ドリフト教本みたいなものでは、 『ハンドルから手を離さないスタイルがスムーズかつ美しく正確なドリフトを生む』 とかって、よく目にします。 たしかに、理論的に考えればその通りに思うのですが、僕は昔から、シュルシュルハンドルです…
シュルシュルハンドルの癖が付いてしまったのは、19歳で車に乗り始めたとき。 初めはロードスターが買えずFFの軽で走り始めたときからなのですが、Fドリをするとなると『サイド命!』になるわけで、左手はサイドブレーキにとられてしまい… するとハンドル操作は基本的に右手オンリーに。 片手運転の状態で、ハンドルを素早く回してカウンター当て、より大きなアングルを作るには? と、やっていくと、結果としてシュルシュルハンドルになったのでした。 で、カウンターを戻す操作だけは、両手でより正確に、と…
ドリフトのみならず、グリップでタイムアタックするときも、カウンター当てるとなればシュルシュルハンドルです。。 基本的に 『押しハンの片手運転』(もう一方の手は添えてるだけ) の状態なのですが、リアグリップがもうムリ!ってなったときは、手放し(シュルシュル)にしてカウンターを当て、戻しは、両手、ってかんじで運転しています。
先生が言うところのタブーをまんまとやってしまっている僕orz なわけですが、シュルシュルハンドルの利点を一つ、僕なりに言うとすれば、緊急時に 『最速でカウンターを当てられる』 ってとこだと思うのです。
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まぁ、シュルシュルハンドルばっかり練習してたらシュルシュルハンドルしか出来なくなっちゃった!ってわけで…笑 ハンドルから手を離すという確実性に欠ける操作は、タイムアタックで 『よりハイグリップタイヤに』、『よりオンザレールな走り方に』、と、ミスが許されない状況になっていけばなっていくほど、危険性を倍増させてしまいそうな予感もします。。 安全運転のためにも、いろんな運転のしかたを覚えられたら、とも思います。 次回のドリ練では、ハンドルから手を離さない滑り方、ってのも、練習してみようかと思ったです。
Posted at 2009/03/25 22:55:25 | |
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