ガソリンタンクの持ち上げ

クイックシフターを取り付ける際、クイックシフターから伸びるケーブル・カプラーをガソリンタンク下にあるコネクタに嵌める必要があります。

そこで、これまたCBR650Rのカスタム紹介をされているシモケンサイズさんのブログを頼りに、ガソリンタンクの持ち上げを行いました。

シモケンサイズさん、重ね重ね御礼申し上げます。ありがとうございました。

先ずはタンデムシートの取り外しからのドライバーシートの取り外し。これについては説明するまでもないかと思います。

次いで、両側サイドパネルの取り外し。

このパネルは、六角ボルトを外した後、車体前方からベルクロ剥がし、グロメット外し、車体後部の引っ掛かりを外せば簡単に取り外すことができます。

そして、タンクカバー前方のキーシリンダー周辺のカバーを外します。

こちらは目視できる六角ボルトを外した後、これまたベルクロとグロメットで嵌っているだけなので、慎重に持ち上げればパコっと外れました。

そしてその内部のインナーカバー。

これはプッシュピンタイプのプラリベット2カ所で固定されているだけなので、ピンを細いものの先っちょで押し込み、リベットを引き抜けば簡単に外れます。

ここまでくれば後はもう少しで、車体前方で留めてある左右2箇所のボルトを緩めて外せば、タンクは上方にスイングすることができます。

タンク後方のボルトは外さなくても、上方にスイングすることで作業スペースが確保できます。ここで、30cmほどのつっかえ棒を当てておけば、両手がフリーになります。

なお、タンクをスイングさせる時には、メンテスタンドで車体を水平にしておいた方が安定するかと思います。

今回自分はサイドスタンドを掛けただけで作業をしていたので、持ち上げたタンクがサイドスタンド側に傾き、安定感に不安を感じました。

また、シモケンサイズさんも仰っていましたが、燃料は半分以上減らしておいた方がタンク持ち上げの際の安定性が良くなると思います。

このようにする事で、両手がフリーになった状態でタンク下の整備ができるようになり、クイックシフターのケーブル先端のカプラーを、車体コネクタに簡単に嵌めることができました。