
お盆休みで、蓼科や岐阜の八百津等、箱根と避暑を求めて色んな山道を走りました。
足回りを変えて、知らない山道を走った結果、面白い発見が。
基本的に2台連なっての走行だったので、ガンガン攻めるペースではなく、そこそこで流す感じですが、コーナーを進入から出口まで一貫して4輪ドリフトで抜けるとVSCが入らないって事。
ラインに乗せるために軽くゼロカウンターで修正してもVSCは入りません。ただし、立ち上がりではセオリー通りアクセルをそこそこ踏んでますが、TRCが入るのでそこからオーバーにもならず、終始一定のアングルのまま。
この事実から分かるのは2点。
1つ目は、VSCがONのままでもそこそこ安全で楽しい走りができるということ。
ただし、比較的フラットな路面で外乱によるグリップ変化がないところが基本なのと、やっぱり立ち上がりはTRCでスロットルが絞られて遅い(失速は一切なし)ので、本気で走るならOFFじゃないとダメです。
2つ目は、今のセッティングの前後バランスが絶妙だということ。
4輪ドリフトに持込むのに、フロント・リアとも同時に限界を超えさせるのがどれだけ難しいかは分かると思います。コーナーの姿勢の決めるところでは、ブレーキを残してグリップを感じ取りながらステアして進入し、CPに向かいアクセルをパーシャルで待つときに、フロントが滑ったり、リアが滑ったりするのをアクセルの量で前後の荷重配分を変えて、前後のグリップが安定するところを「探る」必要がありますが、今のmoriken号では「探る」部分があまり要らず、曲げるブレーキングの残し方一つで姿勢は自由自在。
つまり、一般的な車ではこの曲げるブレーキングの部分で、アンダーを消すことに力を注いでいて、姿勢を決めるのはその後のアクセルを軽く入れて「待つ」タイミングで入れ方を工夫することになるはずが、moriken号はブレーキングで姿勢を決めてその後はその作った姿勢をアクセルで好きにコントロールしてよって感じ。
これまでのキャンバーでグリップを稼ぐ仕様では、切れ味は良いものの、最後の最後でどこかピーキーな挙動が出がちでしたが、新仕様はこんなとこでも乗りやすさに繋がってます!
明日から仕事ですが、休日はソアラでドライブを楽しもうと思います!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2013/08/18 22:04:04