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悪魔のエッセのブログ一覧

2013年02月26日 イイね!

散文 17

散文 17少年達の悪戯心は留まることを知らない。

エスカレートの一途を辿る。



小学生の頃 教室での「スカートめくり」にはげむ事に満足できなくなった少年達は 更なるスリルを求め

下校時の「ピンポンダッシュ」というカテゴリーに挑戦しだす。

その家の主が カミナリ親父であるほど 少年達の心はときめいた。


次の段階。


更にやばくなる。





「スズメ蜂の巣」を見つけだし

石を投じる。





いよいよ命にかかわる遊びになってきた。


敵の本拠地に奇襲をかけるのだから…



まさに



パールハーバー。



しかも 即 その場を去ると「腰抜け」あつかいにされるので

少なくとも 巣穴からスクランブル発進した数匹を確認してからのダッシュになる。


後ろを振り返る余裕は微塵も無い。


とにかく走る。走って逃げるしかない。







そんな少年達が大人になると 一部は更正するが 残りの一部は いまだに似た行動にはしる場合がある。



その場は やはり


「峠」である。



スズメ蜂から逃げまわった山道で 今度は自動車というオモチャを 手に入れ アスファルトを駆け巡る。


ローカルルールで スタート時の合図に右ウインカーを出す

というのがある。

つまりバトル開始の合図というわけです。

言い合わせての スタンディングスタートで 先頭車両が出す右ウインカーが通常の合図。


そして通常で無い右ウインカーが相手を激昂させる場合がある。



まず普通のペースで先行し 後方からの車を待つ。
車両が追いついてきたら ひたすら低速走行で相手を焦らす。

時には ヨロヨロと運転に不慣れなそぶりを見せたりする…。



そして



いきなり



右ウインカー。


バトルスタート。



やはり 全力で逃げる。





逃げきれば


相手の心は「複雑骨折」





これら一連の悪戯行動。
いずれも 相手を一方的に怒らせ 全力で逃げるという…


かなり卑劣で低俗な行動…


もはや 「病名がつく」と思う。

病の発症が 「スカートめくり」からだとすれば…

重症。長患い。





嘆かわしい事実である。


Posted at 2013/02/26 21:46:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ
2013年02月23日 イイね!

散文 16

散文 16スイカやメロンを薄っぺらになるまで食べるのは 「はしたない」と言われて育った記憶がある。


出された物は「残さず食べる」

とも

教わった。


これらを 些か矛盾と捉える少年だった。

どちらかと言えば後述したほうが正しいと考えるから
タイヤはワイヤーが出る寸前まで使うことがあります。


しかしながら 使い切ったタイヤを客観的にみると 「はしたなさ」を否定できないのと同時に「えげつない」…。そのように今頃になって思えてしまうから 悩ましい。


タイヤは トーヨータイヤのDRB 165/55/14
ハイグリップタイヤはでんぐりかえるもとなので…

駄目芸人の様に適度に滑る このタイヤを愛用しています。



実は運よく 開発者とお話する機会が有りまして

その時 DRBはドリ車のランエボに履くと 5分で たちまち無くなると おっしゃっていました。


まるで 志村けんの「スイカ食い」のようなスピード。

1シーズンもつ事を考えると 超アンダーパワーで超エコロジーな悪魔。

と言えるかもしれません。

印象としては 溝があるうちは雨に強く ノイズも少ない。柔らかい足回りと相まって「揺り篭」のようです。

しかし写真のように「はしたなさ」まで減ると 何処に飛んで行くか解らず「墓場」しか見えません。




つまり



「揺り篭から墓場まで」



まさに 「人生の縮図」を体現でき 哲学的なタイヤだと 悪魔は強引に定義しちゃいます。




ワイヤーが露出し 線香花火が発生したら 墓場へのカウントダウンの始まり。

その はかない火花とは裏腹に

「バースト」

という 最後にドデカイ

「スターマイン」

が待っているわけなのです。



しかし 火遊びは オネショのもとです。

皆様も 線香花火あたりで タイヤに戦力外通告いたしましょう。




コーポ安全意識 から


愛をこめて…


弾もこめて…















Posted at 2013/02/23 15:02:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ
2013年02月19日 イイね!

散文 15

散文 15「悪魔の処方箋」



(ミンティア ドライハード錠)



暴走を促進する薬です。

眠気 集中力不足を改善して 安全かつ円滑なドライビングに有効です。


まれに せん妄 躁鬱 速度超過を起こすことがあります。

依存性が有りますので 悪魔の指示どうりに服用して下さい。


「悪魔調剤薬局」


私のまわりには数年前より服用者が異常に増えました。

ここまで普及する理由として カフェインが含有していることから コーヒーに代わる物としての役割と 緊張 興奮による喉の乾き防止などが考えられます。

確かに 3~4粒を奥歯で噛み締めると 気管から鼻にかけてがアラスカ的極寒になり 鼻毛は霜柱になるかのような凍てつき様。


このような刺激物が何処のコンビニでも買えるのが魅力のひとつ。

慣れてしまうと「フリスク」が甘くてしょうがなくなります。



以前 呉の「大和ミュージアム」を訪れた時 零戦のパイロットの携行品の中に茶色い瓶に入った「にんにく球」なる物が展示してありました。中身は生にんにく。
戦闘機乗りの「気つけ」に使用されていたものと思われます。


ミンティア常用の理由も「にんにく球」同様に 刺激による「気つけ」のため。


大リーガーの中には打席に入る前に 脱脂綿に染み込ませたアンモニアを嗅ぎ 瞬間的に覚醒させる選手もいると聞きます。



いずれにせよ適度に依存性があり

「深夜族」にはうってつけの媚薬なのかもしれません。




…と 書きながらも

「カチャカチャ」と手首を振り アホウ面で口にほうり込む


自分がいます。



そして 矛盾がひとつ生まれます。




ミンティア常用者の溜め息は


いつも



「さわやか」です。




Posted at 2013/02/19 20:37:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | モブログ
2013年02月16日 イイね!

散文 14

散文 14ネット社会は素晴らしい。
2ちゃんねるから出会い系 そしてSNS。

コミュニケーションの輪は膨大に膨らみ その匿名性から 普段言いづらい事柄も表現できてしまう。
何より一方通行でないところも魅力だ。


アナログ人間の私ですら その恩恵を少なからず受けながら生活している。





しかしながら 私達 峠の麓に集まる面子に限って言えば「今時」珍しく

「ネット仲間」ではない。

始まりはいつも「敵対関係」から


時には喧嘩をし それでもなお同じ場にいれるのは


お互いにリスペクトが存在するからかもしれない。

また 先頭にたち お節介に皆を束ねる人間も居ない。





例えるなら 河川敷で行う
「番長同士の決闘」により築いた関係。


「お前 強いな」「お前もな」的な…。



実に「ヒューマニズム」な関係。

また 麓には携帯の電波が無い事も諸事を手伝っているのかもしれません。





そんな私達とは対称的に山頂に集まる方々は総じて「今時」らしい。

お互いにハンドルネームで呼び合うあたりも「今時」

チューニングやドレスアップも「今時」

その場で生じた不平不満を帰宅してから ネット上に書きこむのも「今時」

仲間が事故を起こしても

「今日 初めて会った方なので」と助けもせずに帰る感覚も「今時」







ついに私も



「悪魔のエッセさんですか?」



などと尋ねられてしまうのか……?



私にとって


「アホの坂田さんですか?」

と言われた感覚に近いものがあり 妙な恥ずかしさを感じると予測します。



ネット社会により「得たもの」と「失ったもの」

どちらが大きいかは解りかねますが その波に逆らうつもりは毛頭ありません。



でも アナログな関係も大切にしたいと思う

わたくし 「アホの… 」


じゃなかった


「悪魔のエッセ」


でした。





Posted at 2013/02/16 15:11:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | モブログ
2013年02月13日 イイね!

散文 13

散文 13朝もやの中。 野糞可能なくらいの朝もやの中。


普段は夜行性であるはずの悪魔のエッセが 朝山の車達の中に身を置いている。

夜通し飲んだくれ 最終電車を逃し

気がつけばラッシュアワーの中というようなシチュエーションに似ているが…



実は早寝早起きして山にむかうのは 珍しくないのです。


自分以外の夜山の車両も稀に朝 現れる。




得たいの知れない深海魚が浅瀬に揚がってきたかのような…

良くも悪くも注目の的に





たいていフロントまわりは飛び石だらけ。

リアまわりはカーボンだらけ。

ダッシュボードには一番辛いミンティアが投げつけてある。




もっとディープな連中になると


師範代の帯みたいな ボロボロになった四点式ベルトは当たり前で


骨の露出したフルバケットシート。

大人買いした 大量のタイラップの束がドアポケットに押し込んであり。

原因不明の異音が必ずあり
それを気にするそぶりは皆無。


そして何故かポップコーンが床に散乱している車まである。








ここまでくると

悪魔のエッセが かなり品行方正にみえてきた。






頭がポップコーンのように弾け


ドリフ落ちのようになっても






悪魔は一切の責任をもてません。





だめだこりゃ。



Posted at 2013/02/13 20:51:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | モブログ

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何シテル?   08/22 20:07
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