S2000 前編 ブレーキパッド交換&ローター固着ネジ外し 錆落とし
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
やっと、ブレーキパッド交換の時間出来ました ( ・∀・)
次回、交換用のメモ書きです♪
ブレーキパッド、エンドレス MX72の交換記録です。
実は既に装着してから1日経過しており、100キロほどあたりが出るまで走行しています^^
ローターのネジも良い感じに錆びまくってましたので、一旦ローターまで外し、錆びを落として、かじり防止剤塗布まで作業を行いました。
主な使用工具一覧
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KTC スピンナハンドル 12.7sq
12.7sq→9.5sq変換ソケット
13ミリ ソケット 9.5sq
KTC 14mm ソケット 9.5sq
KTC 17mm ソケット 9.5sq
ラチェット
12mm メガネレンチ
KTC 14×17mm スパナ(17mmスパナ部分使用)
KTC 19mm コンビネーションレンチ(19mmスパナ部分使用)
KURE 556(潤滑剤)
KURE [ 呉工業 ] ブレークリーンロング(予備用に+1本)
ワコーズ 耐熱シリコン ブレーキグリース
ワコーズ スレッドコンパウンド
アストロプロダクツ AP スポイト
アストロプロダクツ AP ショックドライバー(ローターネジ外し用)
アストロプロダクツ AP ディスクブレーキピストンツール(フロント キャリパー ピストン戻し用)
ブレーキピストンキューブ(リア キャリパー ピストン戻し用)
小型 ガスバーナー (スペック:熱温度MAX 1300度ホームセンター品)
ワイヤーブラシ(毛先が鉄っぽい色しとります。)
180番~240番 耐水ペーパー
水と台所洗剤を濃く混ぜたバケツ(手洗い・ウエスとタオル洗濯用)
ローダウンジャッキ・うま・純正ジャッキ等
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ブレーキパッド交換 対象ボルト
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フロント ブレーキパット固定ボルト 3.3kg=約33N.mトルク(×2本)
リア ブレーキパット固定ボルト 2.3kg=約23N.mトルク(×2本)
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ローター取り外し 対象ボルト
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フロントキャリパー 台座固定 ボルト 11.0kg=110N.mトルク(×2本)
リアキャリパー 台座固定 ボルト 5.6kg=56N.mトルク(×2本)
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※正確なトルク数計算式についての参考資料
http://cyclist.sanspo.com/62308
純正ローター スペック
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新品時 フロント 25mm幅 限界値 23mm
新品時 リア 12mm幅 限界値 10mm
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まずは、リアのブレーキパッドから交換しました。
輪止めをし、サイドブレーキを解除後、ジャッキアップ。
写真手前側のナット部分に17mm スパナをかけて固定し、奥側のブレーキパット固定ボルトに12mmメガネをかけて回していきます。
少し固着してたので、556を吹きかけ、12mmのメガネレンチをゴムハンマーで叩いてやると簡単に外れました。
上側・下側のボルト両方を取り外し、キャリパーと台座を分離させ、取り外したキャリパーは、ブレーキホースに負担が掛からない様に紐でアームに固定しました。
この時、サイドブレーキ解除していないと分離できません。
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リアキャリパー 台座固定 フランジボルトに、KTC スピンナハンドル12.7sq →9.5sq変換ソケットKTC 17mm ソケット 9.5sqを連結させ上と下の2本外していきます。
結構固着していて硬いですがKURE556を吹き付け、根性とゴムハンマーでなんとかなりました(笑)
写真は実はリア撮ってなかったのでフロントです^^;
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ここで、苦戦を強いられるローターの皿ネジ外しです。
写真のリアローターはある程度、錆びを落とした後のイメージ図です。
色々と調べていくとこれが結構固着していてはずれにくいとの事でした。
なめてしまっては余計に面倒なことになりますので、最初からガスバーナーを使い皿ネジを各2本とも10秒ほど、炙りました。
炙って熱膨張させ、ローターと皿ネジの間に若干の隙間を作ります。
炙ってから冷えるまで20秒程経過してから556を皿ネジとローターの隙間に吹き付け、皿ネジの奥まで556を浸透させます。
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今回、使用したアストロプロダクツのショックドライバです♪
\2,200
6
ショックドライバをL(左回り)にセッティングし、皿ネジにあてつつ、グリップを握り、外す方向に手の力を掛けながら、ゴムハンマーでショックドライバの尻をおもいっきり叩くと簡単に回りました♪
この時、ドライバの先端に注目しながらやると少しずつ回るのが判ります。緩んだら後は、回して取るだけでした。
同様にフロントも同じ方法でやりましたが、フロントの方が少しローターが大きい事が原因なのか皿ネジ君、手強かったです。
炙りの秒数は守りつつ、回数を重ねながらやっていきました。
ガスバーナーが無い場合、少し面倒ですが、556を皿ネジに吹き付け
10分程、走行しローターに熱を与えてショックドライバで叩くとはずれやすいかもしれません。
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結構かじってます。このネジをワイヤーブラシで軽く擦り、ワコーズのスレッドコンパウンドを塗って元に戻してやりました。
かじり防止剤なので、次回取る時に少し楽に取れます。
8
ローターのネジ山が少し舐めてしまった場合、まだ完全にはなめていない状態なら取れる可能性があります。
これはコニシ株式会社のネジはずし。
砂鉄っぽい成分とジェル状を混ぜた様なもので、ネジの隙間を埋めてくれますので、これをネジ山に塗り込みショックドライバーで叩きます。
中編内容
リアキャリパー ピストン戻し
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