベースをそれぞれ彼が実際に弾いて、ドラムも彼がコレを使って打ち込んで、それに自分がヴォーカルを乗せて、2人だけのコピーバンドなんてやってましたねぇ…。懐かしい!
ただ、そんな自分も今は成長して(?)、↑こういうメタルは古臭く感じてしまい、洋楽は洋楽でも、↓こんな音楽を聴いてますけどねr^_^;)
いわゆる
グランジ/オルタナっていうジャンルになるんでしょうか?
とにかくギターのリフがザクザク鳴っててヘヴィなんだけど、ヴォーカルはメロディアスという(しかも、欧米人独特のこういうしゃがれた声が渋くてカッコイイ! 日本人には絶対出せない声です)、こういう音楽がめちゃくちゃ好きです♪
でも、今夜は、亡くなった彼を偲び、久しぶりにインギーのCDを引っ張り出して聴こうと思います。
R.I.P.
Posted at 2012/02/08 21:08:18 | |
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