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アイドリングストップ機構は近年搭載されない車両が増えてきていますが、2014年発売のBS9には搭載されています。

このBS9レガシィアウトバックに乗り始めて5年と2か月ほど経ち、約7万キロ（69,998ｋｍ）走行しました。

この間、アイドリングストップ機構を働かせていたのですが、

・252時間と5分のアイドリングストップ

・燃料は300.6リットルの節約

が実績となりました。

これまでの平均時速を25ｋｍ/ｈと仮定しますと、これまでのイグニッションＯＮ状態は2800時間となり、このうち9％の時間アイドリングストップ状態となっていたことになります。

また燃費は約10ｋｍ/Ｌと仮定しますと7,000リットルの燃料を消費しており、アイドリングストップ機構を使用していないと7,300リットル消費したと想定され4％強の燃料が節約できた計算となります。

レギュラーガソリン160円/Lとすると48,000円の節約。

バッテリーの大型化（複数化）や機構にかかる車両価格増を考慮するとプラスマイナスゼロってところですね。

こんなところがアイドリングストップ機構が搭載されなくなった理由の一つと感じられます。

車両販売会社にとって以前は燃費が重要でしたが、近年はランニングコスト（燃費）よりイニシャルコスト（車両価格）の方が消費者にはアピール度が高いのかも知れません。