先日「闘犬の世界」って
DVDを見つけてしまった。
それも、前後編もある。
どんなもんか?
と、借りてしまった。
簡単に言うと、土佐犬の闘ってるのを見せてくれる。
始めに、土佐犬はなぜ産まれたのか?
って説明もしてくれてた。
昔々…
名前は忘れたが、偉い武士が
「日本犬は鳴くのが欠点だ!」
と、鳴かない犬、土佐犬を作り出したらしい。
銅像が残っている武士なので、多分偉い方だったんだろう。
あたしは歴史にはかなりうといので、
名前を覚えることもできなかったんだけど…
闘犬って知ってたけど、どんな風に闘うのか?ルールは?
なんて、全く知らなかったが、解かりやすく説明もあったし。
なんとなく、逃げ出すまで闘わせるのか?
なんて思ってたが、そうでもなく、
「吠え」そのまま、吠えるのは土佐犬的にNG。
「鳴き」これもそのまま、鳴く子は弱いのでNG。
「威嚇」いわゆるビビってるから威嚇してるのでNG。
「走り」要するに、逃げてるわけですね。なのでNG。
等々…他に、飼い主がストップをかけるのもあるし…
とりあえず、前編は唖然として、見入ってしまった。
ほんまに鳴かんの。
首とか噛まれて、痛いやろうに…血も流してるのに…
黙って耐えている。
前足とか噛まれて、犬歯とか引っかかってんのに、
引っ張って裂けてんのに、攻撃をしている。
始めのナレーションで、命を張って闘う為に産まれてきた土佐犬
ってのがあったけど、本当に闘う為に産まれてきたんだろうなぁ…
と納得してしまった。
なんでかわからんけど…
どうして、そこまでして戦いを挑むのか?
どうして、飼い主は応援しているのか?
最後まで理解はできなかったけど、
頑張っていることだけは、充分理解できたし、
否定する気なんて全くおきなかった。
日頃から、なるべくギャング達の適正は伸ばしてやりたいなぁ…
と思ってるけど、全くできていない自分に、
情けなかったり、ごめんねって思ったりしている、あたしだが…
本気で、脳天ぶち抜かれた気分でした。
なんかね、土佐犬達は、傷だらけだったけど、
嫌がってはなさそうだったのね。
そら環境でしょ?
そんなの動物虐待やん!!
って言われたら、そうなんだけど…
ぜいぜい息をしながらも、相手に攻撃してて、
ちょっと涙ぐんでしまったけど…
これが、この子達の適正なのかもしれないなぁ…
これで、ストレス溜まらないのかもしれないなぁ…
普通のペットとしてじゃぁ、楽しくないのかもしれないなぁ…
って、頭の片隅でぼんやりと考えてしまった。
でも、あたしは土佐犬を充分な環境で育ててあげる事は
絶対にできない。
闘犬として、闘うところを、きちんと見てあげれないなぁ…
だって痛そうやもん。
絶対見てもおいおい泣いてしまう…
そんな自虐的な事は、あたしにはできません。
わんこの世界って、奥が深いなぁ。
ちなみにそのDVDを見てから、
風が闘犬に見えてしかたありません。
だって、闘う女『風』なんだもん…
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わんこ | ペット
Posted at
2006/08/30 20:04:55