悪魔のエッセのブログ一覧

背中で語るのは 男だけではない。 昔に撮った 一枚のスナップ写真。 「少女は幸せの意味がわかるまで タバコをやめないだろう」 背中は幾重に言葉を連ねても 追いつかないほど 時に雄弁だ。 ◎あたいグレはじめたのは ほんの些細なことなの 彼がイカれていたし でも ...
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早朝５時 玄関のドアを開けると 辺りはまだ暗く キンモクセイの香りが おもむろにたちこみ 心地がよい。 空気は凛として 冷たかった。 出発。 近くの自販機で熱い缶コーヒーを「グー」で押して買った。 そうだ 今日は決戦の日なのだ。 空が白み始めた頃 間瀬サー ...
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「七つの大罪」のひとつに 「大食」とある。 一番厳しい罪らしい。 車乗りに 最もあてはまるのは この罪であろう。 ガソリン高騰や環境悪化の真っ只中に 湯水のごとくガソリンを使う所業 走りに行く前に満タンにして 走った後に 同じスタンドで ...
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川端康成の代表作 「雪国」 冒頭の一文はあまりにも有名 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」 間瀬サーキットもコースに入る前に トンネルがある。 農家のばぁさんに留意 しながら 神聖な気持ちでくぐると ピットが見えてくる。 公 ...
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昨今 すぴっんを自らSNSなどで晒す事が流行らしい。 すなわち 化粧していないノーメイク状態をUpするわけだ。 そのような行為の心理を深読みすれば 「すぴっんでも かわいいね！」 と 言われたいのだろう。 少なからずの自信が無くては実行できないと思う。 そ ...
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外見で 騙されてはいけない。 綺麗で鮮やかな見た目だが 警告色である。 てんとう虫を侮るなかれ 油虫を むさぼる姿は ある種 猟奇的 恐ろしい昆虫なのだ。 外敵に触れられると 死んだふりをし 鳥類など 敵の嫌う 臭い黄色い液体を分泌する ...
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吾が輩は悪魔である。 名前はまだ無い。 40年前の旧車が履いている ハヤシのホイールより 汚いハヤシを見かけたら 吾が輩である。 公園で拾った一円玉みたいに ガサガサ。 しかし 一円を笑う者は 百円で大爆笑 さらには ...
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某山頂駐車場を見下ろす 高台から 面影など無い。 額はあがり 目付きは悪く 腹も出てきた そんな彼から タイムカプセルが届いた。 手紙が添えてあり 読めば 将来の夢は 「甲子園に行っ ...
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冒険しました。 選択したタイヤは グッドイヤー レブスペックRSー02 165ー55ー14 周囲の人間からは 「バッドイヤー」と 間髪入れずに命名されました。 「悪」という言葉を 気安く与えられるのは心外である。 冷間 2.6㎏/c㎡ にあわせて 御山でテストラン。 ...
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「ガキの喧嘩には ガキを出せばいいじゃないか」 もっともだ。 そう 捉える 単細胞な彼らは 華奢な軽自動車で 峠やサーキットに出向く。 走りを楽しむ車に見えないほど 何故だか評価が高い。 無謀という力で エンジンをアシスト あ ...
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