2022年12月27日
本日は予定通りに11回目の車検・整備のうち、
「キャニスターパイプ等対応編」です。
F355には、
「ペーパー・エミッション・コントロール
システム」なるものが搭載されています。
このシステムの目的は燃料系統からの気化
によって生じる蒸発ガスをカーボンフィルター
で除去することにより、大気汚染を防止
するものです。
システムの概要はこちらです。
そして、今回交換したのが⇒のパイプ。
そう、これがキャニスターパイプです。
今回、このパイプを交換した理由ですが、
カムカバーのプレート上に油の様な
ものが垂れているを発見!!
垂れている理由はこのパイプの表面を
覆っているカバーが熱により溶け出して
いるのです。
と言う訳でパイプを覆うカバーだけ交換は
出来ないので、
「パイプ+カバーの一体」で交換
します。
新旧を確認します。
上側が新品、下側が旧品です。
右側が新品、左側が旧品です。
見た目はそんなに劣化は認められません。
T字部分です。
下側(旧品)は明らかに照かっています。
左側が新品、右側が旧品です。
そして、交換します。
こちらが交換後の右バンク側です。
こちらが交換後の左バンク側です。
旧品のキャニスターパイプを
持ち帰って来ました。
旧品をエンジンの上に置いてみました。
旧品です。
もう、ベタベタ!です。
手に取るとべったりと指に絡みます。
パイプカバーはどこもベトベトン!です。
実の眼でも新品の状態を確認します。
これで暫くは大丈夫でしょう・・・。
キャニスターパイプ交換はこれで完了!です。
最後は整備の一部を紹介します。
勿論、各油脂類を交換します。
ブレーキオイルも交換します。
フロントブレーキへの冷却ダクトです。
かなり劣化していますが、今回は継続使用。
次回の車検で交換予定とします。
反対側はかなりのささくれが出ています。
車体下部の各パイプ類の継手部
を確認します。
継手部(ジョイント)の緩みは、
幸いにも有りませんでした。
こうして、
11回目の車検・整備が
無事に完了♪しました。
今回、ラジエター交換と言う急遽交換と
なる事案が発生しましたが、走行中に
漏れたことを考えれば、整備中に発見
出来て、ある意味でセーフ!でした。
サラリーマンがF355を維持するのは
大変ですが、大変な分、それだけ所有する
嬉しさ!楽しさ!が有りますね。
Posted at 2022/12/27 21:29:20 | |
トラックバック(0) | 日記