
moriken SCにクァンタムダンパーを導入しました!
しかも、T3-CRという最上級モデル!
このダンパーの何が凄いかって、ロースピード(バンプ・リバンプ)とハイスピード(バンプ)の調整が出来てしまうという点。
Fr:ハイパコ850ポンド(8インチ)
Rr:ハイパコ550ポンド(10インチ)
となってますが、元々クァンタムはセミオーダーシステムなので、バネレートはおまかせで、「東●の大井○田~御○場の300R-400Rをふあわでフラットに抜けられる足」というオーダーシートを提出しました。
(車高や用途、車のスペック、現状のアラゴスタのレート等細かい情報も記載してます)
納期はオーダーから1ヶ月ジャストでしたが、予想より早く、北海道出張の出発直前に届いてしまいタイミングが悪かったですw

さくっと装着しましたが、思ったよりリア下がり。
車高 ※地面~フェンダーアーチ
Fr:656mm(アラゴスタ:655mm)
Rr:655mm(アラゴスタ:665mm)
肝心のインプレですが、第一印象は最高!
アラゴスタmoriken SPLもかなり良く仕上がっており、硬いながら路面入力の角を取ってマイルドに伝えてくる感覚でしたが、クァンタムはそもそも伝えてこない・・・舗装が良くなったとしか思えない感覚です!
大き目のハーシュネスを除いては、うねりでも段差でもバネ上の動き量は明らかに少なく目線は完全にフラット!
それでいて、コーナーに飛び込むとしっかりとロールの量・スピードが押さえ込まれていて、ターンインのフロントの逃げも、リアのトラクション抜けも遥かに高い領域でバランスされてます!
とはいえ、装着当初の車高ではリアが下がり気味でプッシュアンダー気味の挙動だったので、その後にリアの車高を調整。
クァンタムの場合はフルタップではないので、プリロード変えずに調整できる幅が少ないこともあり、ハイトアップスペーサーなるものをアッパーマウントとボディーの間に挟み、微調整。
車高(調整後)
Fr:656mm
Rr:660mm
これで進入から立ち上がりまで全てニュートラルステアになり、コーナーで自由自在に振り回せる状態になりました!
高速も走りましたが、荒れた路面でもバネ上の動きはアラゴスタ時代の半分程度で、収まりも早いし、アラゴスタ+UFSよりも路面に張り付く感覚が高まっており、完全に「何じゃこりゃ!?」ですw(UFSは非装着)
路面凹凸に対してはとても良くストロークする足ですが、ブレーキングや旋回でのストロークは少ないという魔法の足で、超高速ブレーキングでもリアがロックする兆候は一切なく、ブレンボのフル制動まで安定して使い切れます。
減衰力を上げていっても、どの速度域でもバネ上の速い動きが出ない(=突っ張らない)ので、セッティングも一発で決まり、とっても快適で速い仕様になりました!
たしかに、ミライースが新車で買えそうな値段ですが、この性能なら決して高くありませんw
Posted at 2015/03/15 14:36:54 | |
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