え~前回の続きです。
今日中にアップしたいので、
早速、本題に入りますが、以下に登場する谷口選手とはあの谷口選手です。
(説明になってない!?笑)
まず、ロガーのデータですが
中山サーキットの下記画像の赤丸コーナーのデータです。
ちなみに先日のシビックのデータは青丸です。
そして使用車輌は谷口選手のS14です。
■データロガーのグラフ説明です。
縦が車速、横が距離を示しています。

見難いかもしれませんが、
緑ライン=土屋氏
白ライン=谷口選手
■ブレーキ開始ポイントの説明

谷口選手より土屋氏の方が
1.84m奥でブレーキを開始しています。
■ブレーキ開始ポイントでの速度です。

当たり前ですが、当然、土屋氏方が長くアクセルを開けているので
ブレーキ開始ポイントでの速度は高くなります。
要するに土屋氏の方が
突っ込んでます。
■減速距離の説明です。

ブレーキングを終了するポイントは両者ともほとんど同じです。
が…
グラフ横の減速距離は少し数値が違うような気もすることは置いといて、
注目すべきは土屋氏の方が
減速距離は短いにも関わらず、速度が落ちている点です。
突っ込んでますがスローインです(汗
■コーナリング中のスピード比較です。

圧倒的に谷口選手の方が土屋氏よりもコーナリングスピードが高いことはグラフからも明らかです。
■脱出~のグラフです。

しかし、この時点でスピードのノリが逆転しています。
突っ込んでるけど、上手いブレーキングでスローイン!
向きを上手く変えて早めにアクセルオン!
これぞまさしく…
『スローインファーストアウト』
ではないでしょうか!?
この両者のラップタイム差は0.88秒土屋氏が速いのですが、このコーナで約0.7秒の差がついています。
土屋氏は2周(実質1周!?)のタイムアタックでこのタイムを叩き出していることを考えると
やっぱり、プロって凄すぎる!!
としか言い様がありません(汗
速くなるためには、図太く短い、そして上手いブレーキングが必要な様です。
ん~、分かり難い文章になってしまいましたが
なんとなーくは分かって頂けましたでしょうか?
追記:谷口選手はこのとき、ブレーキングでフロントに過重が掛かっているにも関わらず、ブレーキを完全に離してから舵を入れている点を指摘されていました。
また、アドバイスを受けた後はタイム的にはあまり変らなかったものの、「気分的に楽に走れるようになった」と感想を述べていました。
以上、自分じゃ出来ないくせに講釈たれてしまった「おやじ」でした(^_^;)
お・わ・り
Posted at 2007/04/02 03:18:17 | |
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