
京浜急行創立110周年を記念したパネル展が沿線各駅をまわっています。今週は私が利用する京急鶴見駅に来たようで、昨日会社帰りにちょっと見してきました。
記念乗車券や過去の制服等々、展示数はそれほど多くはありませんでしたが、ICカード全盛の今ではお目にかかることがなくなった「車内補充券」など懐かしいものも・・・
そんな中、目を引いたのがこちらの「車内補充券」 車掌さんから車内精算をする際にもらう切符です。自社線や接続路線の駅名が乗っていて車中での時間つぶしや出札の際に無効印を押してもらい、家で未知の駅名を見て楽しんだ覚えがあります。
この「車内補充券」 携帯で撮影したので非常に見にくいのですが、左中央あたりに大森海岸駅と大森町駅の間に「学校裏」という駅名が見えます。
今、京急の路線図を見てみるとそのような駅名はなく、該当する駅には「平和島」 1961年9月までは「学校裏」という駅名でした。
高架工事などにより線路の位置も変わったため、現「平和島」駅前には学校はないのですが、平和島~大森海岸間にある「開桜小学校」がその「学校」だそうです。
学校「前」なら駅名やバス停などでありそうですが、裏というのがまた・・・京急らしいですね(笑)なんでも、京急と並走して走る国鉄(現JR)東海道本線側から見ると国鉄大森駅→学校正門→京急学校裏駅という位置関係、つまり正門ではなく裏門なので学校裏という駅名になったとか。
速い・揺れる・混むなど、京急のイメージは様々ですが、実は駅名変更も多いのです。
この辺はまた他の機会にご紹介できればと思います。
080417 写真を入れ替えました。
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Posted at
2008/04/15 17:02:04