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黒連星のブログ一覧

2007年01月06日 イイね!

愛車のお手入れ  21  エンジンルーム内洗浄

第21回  『エンジンルーム内洗浄』

★★★★★★気分もリフレッシュ エンジンルーム内の洗浄のコツ★★★★★★


毎度でございます。
時間があるときに更新している愛車のお手入れブログです。
今回は何度かご依頼を頂いているエンジンルーム内の洗浄について書きます。

正直な話、エンジンルームなんてそんなに神経質にならなくていいんじゃないかな、と個人的には思います。



僕のレガシィのエンジンルームですが、そんなにキレイじゃないでしょ。
まあ、クルマ好きな方はエンジンルーム内もじっくり見ますし、高価なチューンナップパーツを入れても、エンジンルームが汚れていたら有り難味も半減なので、やっぱりキレイなほうがいいでしょう。

それでは無難かつ効果的な洗浄方法を紹介します。
<用意するもの>
エンジンクリーナー、ブレーキクリーナー、樹脂保護剤、軍手、ビニールテープ、ビニール袋、雑巾



画像はどれもKURE工業のものです。完璧を求めるのであればやはり専用のものを使うのがよろしいかと思われます。どれも大きなホームセンターに行けば売っていると思います。
安く済ませたい方はエンジンクリーナーをマジックリンで代用可能です。ただし、泡で出るもののほうがやっぱり使いやすいです。ブレーキクリーナーも格安のパーツクリーナーでよいかと思います。
樹脂保護ツヤ出しスプレーは無くてもいいですけど、ゴムホースなどに塗った際のツヤは一度味わってしまうと病みつきになるので、キレイ好きな方はご用意ください。
樹脂保護剤といえばポリメイトとアーマーオールが有名ですが、どちらもエンジンルーム内で使うことを想定してないので、エンジンルーム内で使うことはオススメしません。

ちなみに中古車屋の僕はエンジンクリーナーもツヤ出し剤も業務用を使ってます。



<手順>
①エンジンを充分に冷やす
熱い内は作業しません。火傷するし、マスキングできないから。

②マスキングする 
水がかかってはいけない部分にマスキングします。ディストリビューター、エアフロセンサー、エアクリ、バッテリー(せめて端子だけでも)、プラグの穴(水が入ると不調になるので)、ヒューズボックス、エアクリーナー、ブレーキフルードのタンク、(根気があれば)配線のカプラー類などなどです。
これらをビニールテープ、ビニール袋でマスキングします。
塗装するわけでないのでそれほど神経質にならなくてもいいです。ホースで軽く水をかけて剥がれてこなければいいです。

③洗浄、すすぎ
エンジンルームクリーナーをブシューっと豪快に満遍なくかけます。10分ほど置いて汚れが浮いてきたころに水で洗い流します。
水の勢いはかなり弱めでいいです。水圧で汚れを落とすような水のかけ方はしません。あくまですすぎの感覚です。
それから、ボンネットフードの裏も雑巾でゴシゴシやるとけっこうキレイになります。
頑固なアブラ汚れはブレーキクリーナーを併用してください。歯ブラシを使うのもアリですが、広い面に歯ブラシを使うとブラシ跡が残って「いかにもゴシゴシ磨きました」といった様相になることもある(キズになることもある)ので軍手でゴシゴシこするほうが無難です。
エンジンルームクリーナーもブレーキクリーナーもボディ用洗剤よりも強力な成分なので、ボディにはかからないように注意してください。肌の弱い方はゴム手袋と軍手を2枚重ねて装着しましょう。

④仕上げ
軽く水分を拭き取り、樹脂部分にツヤ出し保護剤を塗りこみます。保護剤は大量に塗るとベタ付いてホコリがつきやすくなるのでほどほどに。
最後にエンジンをかけて水分を飛ばしたら終了です。

<注意点>
外車(特にVW)はエンジンルーム内にものすごくオイルカスが溜まります。
2万キロ前後でオイルカスでベタベタになることも多いので、上のような作業では通用しないと思います。
また、言うまでもなく旧車、チューンナップ車は専門の知識のあるショップにご相談ください。

エンジンルームなんて水かけても大丈夫でしょ。という方もいますが、本当に故障のもとなので万全を期して作業しましょう。
逆に水をかけるのが怖い、という方は軍手に洗剤をしみこましてゴシゴシとひたすらこする、という方法もあります。その際は軍手を3セットくらい消耗します。最後に軽くしぼった雑巾でふき取ってください。

<ショップでの作業>
「エンジンルームジェット洗浄」などのメニューのあるショップも多いのですが、当たりハズレが激しいようです。単にスチームを当てただけで全然効果のないものや、明らかに水を吸って不調になった、なんて話も聞きます。依頼する前に作業内容を確認したほうがいいと思います。




なんだかんだ言ってもキレイなエンジンルームは気分のいいものです。特にゴムホース類が黒々とツヤが出ていると本当に気分がいいです。車への愛着も増しますね。
このブログを書いていたら自分の車もエンジンルームきれいにしたくなってきました。
1~2年に一回の作業で充分ですので興味を持たれた方は是非お試しください。





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Posted at 2007/01/06 23:43:56 | トラックバック(0) | 日記
2007年01月05日 イイね!

★★★これって流行語?★★★

こんばんわ。今年最初の雪の華 黒い六連星です。


超びっくりしました。今朝、マイレガシィのルーフがバリ凍ってました。 モロ結晶です。
ちょいかわいい。 そしてギガ寒ス!


はい。
昨年もいろんな言葉がはやりましたね。
イナバウアーとか偽装建築とかライブドアショックとかブロガーとか。
そんな中、もっとも広く普及し、市民権を得たのが今風接頭語だったと思います。


何それ、という方は上の太字の例文をお読みください。
びっくり  マイレガシィ  モロ結晶
バリ凍って  ちょいかわいい  ギガ寒ス

この「超」や「マイ」ように普通の語句の頭につけて、意味を強調したり、限定したりするのが、
今風接頭語です。名前は僕が今、勝手につけました。


思えば、「エロカッコイイ」という言葉は昨年けっこう流行りましたし、「マイミク」なんて今風接頭語にさらにミクシィという流行語をくっつけて、王手飛車取り状態の単語です。

昔から「バカ正直」、「クソマジメ」、といった言葉はありましたが、90年代に入って「むかつく」、「マイブーム」といった言葉が浸透すると、一気に今風接頭語は普及したように感じます。
最近のものでは「ちょいワル親父」、「モテ小顔」、「テラワロス」、「プチ整形」なんてのがありますね。

この今風接頭語、ブログを書くときにものすごい便利なんですね。語数が少なくてすむし、ノリも軽いから。
「ちょっと不良っぽいお父さん」、と書くよりも、「ちょいワル親父」のほうがパソコン上では読みやすいし、書きやすいので、ついつい使ってしまう。
みなさんもちょっと長いブログを書いたら一回くらいは使ってませんか?
「その後はプチドライブ~」とか「カブト虫がモロ直撃!!」なんて風に。






そして僕も考えてみました、今風接頭語。












でちゅ


[意味]赤子のように可愛らしい様、もしくは程度の低い様を表す
[類義語]ばぶ

[例文] 
①そのエアロでちゅカッコイイ。  ②まだ早い時間だけど、でちゅ腹減ったかな?
③今日は金曜だしでちゅ残業ね。 ④好きなマンガはでちゅノートです。

 

うん、流行りそうです。
みなさんも真似していいですよ。
ただし真似する人はコメント残してくださいね。




こんな僕、今年で30歳。
先行きでちゅ不安。




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Posted at 2007/01/06 00:49:17 | トラックバック(0) | ブログ推進ブログ | 日記
2007年01月04日 イイね!

★★★フロアデッドニングをしました★★★

こんばんわ。明日から仕事でブルーな黒い六連星です。
いきなりですが、今日フロアデッドニングをしました。
久々に大掛かりなDIYになりましたよ。



ロードノイズが軽減する、と言われているフロアデッドニング。
自分の車に行うのは初めてです。高速に乗った際のゴーっと言うノイズが気になり始めたので思い切って慣行しました。
作業は半日がかりでした。

参考整備手帳⇒コチラ


(以下ほとんど整備手帳のコピーペーストです)
実際のところ、効果はそれほどでもありませんでした。確かにロードノイズは減ってますが、それもオーディオを消して意識して聞けば「ああ、確かに聞こえない」というレベルです。ロードギャップやアスファルトのひび割れ、わだちなどを越える際にはゴロゴロというノイズが低くなったように感じます。
街中でしか試していないのですが、高速に乗ったらまた違うのかもしれません。
僕の場合、時間的制約もあったので(実質作業5時間)かなり適当な施行でしたが、完全に内張りを剥がしてしまい、パネル接合部にシーラントを塗りこむ、など徹底的にやればもっと効果が得られるのかな、とも思います。

それ以上にレガシィの場合、ロードノイズよりもボクサーサウンドのほうが目立つのですね。やってひとり、妙に納得。

経年変化により車体各所にヤレが出てきた車両や、もともとサスの作りの悪い車種などは有効かもしれません。以前、みんカラ内でヴィヴィオにフロアデッドニングを行ったら、剛性感がアップして乗り心地もよくなった、という記事を読んだことがあります。
逆に近年開発の車両はそれなりに静かだし、内装パネルの取り付けが複雑で外すだけでも一苦労なので、オススメしません。

それよりも気がかりなのがフロアがどうしても持ち上がってしまうことでした。
たいていの車両はフロアマットがフロアパネルに接着してあります。一度それをはがして、中にシートを張るので、5ミリ~1センチほどフロアマットが持ち上がってしまい、足を置いたときに妙にフカフカして落ち着きません

また殆どの車両は内装パネルがプラスティックのタッピンやツメで止めてあります。外す度にそういった部品がへたっていき、結局のところ室内の密着度が悪くなる、といったこともあります。このことを考えて僕は今まで外したことのない部品はなるべく外さずに今回の作業を行いました。


そんなこんなで誰にでもオススメできる作業ではないのかな、と思います。旧車や軽バンに乗っている方にはいいかもしれませんよ。僕は今回が最初で最後のフロアデッドニングになると思います。
ドアデッドニングはどんな状況でも効果を発揮しますが、フロアはそこそこの速度で走ってないと意味がないですし、次に乗り換えてもやることはないかな?

<追記>1月8日
エージング(経時変化)が加わってきたころから本領発揮しました。
ロードノイズも減りましたが、オーディオの音が柔らかく聞こえるようになってきました。
トランクデッドニングをすると効果倍増!
やっぱりやってよかったのかも。






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Posted at 2007/01/04 21:23:20 | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ
2007年01月03日 イイね!

★★★言いたい放題2006 スポーツ編★★★

こんばんわ。
お正月テレビって本当につまんないですね、黒い六連星です。

さて3日にわたって書いてきたシリーズの最終章。
くどい内容なので暇なときにでも読んでください。今日はスポーツカー部門です。

06年スポーツカーにおいて最も話題になったのはこの2台でしょう。

ポルシェ911ターボ光岡オロチです。
997は触ったことすらないんで、よくわかんないんですけど、とりあえず、911ターボというだけで100人中99人が何にも言えません。素人目にはずっと同じデザインに見えますが、おかげで20年前のモデルでも「すっごーい、これポルシェ?」と婦女子が感動してくれます。ある意味そんだけわかりやすいブランドです。俺だって出せるなら出すよ、買いたいよ!評論家か医者でもやって無い限り、ポルシェはひとつの世界なんです。男の憧れです。
一方オロチですが、完全なファッション・スーパーカーですね。911がリアルスーパーカーとしたらこっちはスタイル・スーパーカー。国産でこのデザインで出したことが勲章モノ

他に注目モデルはアウディTTフォードマスタング

丁度500万クラスの戦いとなってますが、圧倒的にマスタングの勝ちです。
ゆるさ、でかさ、馬力、デザインどれをとってもお値打ちです。ポケットにコンドーム忍ばせるような楽しみが戻ってくる貴重な1台と思います。
一方でTTにはがっかりでした。故障の多かった先代でもあのデザインで協賛を得たわけです。世界中のデザイナーが驚いたわけです。それが今回は何の変哲もないスタイリング・・・。
アウディ(T_T)に車名変更したほうがいいでしょう。

同じような雰囲気で登場したのがBMW335クーペアルファ・ブレラ

個人的にはマジメに大人が乗れるクーペを出してくれるのはすごく喜ばしいことです。国産メーカーはとっくに放棄してしまったジャンルですし。ただ、前から見たら335クーペなのかただの3セダンなのか、多分わかりません。アルファも同様で159147166スパイダーとここまで似通ってしまっていいのか甚だ疑問ですよ、ジウジアーロさん。
今さらながら「このラインがクーペ独特!」とか「このプレスが芸術的!」とか言っちゃってるのは正直どうなんだろう、と思います。実際にはブレラも335もボディパネルはほとんど専用のものなんですが、全っ然、わっかんねえって!!
そしてまた、高いんです。ブレラは500万です。同じ500万ならマスタング買うよ、だって楽しいもん。335は直6ツインターボに700万出せる人だけ買えばいいと思います。

これまた性格が真逆のVWイオスプジョー407クーペも今年のモデルです。

イオス、目の付け所はいいと思うんです。明るくて元気、全天候型オープンカー。しかし、実際にディーラーマンに聞いたところ乗り出し500万円の車とは思えないほど乗り心地が悪いらしいです。試乗したら、誰も買わないって。んで、また内装があり得ないほど、チャチなんですよ、この車。僕なら恥ずかしくてオープンにできません。
407は好嫌いがはっきり分かれる車です。先代以上にマジメに作った車で、自動車雑誌は口をそろえてエレガンス、エレガンスと言いますが、このデザインのどこがエレガンスなのか、さっぱりわかりません。単にデカイだけじゃん。407セダンからクーペになると100万高くなるんですが、それを「優雅」と呼べるほど僕はリッチではありません。あ、ちなみに内装は流石にセンスいいです。


英国2車はまさしく痛恨です。

ジャガーXKロータス・ヨーロッパです。
僕はクルマを欲しいと思う最大の動機はデザインだと思ってます。特にスポーツカーになれば言わずもがな。
画像はXKR(スーパーチャージャーモデル)なんですが、素のXKは輪をかけて眠たいデザインです。僕の憧れのジャガーを返してくれと声を大にして叫びたい気分です。流石に1000万オーバーの車種なので内装、快適装備はびっくりするほど充実してますが、同じ1000万払うなら誰だって911に行くと思います。
ヨーロッパもひどいです。押入れの奥から引っ張り出さないほうがよかったでしょう。

さて、こんな中、期待の星がロードスターRHT

ハードトップとなって、このクルマは完成したと思います。多分、世界でもっともコストパフォーマンスの高いオープンカーでしょう。中でもVSの仕上がりは300万以下であることが信じられないほど。乗っても窮屈でもないし、走行性能も充分すぎるほどだし、コンビニでもサーキットでも六本木でもどこでも行ける。こういう選択肢が日本車に残っていることが嬉しい。

そして黒い六連星が勝手に選んだ06年スポーツカー大賞はアストンマーチンV8!!!。

もちろん、乗ったこともすれ違ったこともありません。
単純にカッコイイんだもん。そんだけで大賞。生産ロットが遅くなればなるほど完成度が増すというなんともマニアックな性格と、最後のアストンになるのでは?という不安がこのモデルをよりセクシーに見せます。
スポーツカーなんてもの、カッコイイと思わなければ買えませんよ。
僕個人としては日本の交通規制に会わないのをガマンして左ハンドルの911に乗るより、正統派英国スーパーカーを右ハンドルで乗るほうが何倍もカッコイイと思います。



ブガッティ・ヴェイロン(1億8千万)、フェラーリ599(3千5百万)、サリーンS7(9千万)、ノーブル・M400(1千4百万)、ベントレー・コンチネンタルGTC(2千4百万)、TVR・サガリス(1千4百万)、マセラティ・グランスポーツスパイダー(1千5百万)、ランボルギーニLP640(3千百万)、などなども06年発表ですが、すれ違うことさえなさそうなクルマですのでコメントは控えます。
ベンツCLとかベントレー・アズールボルボC70なども入れていくと際限なくなるので、この辺にしときます。EKスポーツだって、立派なスポーツカーじゃないか?って話になるし。


先日、東京に帰省しまして、改めてその駐車場事情に閉口しました。23区内だったら、狭い青空駐車場でも月に3万、4万なんてザラです。専用駐車場が併設されてないマンションもたくさんあって、首都圏ではクルマ1台所有するだけでものすごい負担になってしまいます。そういう環境なら、ワゴンとかミニバンとか、適当なサイズのハッチバックが選択されるのも当然なのかもしれません。
07年1月現在、トヨタのラインアップから、現在スポーツカーって1台もないんですよね。スポーツカーって大金持ちか、サーキット小僧だけのものでしょうか?流行じゃないからってだけで、スポーツカーが絶滅の危機に瀕している、日本の自動車文化って本当に薄っぺらいなって思います。


なんて言いながら、僕もセダン乗りなんですけど。。。。







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Posted at 2007/01/04 00:54:46 | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ
2007年01月02日 イイね!

★★★言いたい放題2006 軽自動車編★★★

こんばんわ。

2006年を振り返るブログ。勢いに任せて軽自動車編です。

30年ぶりともいえる自動車のマイナス成長。
そんな中、軽自動車だけが堅調でした。各メーカーそれぞれ個性にあふれたモデルを元気にラインナップしていた1年だったと思います。
同時に本来の自動車枠の売り上げを圧迫し始めているのも事実。2010年までに軽企画の優遇を撤廃するなんて噂からスズキは軽部門を減産し、乗用車部門に集中すると発表する、ウソのような本当の話でございます。

やはり今年一番話題をさらったのは三菱 Iでしょうか。

画像はキティちゃんバージョンです。確かに今までの軽の概念を越えました。僕は自動車輸出の仕事してますが、軽でカタログの問い合わせが来たのはこの車くらいです。けれどね、そりゃあ、価格を上げればなんでもできるでしょ。本当に三菱の復活を謳うのであれば先端技術でなく基礎技術で証明して欲しかった、というのが本音。デザインもロングホイールベースの結果でしかなく、オシャレとはいえません。
そういった意味ではEKワゴンのほうが立派です。先代譲りのクリーンなデザイン、高すぎない価格設定、ちゃんとスポーツモデルの設定もあるし、何と言ってもインナーレールスライドドアだし。ただ悲しいことにオッティのほうがグリルが似会う

今年は背の高さに頼らない、優れた軽が多数登場した年だったとも言えます。
スズキセルボはみんカラ内でも自動車雑誌でも評判がいいですね。
実際に運転席に座ると「もうコレでいいじゃん」と思わせる完成度です。


ムーブも満を持して登場、といった趣です。

もしも車に変なコダワリを持たなければ最強のマイカーとなりうるでしょう。ワゴンRが規格枠いっぱいに作ったのに対し、ムーブは屋根を下げながら広さとデザインを両立させてます、このあたりがダイハツの上手さでしょう。

軽の本質をついたという意味ではエッセも素晴らしいと思います。

「大きい車は運転するのがこわい、と思う人が多いのでそう感じさせないよう作った」という心意気は立派です。車幅はタントと同じというのがウソのようです。

ミラはまさしく実用重視。リッター27キロはダテじゃないです。ずいぶんとオシャレになって、それでいて安い。クルマ業界におけるユニクロみたいな存在です。


微妙に終わったのはソニカ。高級志向、走り重視、低ルーフ、新型CVTと話題満載だったに関わらず、後のムーブ、ミラ、セルボに美味しいところを持っていかれたクルマとしか思えません。デザインがもっと尖ってれば・・・。
ゼストステラはともに何の志もなくムーブを真似してみたら、本家はもっと先に行っていたという笑えないオチでした。こういう作り方をしたザッツやプレオが(商売的に)失敗したことに全然懲りてません。

最後にMRワゴン。「ママワゴン」と呼ばれてしまう時点でもう僕がどうこういう車でなくなりました。(写真左)

僕個人の意見としては先代の一番最初(写真右)がデザイン的には最もすぐれていたと思います。マイチェンするごとに不恰好になっていき、最後は薄ら笑いを浮かべる不気味な車になってしまった、というのが正直な感想です。


と、いろいろあった軽自動車ですが、業界にいるものとしては、あえて軽自動車の優遇枠なんてなくしてしまったほうがいいと思ってます。
パッソとムーブの排気量を足すとストリームの排気量です。
パッソは3万円、ストリームは4万円でなぜにムーブだけ7200円ですか?
駐車スペースだってほとんど変わらないし、ムーブに轢かれてもストリームにぶつかっても人が死ぬことは一緒です。燃費だってパッソとムーブでは大差ありません。
だったら、優遇をやめてしまって大排気量と小排気量車の税金格差をもっと狭めてみる。例えばベースが20000円、1リッター以下は15000円、3リッター以上は一律30000円とか。
軽の台数はかなりのものだから、トータルで税金として行政に入ってくる金額はほとんど変わらないと思います。でもこんな税制だったらもっと車選びが自由になるし、真剣になると思うんです。もしも何かの間違いで総理に会うことがあったら、僕はこの問いかけをしてみたいと思ってます。







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Posted at 2007/01/03 02:00:40 | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ

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