2005年11月30日
エイリアン vs お爺ちゃん
普段あまり人と接しないコトで、こんな老骨でも日常の他愛もない他人とのやり取りでイライラすることがあります。逆にお爺ちゃんになると気が短くなるのかもと思ったり。
現在の私的幸福ランキングのかなり上位に位置する「マン喫でダラダラ時間を浪費する」というのがあるのですが、ココでこの前にかなりイラつかされたコトがありました。
それはコーヒーベンダーの機械の前でのこと。
ほぼ同時に機械の前に並んだので、私はどうぞと先を譲りました。
相手は20~23歳位の女性。
軽く会釈して…と思いきや、ナニも言わずにホット用のカップを機械の下に置く。
その時点でもかなり「ナニこのオンナ?」とハンカチをキィー!っと食いしばりたくなりました。
しかし手頃なハンカチもないのでガマン。
しかしこの生き物は、私の想像の上を行きました。
なかなかボタンを押さないときたのです。
牛歩戦術ですよ。
その機械、ホットはココア・カフェオレ・コーンポタージュの三種類しかないのに。
30秒くらい指は宙を彷徨ったまま。
え~? そんなに悩むなら先に使わせてよと思いました。
やっと指が動いたかと思うと、その指を下ろしてまた悩む。
ウギャー! この人の形をした生き物はエイリアンですか?
よっぽどカップを横にどけて先に使わせて貰おうかと思った1分後くらいに、ようやくカフェオレのボタンを押しましたよ。
悩める異星間生物よ、それはカフェオレという珈琲と牛乳を半分ずつ入れた飲み物だよと、デーっとカップに注がれる茶色の液体を溜飲を下げる想いで眺める私。
あーやっとこのイライラから解放されると思っていたその時! 歴史は動かないけど、そのエイリアンは動きました。
なんと!もう一個カップを手にとって、再びもう一杯カフェオレを注ぎ始めやがりましたよ。
流石にオイ!と思いましたが、まぁ両手が塞がればどくだろうとガマンしましたよ。
ブレードランナーのうどん屋のおやじのように、一杯で充分ですよとココロの中で絶叫ですよ。
そして何も言わずにスイーっと立ち去るそのエイリアン。
その後ろ姿を眺めながら宇宙バトルはノールールだなと思いました。
私もその後にカフェオレを注ぐのが、何故か少し屈辱的に感じましたよ(笑)
結構どうでもいいことでイライラします。
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Posted at
2005/11/30 19:02:46
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