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黒連星のブログ一覧

2006年10月15日 イイね!

カーサウンドUP 14 車体各所のデッドニング

こんばんわ。
やってきました、カーサウンドUPのお時間です。
前回、ドアデッドニングについてひと通り説明しましたので、今回はそれ以外の部分についてのデッドニングの説明をしたいと思います。

なぜデッドニングをするのか。以下の3つの理由からです。

●車外からのノイズを防ぐ
・・・・ロードノイズや他の車の騒音、風音、雨音などを遮断し、音楽を聞くのに理想的な環境を整えます。
●作動ノイズを防ぐ
・・・・車が走り、エンジンが回転し、エアコンが稼動することで物理的なメカニカルノイズは発生します。これを車内から排除します。
●スピーカーとの共振を防ぐ
・・・・スピーカーが鳴る際に周囲へビビリ音を起こすことはよくあります。このビビリ音というものは非常に厄介で、スピーカーの発音を紙やすりのようにザラつかせます。きれいな歯切れのよい音を楽しむためにビビリ音を抑えましょう。


さて、今回の説明でひとつご紹介したいものがあります。耐震マットです。

パソコンの下などにおいて地震の際に転落を防ぐアレです。
はがした時に両面テープなどと違い粘着材が残りません。水で洗って何度でも使えますし、その名の通り、振動を吸収する力に優れています。流行のグッズなので大きめのホームセンターに行けば購入できます。
これを車体の色々な場所に用いると結構な防振効果が望めます。
あとは僕がよく使う業務用の防振防音マットなどもいい感じで使えます。

それでは各所、さくっと説明します。

1 車内小物 (効果30 難易度10)
例えばドリンクホルダーやグローブボックスのフタ、エアコンの噴出し口のフィン。センターパネルのすきまなどなど、走行中の振動でプルプル震えてませんか?これは経年変化によってヘタってくることで起こります。最終的にはスピーカーの振動に反応してビビリ音になっていくので改善してあげましょう。
スポンジ状のもの(すきまテープなど)か耐震マットでふさいであげるとよいでしょう。すきまだけなら厚手の両面テープで固定する手もあります。細かいものは稼動部に瞬間接着剤をたらして完全に固まるまで動かし続けると適度に締りがよくなります。

2 ボンネット (効果70 難易度20)

ボンネット裏に耐振マットや防音マットを適当に張るだけ。エンジンノイズがかなり納まり、車内は静かになります。ただし、放熱効果が落ちるなどのデメリットも予想されます。ご自身の責任でお願いします。⇒参考整備手帳

3 トランク内部 (効果50 難易度40)

トランクの内張りは大概の車種で簡単にはがせます。むき出しになったパネルに制振マットを適当に貼り付けてください。FR車や軽自動車は特に効果が実感でき、ロードノイズが軽減されます。極めたい人はスペアタイヤを降ろしてしまい、代わりにパンク補修材を入れておくのがオススメ。スペアタイヤはかなりの重量があるので、ノイズの元になります。荷物を多く載せる方は厚手のラゲッジマットをご利用ください。ちなみに僕の感想ではリアハッチにウーハーを埋め込まない限り、リアハッチやトランクフードにデッドニングをしても、その効果は体感できません。

4 内装内張り(効果50 難易度50)

ほとんどの車の内装なんてプラスチック樹脂です。画像の通りパチンパチンとクリップ止めしてある箇所がほとんどなので、接触部分にコーキング剤を塗ったり、耐震マットを張ったりします。これでスピーカーとの共振が抑えられ、発音がクリアになります。もちろんメカニカルノイズの車内への浸入も防ぎます。

5 ドアデッドニング (効果90 範囲度60) 
これは、前回のブログを参考にしてください。


6 フロアデッドニング
 (効果80 難易度70)

シート、センターコンソール、カーフパネル、フロア内張り
など全てをはがすのに根気とテクニックが必要です。むき出しになったフロアに制振シートを張ったり、ニードルフェルトを敷いたりします。外したシートのシートレールで車内を傷つけないようにご注意ください。効果のほどかはなりのモノです。今まで無意識に聞いていたロードノイズがめっきり減り、自分の車が1ランク上のものになったように感じます。無理っぽいと思った人は運転席だけ施すというのもアリです。ちなみにこれ以降の作業は僕のB4には施されていません。

7 ダッシュボード内部 (効果50 難易度75)
車をばらしてみると分かりますが、ダッシュボードの内側やグローブボックスの裏、メーターパネルの裏などはどの車でもスキマがかなりあります。このスキマはエンジンルームからのノイズのトンネルになってますので、何か「詰め物」をしてあげます。詰め物は少し硬めに巻いた真綿やニードルフェルトなどがいいです。ただし、ダッシュボード内部には色々な配線やセンサーが山ほどあります。素人がメーターを脱着すると正常に作動しなくなることもありますし、エアバックの誤作動の可能性もあります。細心の注意を図って作業してください。正直、この作業はアマチュアはしないでください、とまで言いたいです。

8 フェンダー内側(効果60 難易度80)
フロントフェンダーの裏側、タイヤアーチ側に防音、防振を施します。これもロードノイズ、タイヤノイズ軽減にかなりの効果が期待できます。ワゴン、ミニバンなどはフェンダー裏側にかなり広めの空洞があり、これがノイズをトンネル内のように反響させることがあります。ただし、ほとんどの車種はフェンダーを外さないとこの作業を行えず、フェンダーは簡単には外れません。同時に左右フェンダーの脱着は下取りの際、事故でなくても査定額マイナスになります。

9 ルーフデッドニング (効果80 難易度95)
ルーフの内張りをはがしてそこに制振、防音作業を行います。僕の中では究極のデッドニングです。予想できる効果は二つ。雨音を遮断すること、フロントステージの発音をクリアにすることです。
この作業において、ルーフ内張りを車外に引き出すのがことのほか困難です。あなたのお車のルーフ内張りを指で押してみてください。指が沈んだら内張りはスポンジ系です。硬くて沈まなかったらスチロール系です。スポンジ系は無理にはがすとボロボロ崩れてしまい、再度接着することは不可能になります。スチロール系は外す際になぜかパキパキと折れます。折れるともう使えません。また、セダンなどはリアガラスを外さないと内張りが外せないものもあります。腕に自身の無い方はプロショップにご相談ください。


※補注 ドアスピーカーでなく、ダッシュボード内にスピーカーが埋め込まれているタイプの方はこちらをご参考ください⇒整備手帳


ということで、考えられる作業を並べてきました。
どれも正統派な作業です。ちなみに僕は「塗る」系のデッドニングはしたことがありません。いつも「張る」系です。なので「塗る」系についての効果のほどはわかりません。


どの作業もほとんどの車種に適応可能です。
材料も工夫すれば安く上げられるものばかりだと思います。
今度のお休みにご自分でできそうなものからトライされてみてはいかがでしょうか。


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Posted at 2006/10/16 00:23:54 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年10月01日 イイね!

カーサウンドUP13 ドアデッドニングの説明。

こんばんわ。カーサウンドUPのお時間です。

前回に引き続き、今日もデッドニングの話です。
前回?って方はまずコチラをお読みください

さて、ドア・デッドニングにしぼって説明をしたいと思います。
ドアへの作業はかなりの効果が望めますし、みんカラ上でも作業されている方は多いです。


用意すべき材料は
制振材(レジェトックス・レアルシルトなど)
防音材(防音スポンジ・オトナシートなど)
吸音材(吸音スポンジ・吸音パッドなど)
◎工具一式(各サイズドライバー、レンチなど)
●内装ハガシヘラ(樹脂製ヘラ)
パーツクリーナー(シリコン・オフなど)
○ガムテープ ●絶縁ビニールテープ
アルミテープ
ブチル両面テープ ●圧着ローラー
●すきまテープ(ドアサッシなどのすきま風を防ぐアレ)
●コーキング剤(水道用でOK)

こんなところです。◎は必須、○はあるほうが望ましいもの、●はあると作業が楽、もしくは効果が高まるものです。
制振材、防音材はケチらずに買っておくといいです。ドア面積の半分くらいあれば言うことありません。ショップなどで買うのでなく、ヤフオクで買ったほうが圧倒的に安いです。
吸音材は使う場所が限られているので使用スピーカーの直径ほどのサイズで十分です。内装ハガシヘラはいくつかサイズがあると便利といえば便利ですね。
絶縁テープはドア内部の配線固定、小さいゴム部品の固定などあると便利です。アルミテープは貼り付けた制振材のフチに貼り付けてパネルへの固定を強化します。圧着ローラーは制振材などを確実に圧着する際に使用します。別になくてもどうにかなります。でもあると便利です。
すきまテープ、コーキング剤はビビリ音が発生する内張りの干渉部分に貼り付けたり、挟んだり、すきまを埋めたりと形を変えて使用します。これもなくてもいいです。
そして裏技。
アルミテープとブチル両面テープで簡易的な制振&防音材が作れます。作り方はいたって簡単でアルミテープの接着面にブチル両面テープを張るだけ。あとは僕がよく使うような業務用防音スポンジマットと併用すればそれなりにデッドニング効果は得られます。材料費もバカにならないですから。

ドア・デッドニングの作業イメージはこうです。
下の図のようにドアは「板」の集まりです。
これを色々な材料を張って「スピーカーボックス」に見立ててあげるのです。たとえて言うならドアをバイオリンやギターのボディ部分に作り上げてあげることです。ギターやバイオリンはそのボディの中で音を効果的に反響させて音質を高めますね、そういうイメージの作業です。




それでは、簡単に作業説明。


◎ドアの内張りをはがす。
◎インナーパネルについている保護ビニールをはがす。ブチルゴムが使われている場合、ガムテープでペタペタはがすのがもっとも手っ取り早いです。寒くて固まっているときはドライヤーで暖めてください。
◎パーツクリーナーや下地処理剤で拭ける所全部キレイにする。ここには制振材は張らない、とか考えず、アウターパネルインナーパネルともにすべてキレイにする。
○アウターパネルに適当に制振材を張る。
●制振材の端はブチルがはみ出るので、アルミテープで重ね張りするとよい。
○その上に防音材を張る(直張りでも可)
◎アウターパネルのスピーカー裏に吸音材を張る。
○スピーカーホールを防音スポンジなどで囲み、固定を強固にする。(バッフルを使うのもOK)

◎インナーパネルのサービスホールを制振材で埋める。

※アルミシートなどの薄くて重い防音材のほうがいいです。
※インナーパネル全面に張る必要は必ずしもありません。

○内張りの裏に制振材、防音材などを貼り付ける。ビビリが発生しそうな箇所はブチル両面で固定するか、コーキングを塗りつけて補強する。

●ドア内側の配線やカプラーなどをスポンジなどで覆ってビビリ音が発生しないようにする。
(アルミテープで固定するだけでもOK)
◎内張りを戻して完成。

とまあ、こんな感じです。◎は必ずやったほうがいい作業。○はせっかくだしやっておくべき作業。●は完璧を目指したい人がしてください。

かなり駆け足な説明なので整備手帳もご参照ください

ドアデッドニングって文面で読むと非常にわかりにくい作業ですが、やってみるとそれほど難しくはありません。
とりあえずの目的はサービスホールを埋めること。
これによりインナーパネルとアウターパネルが箱に近い状態になり、音質が格段に上昇するというわけです。
まあ、とにかく騙されたと思ってやってみてください。
オーディオの魅力がぐっと上がります。


注意点
1、ドア内張りを固定するタッピン(プラスチック固定ピン)は割らないように注意してください。取り外しを繰り返してへたってきたらディーラーで購入できます。
2、インナーパネルに制振材を過剰に張りすぎると音に余韻がまったくなくなります。
3、「理想の箱」というものを考えれば、サービスホールを埋めるのは制振材でなく防音材ですが、作業性を考えればレジェトックスなどの材料でいいと思います。そういった材料でも十分な効果は望めます。
4、サービスホールを埋める際、ドアロック用のロッドの動きを遮らないように注意してください。(写真2枚目参照)どうしてもうまくいかない場合、その部分には張らなくていいです。またアウターパネルは雨水の通り道、雨水のたまる場所があります。その部分には何も張らないようにしてください。
5、内張りに張る防音材はほどほどに。理想は内張りとインナーパネルの間に空洞がない状態ですが、やりすぎりと元に戻らなくなります。
6、左右でなるべく同じ施行を心がけてください。
7、デッドニングに「正解」はありません。車種によって効果はマチマチですし、張る材料によっても音色は変わります。
8、施行してすぐは音が落ち着きません。これはそれぞれの材料が完全に固着していないためです。殆どの両面テープの類は貼り付けて1週間ほどかけて固着力があがります。そのくらいで本来の馴染んだ音になります。
9、作業は自己責任でお願いします。



ということで、かなり駆け足な説明ですが、後は意地と気合でやってみてください。ドア1枚2時間が目安です。
本当に効果はすさまじいです。是非お試しください。


しかし、いつもわかりすい説明を心がけていますが、最近のシリーズものはわかりにくいですね。もっと説明力を上げるように精進します。











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Posted at 2006/10/02 00:57:52 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年09月16日 イイね!

カーサウンドUP 12 デッドニングの基礎説明

こんばんわ。

今日はデッドニングについて書きます。
このデッドニングという作業を書きたいがために、このシリーズブログを書き続けてきた。そういっても過言ではありません。

デッドニングはすごい!
本当に音質が上がります。


①低音が力強くなる
②中~高音が立体的になる。
③今まで聞き取れなかった繊細な音も聞き取れるようになる
④不要なビビリ音が発生しにくくなる
⑤ノイズに邪魔されず、音楽を楽しめる

とまあ、簡単に言うとこんな感じです。

それではデッドニングとは何か?

主にドアパネルに色々な材料を張ってドアスピーカーの発音をよくする作業です



左が施行前、右が施行後の様子です。ドアパネルの内側に銀色の制振材が張られているのがわかりますでしょうか。


以前はデッドニングというとかなりマニアックな作業でしたが、最近では専用キットなども多数発売され、身近なものになってきました。みんカラ上でも作業風景を更新される方が多く、整備手帳のページで「デッドニング」で検索すれば、ほとんどの車種で「先駆者」が見つかると思います。

デッドニングの内容をもう少し細かく説明すると
①スピーカーから発生する異相音を遮断する
②スピーカー周辺のビビリ音を抑える
③車内外の雑音を遮断する
④音のこもりをふせぐ

こういった作業になります。
車体各所に制振材、防音材、吸音材を貼り付けて、車内音響環境を整え、聞きたくない音を遮断し、聞きたい音を助勢する作業だと思ってください。
不要音と異相音については前回のブログをご参照ください。


細かい作業内容をここで書くとなかなり長くなってしまうので、興味のある方は僕の整備手帳ページをご参考ください。作業説明が詳しいのはエーモンのサイトです。こちらもご参考にどうぞ。


一般にボックスインタイプでないかぎり、どれほどいいスピーカーをつけてもデッドニングしていないと宝の持ち腐れだと思います。それくらいデッドニングは大事です。また、自分で施行できるので、オーディオメイクの醍醐味と言える作業だと思います。使用する材料や施行する範囲によって音質が変わるのでいろいろ試してみると面白いでしょう。
大概の人がスピーカーのランクを2ランクあげたように聞こえる、と感想を述べるのも興味深い事実です。中級スピーカーを買っても2~3万円はします。ですがデッドニングであれば材料費1万円ほどでそれと同様、もしくはそれ以上の効果を体感できます。
同時に買い替えを余儀なくされるスピーカーと異なり、車内環境の改善なので、投資が無駄に終わるケースも少ないと言えます。

効果が体感できない、という人もほとんど見受けられませんし、僕自身はかなりの音質改善を感じられました。材料をケチらず、他の人がうまくやったのをそのまま施行すれば、失敗は少ないようです。そして確実に音質が変わることにより「音が鳴るというメカニズム」を深く考えるようになる良いきっかけになると思います。
高価なヘッドユニット、スピーカーに交換すれば音がよくなるのは当然です。自分の作業により、音質が変わる、これは病みつきになります。まあ、迷宮への入り口ともいえますが・・・・。


とまあ、いいことばっかり書いてますが、実際には作業にはものすごく時間がかかります。
初めての方はドア1枚で2時間くらいは見ておいたほうがいいと思います。
また、作業を失敗すると、音色の余韻がなくなったり、音が小さくなったりします。このへんの注意点はおいおい説明していきたいと思います。

とゆうことで、次回はドアデッドニングについて、もう少し詳しく説明したいと思います。
また遊びに来てくださいませ。






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Posted at 2006/09/16 23:00:41 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年09月03日 イイね!

カーサウンドUP 11 スピーカーの注意点

こんばんわ。
今日はスピーカーについてもう少しマニアックな話をします。
いままでズラズラとスピーカーについて書いてきたので、補注的な内容を書いてきましょう。

1、いいスピーカーの条件
参照過去ブログ 
一言でコレって言えませんけど、あえて言うなら
・フレームがしっかりしていて、大音量でも受け止められる。
・マグネットが重くて、発声エネルギーに余裕がある。
・コーンに良い素材を使っている。
・解像度が高い、ということになります。

コーンに使う素材は紙、木、金属、樹脂といろいろありますが、柔らかい素材は自然に、硬い素材は歯切れ良く発声するという傾向があります。
信号の解像度、という点については書くとキリがないので各メーカーのホームページをご参照ください。
ホーン型の他に最近ではコーンスピーカーというものも増えてきましたが原理は同じです。
参照リンク

2、スピーカーの固定
スピーカーというものはそれ自体が振動して音を出します。このためきっちりと固定されていないと正しく振動を伝えることができず、良い音がでません。極論ですが、紐からぶらさげたスピーカーはほとんど音を発しません。空中にすべてエネルギーが逃げてしまうからです。このため「バッフルボード」と呼ばれるものを挟んでしっかりとスピーカーを固定してあげるのです。
参照整備手帳

3、異相音
上で書いたように、スピーカーは強固に固定されて始めて音を出します。しかし、それでおしまいというわけではありません。スピーカーは裏側から「異相音」を発生します。
赤い音が正相音です。裏側から出てる黄色いのが異相音であって、これらは逆の音の波長を持っています。分かりやすく言えば音の波動の山と谷が全く逆です。このため、異相音と正相音を同時に聞くと(理論上は)音が聞こえなくなります。
試しに外したスピーカーを手で持ってみて聞いてください。それはとても貧弱な音に聞こえます。前述のようにきっちり固定されていない所為でもありますが、それ以上に異相音が全部聞こえているせいです。

4、エンクロージャー
このため、不要な異相音をシャットダウンする必要が発生します。これがエンクロージャー(囲い込み)です。上の図で言うところの青い箱です。こうして異相音を密閉して必要な音だけを聞くのがスピーカーボックスの役割です。
上の図では完全密封型ですが、他には「バフレス」が有名です。エンクロージャーの一部に抜け穴を作り、そこから反射させた異相音(すなわち正相音)を取り出すというものです。こうすることで正相音だけでは出し切れない低音の発声が可能になります。
参照リンク

5、デッドニング
さて、残念ながらこうした概念は純正のスピーカーにはほとんどありません。スピーカーはプラスチックのブラケットにポン付けされてることが多いですし、異相音の処理もほとんどなされていません。異相音の適切な処理と車内外の雑音の排除、これが一般に言うデッドニングという作業になります。
(次回からデッドニングについて書いていきます。)

6、ノイズキャンセリング
異相音の話が出たので関連する話をひとつ。現在BOSE社では「ノイズキャンセリング」という技術を用いたヘッドフォンを発売しています。

どういうことかというと、周囲の雑音を感知してその騒音の異相の音波を発生させることにより、雑音を打ち消し本来の音響を明確にする、というものです。
参照リンク
車載用では走行ノイズ補償システムというものが採用されています。こういったデジタルな補正を嫌う方も多いですが、知っておいて損はないと思います。
(後付けできる機能ではありませんが・・・・)

7、逆相音
さて最後に、逆相音について説明しておきます。
逆相音はスピーカーに接続する際、+、-を逆につないでしまった状態に発生します。一般にヒステリックで方向の狂った音になります。自分でスピーカーを交換した際によく起こるので、初めてスピーカーを交換する際には配線、スピーカー側ともに必ずどちらがマイナス極であったか目印をつけておくとイイです。
一般にはマイナス線側のスピーカー線には一本線が入ります。(純正配線はプラスが緑、マイナスが黄色とか車種ごとにバラバラです。)
余談ですが、ABなどでスピーカー交換を依頼すると、平気で逆相でつないで渡してくれたりしますので気をつけてください。
また、異相音と逆相音は混同しがちです。多分今回僕の説明であってますが、今までの僕の記事で間違いがあったら教えてください。いろいろ検索しましたが、コレが定説、みたいなサイトがなかったので・・・・イマイチ自信がありません。
あってますよね?Waaさん六連星さん



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Posted at 2006/09/03 22:57:17 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | 日記
2006年08月17日 イイね!

カーサウンドUP 10 ツィーターの働き

毎度です。
今日は仕事を早く上がれたのでカーサウンドUPブログでも書こうと思います。

今日はツィーターの話です。



これまでも語ってきたようにツィーターはメインのスピーカーよりも高い音域の音を拾います。
ツィーターを設置することで、
1、音が立体的に聞こえる
2、音場が持ち上がる
3、中~高音がくっきりする
4、ウーハーとバランスがとれる

といったようなメリットがあります。
なかなか言葉で説明するのも難しいですが、足元で聞こえていたヴォーカル音が耳もとまで持ち上げられるような感じです。
これは周波数の問題で、詳しい理論は知りませんが、音は高い音に引っ張られるという習性があるためです。
下の画像のように、足元で鳴るスピーカーの音も、顔の高さに設置されたツィーターによって引き上げられる効果があります。

これが音場の立ち上がりという現象です。
よく言う、ヴォーカルが耳元で歌ってくれる感覚です。

また、これも前述ですが、ツィーターは指向性が強いため、設置する位置や向きによって、色々と効果の違いが楽しめます。
運転席に向けたほうがいい、という人もいますし、あえてちょっと斜めにしたほうがツィーターが目立ちすぎなくてイイ、ということもあります。
運転席に近ければイイということもなく、奥まった場所に設置することで車内全体に音が広がります。
ワンボックスなどは車内スペースが広く、ルーフも高いので、ツィーターを高い位置に設置してあげたほうがバランスが取りやすいです。逆にオープンカーは運転席近くにツィーターを設置して、オープンにしたときに音が車外に逃げていかないように囲い込みをしてあげるといいと思います。
このへんは色々試してみると面白いと思います。


さてツィーターの設置について一番とっくみやすいのがセパレート式のスピーカーに変えてあげることです。
くわしくはスピーカーの種類についてをご参照ください。
当然のことながら、予めセッティングのあった組み合わせなのでギクシャクすることは少ないです。
そうでなかったら「チューンナップタイプ」と呼ばれるツィーターを増設することになります。

純正ツィーターの強化について詳細はコチラ


さて、ツィーターを付けてみて、キンキンうるさい、高音が先に耳に届いてしまいヒステリックな感じになる、といったことがあり得ます。ヘッドユニットのタイムアライメントやイコライザー調整で改善できればいいのですが、うまくいかない場合、ちょっと角度を変えてあげる(自分の顔の向きからそらす)か、ツィーターの裏側、マグネット部分に吸音材(台所スポンジでもいい)を挟んであげると音が落ち着きます。
また「シー」というノイズが耳に付く場合は裏側に制振材を張ってあげる(プチルテープを張るだけでもいい)と結構改善されます。

ツィーター増設の注意点として
ハイパスフィルターやネットワークを介さないで、直付けすると、フルレンジで音を拾ってしまい、効果的に働かないことです。最悪の場合、重低音に耐え切れず、ツィーターそのものが壊れます。
また、闇雲に並列してツィーターを増加しても全体の抵抗値が減って、アンプを痛めることがあるようです。
ちょっと前に詳しい方からそういう指摘があったので、一応記しておきます。
メーカーが推奨する付け方をしていれば、多分大丈夫だとは思いますが、誰か詳しい方、教えてください。
目下、僕も勉強中です。

[追記]僕もこんなブログ書いてますが、知らないこといっぱいあるので、もっと詳しい方、どんどんコメントとかつっこみください。







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Posted at 2006/08/17 23:26:13 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ

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