エアコン吹出し口のカーボンシート貼り
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
まずはここまでサクッと分解。
もう慣れたし、何度も外してクリップも緩くなってる(笑)ので秒殺です。
ここまでの分解については私の整備手帳の「carrozzeria DEH-970 ~その2 車輌分解編(前編)~」を見てください。
2
吹出し口を取り外し。
上2箇所はツメで、下2箇所がクリップで留まっています。
クリップ側を外せばパコンと外れます。
3
ここから室内作業に移行。
まず枠とフィンに分解します。
裏側を見れば一発で分かりますが、左右2箇所ずつ爪で留まっていますので、マイナスドライバーでそっとコジてやれば簡単に外れます。
[注意]
フィンは溝にはまっているだけなので、下向きにするとバラバラと落ちてしまいます。
4
カーボンシートを適当な大きさにカットします。
今回のでだいたい20センチ四方です。
住友3Mで貰えるダイノックシートのサンプル品なら1枚でちょっと余るくらいです。
シートは中国製の安物シートをネットオークションで購入しましたが、1.5m x 5mで1500円という爆安品です。
これだけあれば・・・もう何も恐くない───!
5
カーボンの織目の角度を考えて貼り付けます。
このパーツってどの面も垂直水平じゃないんだね・・・
上端が見る角度次第では水平っぽいので、そこに合わせました。
台紙を少しめくって折り返して位置合わせをします。
位置が決まったら全部剥がしてまずは正面側(写真だと上面)にそのままペロっと貼ります。
わりと張りと硬さのあるシートですが、ドライヤーで暖めてやるとすぐにヘロヘロのヨレヨレになりますので、横部分はシートを温めておいて軽く引っ張りながら巻き付けるように貼っていくと面白いように綺麗に貼れます。
シートは暖めると少し伸びますが縮むことはありません。その特性を考えつつ、シワが集中しないように注意して貼っていきます。ハミ出た部分はハサミでカットしたり、裏側に折り返しておきます。
ちなみに下に見える青いものは小型のバイスです。
片手でカーボンシート、もう片方でドライヤーを持っているので、バイスでパーツが保持できると超便利です。というか無いと超苦労します。
6
完成。
初めてやった割には上手くいったかと。
取り付けたときに見えなくなってしまう部分で切ったり重ねたりしていけば一枚物のシートでも写真のように立体的に貼り付けられます。
裏側は切った貼ったでエライことになってます。
7
フィンと合体。
吹出し口の内部の奥にまで張り込んであるのがミソです。
市販のカット済みシートだと正面の平面部分だけだったりします。
8
車輌に戻しておしまい。
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