散文 192

新年そうそう驚いたのだが

某スピリチュアル診断によると
わたしは七年前に死んでいるはずらしい……




皆目理解が不能な結果である

別段占いなども信じない私だが

すでに七年も得をしているとおもえば救われよう

一方

おみくじを大吉が出るまで引き続ける

一風変わった人物を知っているが

スクラッチならば破産するだろうと思う




10円玉で削り続けた銀色の粉々は

神社の木々にくくりつけた無数のおみくじと同様



浅ましく散りばめく




そういう手合いは車を勝つまで弄り続けるタイプ

煩悩で車を走らせている

プロのレースではあるまいし

勝ち負けとはそもそも何なんでしょうか？


思うにそれは




走った当事者がわかればよい事



オートサロンは今年も行かない

ピンクサロンも行かない

いや

行くかもしれない




むしろ行きたい…


私は死後七年目のロスタイム消化中


いや昇華中か？


走れる事すらもうけもの

今年はセクシーな走りをして

勝ち負けの向こう側を知りたい





そしてレバノンに


除夜の鐘サロン「ゴーン」

でも開業しようかと思う