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・・・何の因果か
代車がブルー（水色）。

ｅｋワゴン、数日前に既に我が家に
きているのですが、まだ運転席に
座ってません。

まだお預け状態ということもある
のですが・・・





いつもなら、もう運転したくてたまらない頃、
なのに・・・全くその気が起きません。

全く。



ごそごそ倉庫から出してきた、独身時代の自転車。
一度盗まれて、諦めずに探して見つかった自転車。
ボコボコにされて田んぼに投げ込まれてました。
その後、綺麗に治してスプレーでブルーに全塗装。
・・・またお世話になるなんてね。

やっぱり青い相棒。


風が強くて寒かったけど、ガマンできずにこの自転車で
娘とゆっくり一時間かけてスバルまで。


少し、だったけど、彼女と話してきました。



明日また行ってきます。

昼下がり、外の空気を吸いに
近くの土手へ。

少しの時間、
のんびりゆっくり
娘と土筆を摘みました。




この頃の空は気紛れだなあ。



何も出来ないから・・・なんていわないで。
ひとりひとりの言葉、存在、”全て”が
今のワタシの思考と行動の原動力なんです。

本当はひとりひとり
真っ直ぐ目を見て御礼がいいたいです。
ワタシと相棒への惜しみない優しさと愛情を、
毎日本当にありがとう・・・



いつも"元気を与える"ことで、自分を奮い立たせる自分だから、
"元気をもらう"ことに慣れなくて・・・照れくさくて
どうやって御礼をいったらいいのか戸惑ってしまいます。
うまくいえなくて、書けなくて、ごめんなさい。

週末、気分転換にと
相方が海に連れ出してくれた。

・・・ついつい目がいく
停まってるクルマ。（苦笑）




その途中で立ち寄ったコンビニで
何気に買った「NANA」の15巻。
このマンガは女子のみならず、男子の心情も
とてもよく書かれていてスキなのですが、
とあるコマである男（ヤス）が語る言葉


”人間の脳は、
　嗅覚を司る部分が記憶や感情を司る場所と
　直結してるんだ。
　視覚なんかは別の場所を経由するんだけど。
　だから匂いが一番記憶を鮮明に呼び覚ますんだ”



なんかちょっと感動したと同時に妙に納得。

フレグランス、大事です。

時間が経つにつれ、落ちつくかと思いきや
ますます落ち着かない。
体の痛みは増すばかりだし（お年ですから）
運転はもちろん禁止、歩くのもままならず、
その後の相棒に会うことも出来ない。
歯痒い。


人身事故になったため、病院と警察と保険会社
そしてバイト先への連絡や書類に混乱。


事故相手からの直接の電話に困惑。
見舞いに訪れたいという。
グリーンの免許から判明した初心者の若い女の子。
事故後の手際の良さから初心者とは思えなかった。
（”事故慣れ”していると見た・・・）
事故処理の最中に、ぼんやりした頭で
「・・・見てなかったんですか？」とやっと声を
搾り出した。もっといいたいことはあったけど。
ごめんね、今は落ち着いて話せそうに、ない。



相方と今後の話。
相方は相棒を復活させることに反対。
もう幕を引いてやれ、という。
でないとそのうち・・・
お前が壊れてしまう気がする・・と。

家族にも迷惑をかけているので無理はいえない・・・
そして何より、彼女自身。
もう休みたいのか・・・もっと走りたいのか・・・
早く会いにいってゆっくり話して決めようと思う。




うおー！！！（壊）
早くみんなのところに明るくコメント残しに行きたいぜっ。
じっとしてたらますます落ち着かないのよね・・・サメ？

２５日の早朝、いつものバイトの帰り道。

青信号で交差点を直進中、
対向車線で右折待ちのジムニーが
突然”目の前で”動き始めた。


今でも・・・
思い出すと震える・・・




事故の時は携帯カメラで自分と相手の車を撮るのだが
今回はこの一枚を撮るのがやっとで・・・
意識がぼんやりしていたというのもあるが
なにより・・・相棒を直視できなかった。

生まれてはじめて事故で病院にいった。
とりあえず入院は免れたが、アバラと足と頭を打って
一週間ほど自宅療養。
そして・・・なにより大事な愛車が。
ワタシを守ってヒドイ傷を背負ってしまった・・・

相手の不注意とはいえ、相棒を守れなかった
自分の未熟さに腹が立ち、悔しくて、





当たり前にいた相棒がいない。
ポツンとあいた愛馬の横のスペース。


最後に桜を一緒に見たね・・・
そう、海にも行った・・・
もっともっと一緒に行きたいところが
あったんだ・・・


好きな音楽もたくさん一緒に聴いた。
グチや相談もたくさん黙って聞いてくれた。


チャイルドシートを乗せてた頃から
関西にも行ったし、関東にも行ったし
九州にも行ったね。
イタリアにも絶対連れて行こうと思って・・・


まだ諦めちゃいない。
諦めちゃいないけど・・・


君が湘南からはるばる愛知の我が家へやって来た時
君の屋根はボンドで貼り付けられてた。
時間をかけて剥がして、新しいゴムをつけて・・・
新しい屋根をつけた君はとても嬉しそうだった。

元々赤い体の君は黒く塗られてて・・・でも塗装が
よくなくて劣化してきて・・・
信頼できる友達に、綺麗な青い体にしてもらったよね。
君に・・と仲間から受け取ったアクセやステッカーは
君の誇りだった。



だけど
君はワタシの相棒で、本当に幸せだったんだろうか？
ワタシは君を本当に大事にしていたんだろうか・・・




また落ち着いてからにします・・・
ご心配をおかけした皆さん、本当にすみませんでした。




相棒と真正面から向き合いたいと思う。
相棒の姿を皆に見せるかどうか、すごく悩んだ。
でも・・・自分への戒めと、彼女への感謝のため、
自分なりに、考えて・・・決めた。

彼女の今の姿は・・・
パートナーを守りきった、誇り高い姿だと思う。
そして未熟なオーナーの失態でこうなった、ということを
隠しておくのは・・・彼女に失礼だとも思った。


最後になりましたが、
対向車線の真ん中で危険だからと、動けない相棒を
道路の端まで押してくださった皆さん、朝早くから
本当に本当にありがとうございました。
暖かい励ましをありがとうございました。

たくさんのコメントやメールも本当にありがとう。
少し、時間をくださいね・・・。