このまま土に還ってしまうのか・・・

街道沿いで見つけたカルマンギア。

分かり易いスポーツカーってカタチじゃありませんが、このスタイルが昔から好きなんです。

このクルマがイタリアのギア社でデザインされたであろう1950年代、スポーツカーといえばロングノーズ＆ショートデッキが主流だったと思われるのに、前方キャビンでこの独創的で美しいサイドプロポーション。
リアエンジンというレイアウトから生まれたデザインでしょうが、女性的な美しさを感じます。


車内を覗かせてもらうと右ハンドルでしたので、当時のヤナセ物と思われます。
ステアリングはもっと細く華奢で大口径な物がイイと思うのですが。


リアエンジンフードのエンブレムもステキです。


残念ながらこのまま土に還ってしまうかもしれません。