
先日は愛知への帰省でザッツを使いましたが、目的はソアラの部品運搬と、ザッツのタイヤ交換!
ソアラの部品は純正ブレーキ、ブレース、バネ等々、大量なのでザッツでも満載状態!
それでも、あえて金曜の夜に国道1号をひたすら走った甲斐があり、実家までの燃費は18km/L!驚きの経済性ですw
ザッツのタイヤは、この時期になってようやくサマータイヤを入手!
しかも、こだわりの12×4+35の黒鉄チン!ザッツ用よりもオフセットが5mm出てます!
中古ながら、155/70-12のファルケンSINCERA(12製造、バリ山)がついており、大変お買い得な商品でした!
履き替えてみると、なんせ元々がスリップサインの出たスタッドレスなので、違いは歴然!
ドライ路面でもタイヤなんて鳴かないし、タイヤのグリップが上がっている分、余計にロールを抑える繊細なハンドル捌きが求められ、訓練車両としてもよりレベルが上がりましたw
話は逸れますが、「訓練」というのはザッツをいつまでも持ち続けている大きな理由の一つです。
ソアラやセリカのように足を固めた車ばかり乗っていると、ついつい雑な操舵をしがちになります。
足が硬ければ、荷重移動スピードが早くなるので、アクセルオフやコントロールブレーキで前輪に荷重を載せて、内輪のグリップを逃さないよう、ステアリングの切り始めをジワジワと・・・なんていう操作は必要なく、何も考えずに迫ってきたコーナリングに向けてスパッと切れば車がついてきてしまいます。
これはもちろん、サーキットや山道、高速など、決められたコーナーに短時間でアプローチすることが出来るので、速さを求める車としては良いことですが、ドライビングスキルという観点だと、こういう車にばかり乗り慣れると、ステアリングを早く切ることしかできなくなり、タイヤや車、路面に合わせてグリップを引き出す運転技術は身につきません。
逆に柔らかい足で、ロール量が多く、ロールスピードの速い車は、それに合わせて切ってやらないと一気にロールする=乗っててフラフラして怖いし、旋回外輪しかグリップしないので限界が低いor外輪に過重が乗り過ぎて摩擦円をはみ出して一気に滑ってしまいます。
こういう車は特に操舵の初期で荷重を内輪にも分散するように、縦Gと横Gを摩擦円の斜め45度を狙ってコントロールして走ること=ロールスピードを操舵スピードとアクセル&ブレーキ操作でドライバーが制御することになり、上手く乗れば限界も意外に高く、大きなロールも発生しません。(というか、ロールしすぎるって言うのは、サーキットなど一定以上の操舵スピードが求められる場面で出てくる言葉で、それ以外では車に合わせて操舵出来ていないドライビングミスですよ)
こんな書き方をすると、「硬い足なら早く切って良いんでしょ」って思われるかもしれませんが、硬い足でも柔らかい足同様のコントロールが出来ないと、本当のタイヤの限界を引き出すことは出来ません。
一般的にはドライバーは癖で何も考えずにスパッとハンドルを切っていて、車の足が硬いために操作についてくるように感じているという場合がほとんど。
これでは車の荷重移動速度が速くて反応しているだけで、旋回外輪のショルダーでグリップしている状態なので、ドライバー自らがグリップの限界を下げて乗ってしまっているだけ。(タイヤも鳴くので勘違いし易い)
しっかりと4輪を面接触させてやると本当の限界が見えますよ!
と、だいぶ逸れた話を元に戻すと、ザッツの黒鉄チン仕様は見た目がかなり怪しくていい感じ!
これまでステアリング手応えの張り付き感はスタッドレスのせいだと思ってましたが、サマータイヤでも変化なしw
つまり、ステアリングからはフロントのグリップ感も何も伝わってきませんが、攻め込むにはそんなの関係ありません!
グリップ力はドライでも大幅に上がっているので、中●道上りの恵●付近の下りコーナー区間なんてぬうわ全開のまま全部飛び込めます!(ギャップでは飛ぶけど気にしないw)
ザッツはこれで完成です!
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2013/10/26 23:19:42