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2014年07月27日

ロールステア修正~新たなセッティングへ~

ロールステア修正~新たなセッティングへ~ 先週久しぶりに実家に戻ったので、moriken SCにロールセンターアダプターとタイロッドエンドを組みました!

結果から言うと、効果絶大!

詳しいインプレは後にして、まず組みつけから書くと、今回から導入した充電式インパクトレンチを駆使してかなり効率的に進み、タイロッドエンドとロールセンターアダプターのセットで1時間程度!
8potのブレンボキャリパーが巨大すぎて、タイロッドエンドプーラーが入らず、結局キャリパー&ローターを外しましたが、ロールセンターアダプターを取り付けるのにナックルASSYを持上げるので、軽くて好都合w


ロールセンターアダプターは15mm、タイロッドエンドはある程度下げ幅を調整できるので20mm下げました。
これで完全にバンザイしていたロアアームは下向きに、タイロッドはほぼ水平(弱下向き)に改善。

ロールセンターアダプターを入れることで、車高は15mm下がるので、車高調側を上げて調整します。
今回は前後バランスの再調整も含めて行っており、下記の通りにしました。

車高(地面~フェンダーアーチ)
フロント:655→657
リア:667→662


フロント荷重で誤魔化していたステアリングレスポンスを本来のジオメトリーで向上させて、限界荷重域でのステアバランスをニュートラルに持っていく狙いです。

アライメントも今回から導入したアライメントゲージを駆使して自分で調整!


キャスター測定にはタイヤの切れ角20度を測定するため、ターニングラジアスゲージが必要となりますが、どちらにせよキャスター調整は出来ないので測定してません。
通常通りキャンバー→トーという風に調整しますが、トーは4輪糸張りでスラスト角もバッチリ合わせられます。
これも、ステアリングレスポンスのリニアリティを求めてフロントのトーをインから0にしました。

アライメント ()内は前回値
フロント
キャンバー:-2°00'(-2°01')
キャスター:未計測(7°55')
トー:0(in1.1mm)

リア
キャンバー:-2°15'(-2°14')
トー:in2.5mm(in2.5mm)


上記仕様で走ってみてのインプレですが、まず走り出して直ぐにフロントのしなやかさに感激!
ストローク時のアライメント変化が少なくなったために、フリクションが減少して、路面の凹凸による入力に対してはよりしなやかに動きます。
ハーシュネスではこれまでバネ下のバタツキ感があって、バネ上と変な共振を起こしていた周波数領域がありますが、今回それが完全に無くなりました!
「19インチ+φ380の巨大ローターでは仕方ないか」と思っていた部分ですが、これが改善されたのには一番感動しました!
簡単に言うと、「これまで良いと思っていたけど、実はフロントも突っ張ってたんだなあ」という感じ。

ロール方向に対しては、ロールセンターが下がることでロールが減りますが、それはワインディングを6割以上で攻めるような荷重域で初めて体感できます。ウエットながらホームコースで全開走行すると、これまでストローク量が増えるごとにロールスピードが速まってバンプラバーで一生懸命抑えてた部分が、ストローク量が増えてもロール量の変化がリニアなので内輪も外輪もしっかりと接地してステアリング修正も遥かに減っています!
が、低荷重域ではロールセンターの低下よりもフリクション低下の方が遥かに効いていてロール量は大きく変わりません。(増えてもいませんが)
ステアリングレスポンスとしては、低速から高速まで向上しているものの求めているレベルには達していないので、トーを元々のイン1.1mmに戻すことに。

最終的にアライメントは下記の通りになりました。

アライメント
フロント
キャンバー:-2°00'
キャスター:未計測
トー:in1.1mm

リア
キャンバー:-2°15'
トー:in2.5mm


結局前回と同じw
ですが、車の反応としては低速から高速まで常に一定でとっても乗りやすいです!
何より、これまで高速走行ではステアリングニュートラル付近から2度の蛇角でも操舵感の無いままヨー応答が起きていてチョロチョロ動いていたのが、変更後はビタっとニュートラルに手応えが出て、切れば2度でもヨー応答が起きるのは同じでも、ヨーの立ち上がりと手応えがリニアな特性で、車の動きが全てステアリングインフォメーションとして伝わるのが素晴らしい!
このフィーリングはベンツの据わりの良さにBMWのインフォメーションを足した感じ!油圧PSの素の良さが活かされた結果でしょう!

ただし、しなやかさが増して全てのレベルが上がったおかげで、これまでギャップでの跳ねと突き上げを気にしてハイパコの750ポンドを使ってましたが、もっとレートを上げられる余地が出てきました!
フロントのバネレートが上げられれば、荷重移動速度が上がって、姿勢作りに掛かる時間も短縮できるので、コーナリングの進入もアクセルオフやブレーキングポイントが更に攻められるし、ステアリングを切り込みながら前輪のグリップを立ち上げるまでの待ち時間も短くできるようになります!

バネは手配したので、来週末にでも交換する予定です!
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Posted at 2014/07/27 01:58:58

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この記事へのコメント

2014年7月27日 11:45
タイロッドエンドも下がったので、タイヤが沈んでも引っ張られなくなったのでしょうかね。
関節剛性も上がってハンドルセンター付近のインフォメーションも来てるようで最高ですね。
コメントへの返答
2014年7月27日 13:54
角度を見る限り、この足回りではロールセンターよりもタイロッドエンドの効果が大きいと思います!
車の動きそのもの変わりますが、感性性能が良くなると、より安心して走れるようになりますね!
2014年7月27日 12:09
「路面の凹凸による入力に対してはよりしなやかに動きます。」
コレが一番気になります!
コチラは田舎なので道が悪いところが結構有ります(+_+)
真似しよっかなー(^^)
コメントへの返答
2014年7月27日 14:01
とってもオススメですよ!
私の今の出張先もとっても道が荒れてますが、ギャップの高さが一律で半分になったような感じで走れます!

真似しちゃってください!

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何シテル?   08/25 14:50
40ソアラからSC430に乗り換えました。
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