
2018年弥生3月、今年の大阪の桜は観測史上最速の3月20日に開花が発表されました。
開花からはおよそ1週間ほどで満開になる桜は、開花からの好天(?)にも恵まれて、平年の満開時期4月5日よりも10日早く、3月26日に満開宣言が出ました。
この分だと花見が出来るのはこの週末が絶好の機会?
何時もなら京都に出かけるのですが、今年は少し趣を変えて奈良に行ってみました。
一度、訪れてみたかった郡山城址公園へ出掛けます。
今回のルートはこんな感じ
この時期、郡山城址公園では “お城まつり” を開催中で公園の周辺は週末、交通規制されており直接行く事が出来ません。
近くにある、アピタ大和郡山店からシャトルバスが運行予定になってますので先ずはそこを目指します。
近所の万博記念公園の桜も満開です。
吹田ICから近畿道に入り東大阪JCから第2阪奈を走って郡山を目指します。
開店の9時に併せてアピタ大和郡山店に到着。
シャトルバスの運行が10時からなので、店内のスターバックスにて暫しコーヒーブレイク。
ここにも出てますね!
その後シャトルバスに乗って10分ほどで城址公園に到着です。
無料なのが嬉しいですねぇ。
ありがとうございました。
大和郡山は、京都や大阪に近く政治や軍事の要衝とされてきました。
村々の地侍達を次々と従え、大和を統一したのが “筒井順慶”です。
その後、織田信長の後ろ盾を得て、郡山城に入ります。
織田信長の後を継いだ豊臣秀吉も郡山城を最重要拠点として、実弟の “羽柴秀長”に託します。
郡山城はその領国であった大和・紀伊・和泉100万石の中心でした。
天守閣そのものは現存せず、残されていた天守台の規模から “通説の5層6階の天守は建築学上、無理だ”とされ、永らく “幻の城” と言われてました。
その後の調査で大小23の礎石が見つかり、天守台には4層5階の天守が有り、天守と付櫓と本丸御殿が一体となった秀長の居城に相応しい荘厳な姿をした城だったという事が解りました。
現在は続・日本の名城100選に選ばれ、日本の桜の名所100選にもなってます。
外苑の桜も綺麗です
満開ですねぇ
途中、紅白一緒に咲いてるものが・・・
桜ではなく “花桃” でしょうか?
さすがお城まつり、屋台も凄い数です。
花より団子でしょうかね、やはり・・・
屋台を横目に見つつ天守台を目指します。
天守台の石垣です。
戦国時代に建てられた城らしく、石垣は野面積み。
無骨で男らしい石垣です。
今はこの場所に展望台が設置されてます。
さすが天守台です。
一望できる風景です。
現在復元されてる追手門と桜です。
こちらも復元されてる追手門向櫓。
この他、追手門東隅櫓とこれに繋がる十九間多門櫓が復元されてます。
いやぁ~、久々に堪能しました。
お城と桜って良いですねぇ!
この後、風が吹くたびに花吹雪になっていく桜を見つつ、帰路につきました。
本日は自分にとって花見の最後のタイミングだったかもです。
あれっ!
今回は団子の部分がなかったですねぇ、珍しく!!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/04/01 19:19:58