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黒連星のブログ一覧

2006年07月07日 イイね!

カーサウンドUP 9 サブ・ウーファー設置

こんばんわ。
更新が2週間以上もなかったカーサウンドU Pです。
いるかいないか分かりませんが、待ってた人はゴメンなさい。

スピーカーの話がひと段落ついたので今日はサブ・ウーファーについてサクっと行きます。

サブ・ウーファーの醍醐味は圧倒的な重低音です。
一般のスピーカーでは「ズッズッズ・・・」としか聞こえない重低音が「ドン・ドン・ドン」と響く様は圧巻です。
やはりそれ専用に電源を引くだけのことはあります。
良いサブウーファーは
1、重低音がフロアにへばりつく感じでなく、立体的に聞こえる。ドン!という音を聞いて球面をイメージできる。
2、「ボッ」「ドロ~」ではなくて「ドン」「ゴン」と歯切れよく聞こえる。
3、振動は伝えるがビビリは伝えない。と言う感じです。


サブウーファーの中でアンプと一体になったものを「パワードサブウーファー」と呼びます。
普通にカーショップなどで売ってるタイプがコレです。装着の様子はコチラ→整備手帳

サブ・ウーファーだけでは鳴りません。別途アンプとウーファーボックスを仕込まなくてはいけません。
こんな感じに↓(注:僕のクルマではありません)



サブウーファーをゼロからインストールすることで自分で音圧や音響をコントロールできますが、手間やリスクを考えれば初心者は一発で終わるパワードサブ・ウーファーがいいでしょう。

サブ・ウーファーは設置のためにいろいろと配線を引きなおす必要があります。図にするとこんな感じ。


図の中では単に「サブ・ウーファー」としか書いてませんが正確にはパワードです。繰り返しになりますが、サブ・ウーファーならこの図に加えてアンプが必要です。

図のようにアンプ、もしくはパワードサブ・ウーファー(面度くさいな・・・)はヘッドユニットとは別にバッテリーから電源を引く必要があります。(赤い線)
しかしそれだけではすぐにバッテリーがあがってしまうので、オーディオが動いているときだけ信号を送る線も必要になります。それがリモート線(青い線)

点線はスピーカー線ですが、ヘッドユニットから引ける場合(緑線)もあれば引き出し口がなくて既存のスピーカー線を分岐する場合(黄線)もあります。
まあ、なんにしても面倒ですね。

バッテリーからの電源引きがたぶん一番厄介です。


ボンネット内から室内にケーブルを引き込むのもいろいろとコツがあります。自信の無い人はショップに頼んだほうがいいかもしれません。下手に引くと断線、水漏れのもとになります。

またサブ・ウーファーはあくまで「サブ」です。
その響きにより全体像を引き締めるものだと思ってください。
だから通常スピーカーが左右別チャンネルなのにサブ・ウーファーは大体左右共通の1チャンネルで鳴らしています。

サブ・ウーファーはブンブンうなるだけでうるさい、と言う人はいますが、それは大きな間違い。
サブ・ウーファーを追加してあげることによりほかのスピーカーが高~中音の発声に専念できるようになります。
前にも書いたことですが、↑これ最大のポイント。
なんと言うか、音響全体にツヤが出ます。
うるさいと感じるのはミッド、ツィターに比べてサブ・ウーファーの出力が高くなっているのが原因です。
もしくは本体にきっちり固定されていないため、歯切れのよい低音が出せず、ビビリ音ばかり目立ってしまっているのだと思います。


パワードサブ・ウーファーを選ぶ目安は出力、フィルター、位相切り替え、この3つの調整ができるものを選ぶことです。
出力は言い換えれば音量ですね。フィルターとはどこまで低い音を拾うかという切り替え装置のこと。位相切り替えはどうにも音がしっくりこない場合に、正相→逆相と切り替えることでバランスがとれることがあります。


個人的には箱作って、アンプ仕込んで、防振して、とウーファーボックス作成までいくのは大変だと思います。最近はパワードサブ・ウーファーでもそこそこイイ音出しますので、興味のある方は是非トライしてください。


う~ん、今回説明わかりにくいな。
質問はお気軽に~。


[追記]
スピーカー線はそのまま分岐したのでは通常サブ・ウーファーに使えません。ヘッドユニットから出ているスピーカー線はすでに内臓アンプによって増幅された音なので、RCA端子のレベルに落とす必要があります。ただし、お手軽モデルのアンプやサブウーファーはスピーカー線を直接入力できるものもあります。各自、メーカーにご確認ください。

[9/10追記]
純正ヘッドユニットなどでリモート線が出ていないオーディオはリモート線の代わりにA C C線を分岐してください。






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Posted at 2006/07/08 00:42:36 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年06月16日 イイね!

カーサウンドUP8 スピーカーの役割分担

毎度です。
さっぱり更新されなかったカーサウンドUPブログです。
「何の話?」って感じの方はこちらへどうぞ→カーサウンドUP TOPへ

さてスピーカーについてもう少しつっこんだ説明をしたいと思います。

現在、低音から高音まですべての音域をカバーできるスピーカーはありません。
標準で装備されるようなスピーカーをフルレンジスピーカーと呼ぶことがあります。名前では高性能のように聞こえますが、実際には全ての音域でイマイチな音しか発声できていません。



そこで、どのメーカーでも高音用、中音用、低音用とスピーカーに役割分担をさせます。画像をごらんください。大小いろんなスピーカーがあるのは前後左右の配置のためでもありますが、高音用、低音用と様々な役割分担があるためです。

様々なスピーカーを選択し、追加して自分好みの音域を作り出すのがカーサウンドの醍醐味となります。

前回、セパレートによる2WAYスピーカーの簡単な話をしました。それ以上に3WAY、4WAYとなっていくことにより、より厚みがあり、どの音域にもツヤとハリのある音響空間を作り出すことが可能となります。
そして2WAY以上の発声の分担をマルチシステムと呼びますが、コアキシャルの場合はこれに該当しません。

一応の補足。2WAYを前後とか左右での意味で捉えている方がたまにいます。フロント3WAYと言ったら合計6個のスピーカーが装着されるシステムをいいます。



ホームスピーカーで3WAYスピーカーと言うと、こういう形状となります。
車用では↓の画像のようになります。


これでツィーター、ミッドレンジ、ミッドバスの3WAYシステムです。ここまでやればかなり臨場感が出ます。

ピンと来ない人はこう考えてください。サッカーにたとえます。
どんなにすぐれた選手でもディフェンダーもミッドフィルダーもフォワードもこなすのは無理です。シュートが強力な選手、マークが丁寧な選手、パスが正確な選手、ボールキープのうまい選手、それぞれが仕事をきっちりこなしてサッカーチームになります。広いフィールドで、どこにボールが飛んでいってもカバーできるようになります。スピーカーも同じで、広い音域の中でシンバルのシャーーーンって音が得意なスピーカーがあって、ドラムのズ~ンズ~ン、ドンドンが得意なスピーカーがあるのです。

それぞれのスピーカーの名前と特色を現すと以下のようになります。




高音用のスピーカーのほうがサイズは小さくなります。ツィーターが3センチ前後であるのに対して、サブウーファーなどは25センチなど大きなものになります。
また指向性で言うと高い音のほうが音の向きがはっきりします。ツィーターの向きをほんのちょっと変えるだけでも音の聞こえかたはかなり変わります。サブウーファーはドンドンと響きますが、かなりの大音量で鳴らしてもどこで鳴っているのかイマイチ把握しづらいです。
また振動のレベルで言えば、大型スピーカーになるほど連続しての歯切れのよい音の発生が難しくなります。これは難しくなる、というだけで安物のツィーターよりも性能のいいウーハーのほうがキレのある音を出します。悪い言い方をすれば「ツィーターはキンキンして耳障り」と言う人が多く、ウーファーは「ブンブンうなってウルサイ」と言う人が多い、と言えばイメージが伝わるでしょうか?

またあえて同じ音域のスピーカーを複数個装着してその音域に厚みを増す、という方法もあります。この場合は2WAY、3WAYとは言いません。





ここまでつっこんだ話は初心者の方はあまり気にしなくて大丈夫です。国産メーカーでもマルチシステム商品を推奨するのはカロッツェリアくらいで、あとはせいぜい2WAYセパレートくらいしか商品ラインナップにありません。
通常楽しむ場合にはフロント2WAY、リア1WAYもしくはリアスピーカー無しでも全然大丈夫です。
ただ、スピーカーの数を増やしていくことで臨場感は比例してあがっていくと思ってください。

ただし、闇雲にスピーカーを増やしても音質は上がりません。
サッカーではそこそこ下手な選手でもいないよりはマシかもしれませんが、スピーカーではそうは行きません。たとえるならお寿司です。100円均一のお寿司ならサーモンもタマゴもエビもマグロもいっぱい食べられたらそこそこの満足感です。
しかし、1000円のブリや2000円のウニを食べた後で100円のアナゴを食べてしまうと全てがぶち壊しになってしまいます。バランスも大事、ということです。


今回はちょっとマニアックな内容になりました。
まあ、今後ハイエンドなシステムに移行したい人はご参考ください。


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Posted at 2006/06/17 23:46:05 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年05月29日 イイね!

カーサウンドUP 7 スピーカーの種類

こんばんわ。しばらく間が抜けたカーサウンドUPです。

さて今日はスピーカーのお話です。スピーカーは聞きなれない言葉で説明されることが多いです。バフレスとかダイナミックコーンとかインピーダンスとか、難しいです。
とりあえず、今日説明することだけ覚えとけば、大丈夫です。オーディオマニアと話しても恥はかかずに済むと思います(たぶん)


スピーカーはなぜ音が鳴るのか。
スピーカーの裏にはかならずマグネット(磁石)が付いてます。
その磁石に電気が流れるので振動(力)が発生します。
これは昔学校でならったフレミングの法則です。
この力でコーン(スピーカーで言うところのラッパの部分)が震えて音として聞こえるようになります。
マグネットが大きいもののほうが確実に振動(音)を発生させることができます。また、重量があがることで発声が振動に負けず、安定するというメリットもあります。




前々から言っているように純正のオーディオはスピーカーもヘッドユニットも金返せ、なほど音悪いですし作りも悪いです。
向かって右側(金)がスバル純正スピーカー、左(黒)がマグナットの1980円スピーカーです。どう見ても社外のもののほうが良い音出しそうです。→詳しくはコチラ
ちなみに現行のBP、BLレガシィでもマッキン無しならコレくらいのしょぼいスピーカーです。
嘘だと思うなら外してみてください。

さてカーオーディオに使うスピーカーのほとんどはトレードイン(もしくはカスタム・フィットと言う)タイプです。これは純正位置にポン付けできる規格のものを言います。厳密に言えば車種別コネクターやバッフルボードなど必要ですが、とりあえず、そう言います。
それ以外のモノでポン付けじゃないものをハイエンドマウント・スピーカーとかユニットスピーカーとかフラッシュマウントとか言います。こっちのほうが専門性が強くなりますね。
よほどのマニアでない限りカーオーディオにはこのトレードインを使います。
トレードインタイプには大きくわけて二つの種類があります。

セパレートタイプ

>
ケンウッドのkfc-vs18です

コアキシャルタイプ

ケンウッドのkfc-vx18です。

見ての通りセパレートタイプは別体ツィーターが付いてきて、高音部分をキレイに再生してくれます。
コアキシャルはそのツィーター部分が埋め込まれてて一体化してるものです。
当然、セパレートのほうがそれぞれのスピーカーの役割分担がはっきりするので音はいいです。
しかし、値段が張る、取りつけが面倒、内装デザインでツィーターが浮く、などの理由から最近敬遠され勝ちなんだそうです。

こうして発音部分が2分化されているものを2WAYスピーカーといいます。もっと細かくわけて3WAY、4WAYってのもあります。
セパレートでもコアキシャルでもミッド部分とツィータとで二つにわかれていれば2WAYです。
ちなみに純正オーディオの8割くらいが1WAYなのも音が悪い一因です。
コアキシャルでも2WAY化するだけでかなり音質は変わります。人によってはヘッドユニット換えるよりも効果がある、と言う人もいますので是非お試しください。

またそれ以外にもボックスタイプ(リアトレイタイプ、据え置き型)もあります。


ケンウッドのKSC-Z770です。

もともとリアスピーカー取りつけ位置がない車のための製品で、ほとんどの車種で4スピーカーが当たり前になった最近ではまったく需要がありません。スピーカー数を増やしたい人には有効です。
サテライトスピーカーとして小型化しているもののほうが最近の主流ですね。

ただ別格のボックススピーカーも存在します。


ソニックデザインのUNIT130Nです。こちら37万円です。

ほかにもセンタースピーカーという部類もあります。コレを用いて5.1CHにします。写真は割愛。5.1とか6.2とかそういう話は次回にします。

ということで本当に種類説明ばっかりですみません。

お金かけたくないけど、音のよさを実感したい人は1万円くらいのコアキシャルを買ってみてください。
けっこう拘りたい人でも3万円以上のセパレートを買えばそこそこ長く楽しめます。
高ければいい音がする、というわけでもなく、それぞれに得意分野があり、音のツヤやつながりを重視したスピーカーもあればハリやキレを重視したものもあります。原音に忠実なものもあれば低音高音を目立たせて派手な音にするスピーカーもあります。
何が良いか?ではなく、どれが好きか?という判断基準になると思います。
例えばロックを主に聴く人は連続ビートに強いスピーカーが合うでしょうし、ダンスクラブ系の人は重低音重視です。
メーカー、モデルそれぞれに特色はあるので、出来れば視聴をして購入したいところです。





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Posted at 2006/05/30 00:59:04 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年05月21日 イイね!

カーサウンドUP 6 ナビとオーディオについて。

毎度です。
のんびり気分な黒い六連星です。

さて、純正オーディオは音がイマイチ、という話は連呼してますが、実際には純正マルチに強いこだわりを持つかたも多いです。




こちらはクラウンのマルチシステムの画像です。
内装の完成度という意味ではある意味、頂点にあると言っても過言ではありません。
逆に言えば、こんなん、絶対オーディオ交換とか無理じゃん!!と言う話になりますし、トヨタ系純正マルチをつけてる人で後に社外オーディオに換えたという車を見たことはないです。
もちろん、マルチの利便性やステイタスを求めて車を選ぶというのもひとつの選択肢なので、それについてどうこう言うつもりはありません。
ただ純正マルチの音は19800円のラジカセ程度の音質だと個人的には思います。何十万も払ってコレですか?な感は否めません。
同じように、欧州車も内装にオーディオが一体化されているものが多く、なかなかユニット交換できないことが多いです。
内装の統一感を崩したくないがために、ひどい音質で我慢していたり、雑音交じりのIpod音源で聞いている方がほとんどではないでしょうか。

そんな中、一つの解決策となるのがサウンド・シャキットです。


えらくふざけた名前ですが、シートの下などに設置してオーディオに接続するだけで、全く別ものの音質となります。
その存在を知り、装着している車で2台試聴しましたが、申し分の無い発声を見せていました。音のひとつひとつがクリアになり、ざらつき、ばらつきがかなり減ります。
ただ、社外のユニットとはそれほど相性が良くないようです。純正のしょぼいユニットを飛躍的に強化するもの、というのが個人的な感想です。
これにスピーカー交換、サブウーハー追加など行えば純正ユニットのままでもかなり高い水準の音質になると思われます。
内装の雰囲気を壊したくなかったために、カーサウンド追求をあきらめていた方には是非オススメしたい一品です。

もう一つの解決法、それはグローブボックスに1DINユニットを増設する、というものです。
通常はグローブボックスを閉じておけば内装の統一感は崩れません。内側スペースにどれだけ余裕があるかにも寄りますが、シート下やセンターコンソールを加工して埋め込むよりは使い勝手、コストの面からも優れた手法だと思います。ナビ案内音声のみ別途小型スピーカーを設置できればさらにいいと思います。
純正マルチ(オーディオ)からの電源、スピーカー線の引き寄せは車種ごとに異なります。純正配線は分岐されることを前提に作られていません。少しでも自信の無い人は素直にショップへ依頼することをオススメします。




それでは、社外の高性能ナビはどうなのか?
全てのナビを試したわけでないので、一概には言えませんが、最新式、最高級のナビであっても音源再生能力については1~3万円程度のヘッドユニットくらいの実力しかありません。
どのメーカーも画像の鮮明さやナビのルート検索機能に容量を割き、音質は2の次、3の次のなっているのが現実です。
これはメーカーの人間に聞いた話なので確かだと思いますし、DINというい限られたサイズの中に機械を詰め込むわけですから、あれもこれもというわけには行かないのは当然だと思います。
可能であれば別途1DINユニットの設置をオススメします。
また個人的な感想ですが、後付けオンダッシュナビは激しくオススメしません。配線が醜い。1度付けてしまうと、はがしても跡が残る。盗難、車上荒らしに遭う危険性が高まる、視界が遮られる。などなどの理由です。


↑せっかくのBMWの引き締まった内装が台無しになっている、と思うのは僕だけでしょうか?どうしてもナビを付けたいのなら、僕ならサンバイザーモニターを採用します。普段は見なくてすみますし。


今回は音質向上、というよりは車内環境向上なネタですね。
カーサウンドに凝るのもいいですが、車内の雰囲気や快適性を壊してまで手を入れる必要はないと思います。
ナビについて否定的な書き方をしていますが、僕個人がナビやテレビがついていると運転に集中できないため、少し偏った意見になってしまっているかとは思いますが、ご了承くださいませ。




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Posted at 2006/05/22 01:51:10 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ
2006年05月15日 イイね!

カーサウンドUP 5 ヘッドユニットの特性

おつかれさまです。前回、予想以上に盛り上がりを見せたカーサウンドブログ。駆け足の5回目です。

え~、今日もヘッドユニットの話です。
純正に比べて音がイイと連呼してますが、何がイイのか、どんなのがいいのか、そのあたりを話します。

何がイイのか。
デザインについては純正のマッチングには適うべくもないですが、社外ユニットの大型液晶の派手な演出は最近の人気です。
また個人的にはスペアナが見られるというのが大きいです。純正オーディオではほとんど見られないスペアナ(スペクトル・アナライザーの略)は、どの周波数(音の高低)が出ているのか視覚で確認、調整できるので助かります。こんなの↓



もちろん使っている部品ひとつひとつは前回述べたように精度の高いものを使ってきます。当然音も良くなります。ハイエンド機になると液晶画面はジミになっていきますが、そのぶん中の機械はすごいことになってきます。(ちなみにほとんどのヘッドユニットの原価の半分くらいは液晶にかかってます。)

さて、各社、努力と工夫を重ねて音質向上の道を歩んでますが、正直言うと、ここ数年はナビに開発努力を注いでてカーオーディオのラインナップは減少傾向です。(特にアルパイン)
そんな中、主な音質調整機能のご紹介します。


DSP→ライブハウス風、ディスコ風、などエコーや残音感を調整して仮想音響空間を作り出します。一時、エコーをかけまくるのもはやりましたが、(CHURCHモードなど)最近は原音再生が主流なので、この機能がついてない機種が増えてきました。

EQ→イコライザー調整。どの音程を強調するか、弱めるかの調整。各社最も力を入れてるところ。「ROCK」「DANCE」などとあらかじめイコライザーのカーブを暗記させてあるモノが多い。純正オーディオのほとんどがバス(低音)、トリブル(高音)の調整しかできないのに対して、社外オーディオは大体8~10くらいの周波数を選択して任意の強さに調整できます。これにより低音を強調する、中音を伸ばすなど、それぞれの車と好みにあった音質を作ります。

SRS(DSO)→足元にあるスピーカーでも疑似的に目の前にあるかのごとく響かせる装置。音がこもらなくなりますが、やりすぎると音がゆがみます。

BBE→MDやMP3などの圧縮音源で失われた音源を復活させる装置。あくまで補う程度のものでしかないですが。

タイムアライメント→コンマゼロ何秒の世界で前後(左右)の音の出る早さを遅らせ、車内のスピーカー配置による音のズレを補正します。もしくは敢えて遅らせることで音の余韻を出します。例えば、運転席から聞くと、助手席側スピーカーは遠いので音の中心点がどうしても偏ってしまいます。これを補正します。こだわり派には必須な機能です。

ハイパス(ローパス)フィルター→不必要な高音(低音)をカットする。ちなみにややこしいがハイパス=ローカット=低音カットです。ローパス=ハイカットでこの逆です。


これらの機能があればいいというわけではないですが、これからのめりこみたい人は、とりあえずタイムアライメントの付いているものをオススメします。
また、USBスロットやIpod接続など、必要な方は接続がスマートにいけるものを優先してもいいかと思います。



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Posted at 2006/05/16 00:46:08 | トラックバック(0) | カーサウンドUP | クルマ

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