
フォレスターを選ぶ際に、選択肢としてリストに上がった車は以下のとおり。
おそらく他のフォレスター乗りの方も似たようなものだろうと思う。
1)三菱デリカD5
2)トヨタ RAV4
3)マツダ CX-5
4)スバル アウトバック
5)スバル クロストレック
6)スバル フォレスター(SL型)
今まで欧州車を乗ってきた経験の中で、最初に4WDの性能に驚いたのは、アウディ90クアトロだった。
4輪が地面に食らいついて、どんな路面コンディションでも全く不安が無かった。
その前は75年製のBMW 2002tiiに乗っていたので、BMWの「オン・ザ・レール」感こそ感動したものの、フロントの接地感の薄さにはいつも辟易してた。
(そのおかげで、スローインファストアウト技術が身に付いたのだけれど→この技術はその後、ポルシェ911type930に乗っていたときに、本当に役立った。)
アウディがクアトロシステムを発表した当時、なんでオンロードに4WDが必要なのか、4WDアンダーでコーナリング性能が落ちる、と散々叩かれていたが、現代の車を見回すと、4輪制御技術が進化したのもあるが、オンロード4WDは常識レベルになっている。世間なんて掌を簡単に返すものだと思う。
なので、4WDはフルタイム四駆以外には意味がない、とは言い過ぎだけれど、個人的には意味がない。
そこで、リストからデリカもRAV4もCX-5も消えた。
日本車っていうなら、ランクルとかプラドは?という疑問を持つ人もいると思うが、そりゃ可能なら考えたけれど、ここ真鶴では狭い道を、自分は上手いと勘違いしているのか、安易に飛ばしてくる老人ドライバーが多く(そして事故も多い。狭い道でのすれ違いでもほぼ減速しない。)、せめて車幅は180cm程度と考えていたため、リストから最初に入れなかった。
そういう意味で、アウトバックも車幅が大きすぎた(1875㎜)。
また、これはアウトバックに限らず、クロストレックにも、フォレスターSLにも共通するのだけど、あのセンターコンソールのiPadみたいなデカすぎる画面がどうしても受け付けなかった。
そう、フォレスターSLには、というか時代なのかスバル経営陣なのかトレンドなのか、それは分からないけれど、なんであんな変なデカすぎる液晶をインパネに装備してしまうのか理解に苦しむ。
もしかしたら、ポルシェ911も現行では同じなのかもしれないが、type930に乗ってほしい。
しかも夜に。
その精密機械のようなエンジン音だけが後ろから鳴り響き、豆電球を光源とする薄暗いメーターが5連で真横に並び、スイッチ類は光ったりもしない黒いプラスチック、そして金庫のように頑丈に密閉された空間。
それはあたかも、夜に飛行するセスナ機のような感じだった。
本当に夜にフライトをしているような感覚になった。
それが今では、スバルに限らずどのクルマメーカーも、こうした大きな液晶画面がインパネの主役として堂々と鎮座し、夜であっても煌々とLEDの無機質な眩しい明かりを室内に発して、身体的にも精神的にも落ち着かない空間になってしまっている。
だから、このさすがにiPadのような大きな画面を持つアウトバックもクロストレックも、フォレスターSLもリストから落ちたのだった。
今回購入したこの個体(SK)は、幸いにもパナソニックでもなければダイヤトーンでもなく、気持ち画面が小さめのカロッツェリアナビが入っていて(それさえも本当は要らない。ナビはスマホで十分だ)、その上の1DINにはナノイー発生器が入っているというのも、選んだ理由の一つ。
ナノイー発生器がどれくらい効果があるのか分からないけれど、車内は色んな臭いや外部からのチリの侵入、シートにはダニなど、実はかなり汚い空間なので、ナノイー発生器が入っているのも嬉しい。
もちろん、フォレスタ―はフルタイム4WD(アクティブトルクスプリット)で、これは絶対に譲れない条件だ。
そして、車幅1830㎜と、これまた当初の選択条件にぴったりで、これはもうフォレスターSK一択しかないと誰でも納得してもらえると思う。
つまり、こうして総括すると、フォレスター(SK型)一択であって、最初から出会うべくして出会った個体だったということだ。
追記)
ちょっと調べたらRAV4はフルタイム4WDと分かった。
じゃぁ分かったらRAV4を選ぶかと言われたら選ばない。
なぜかというと、デザイン。
トヨタのカーデザインは、まるで子供がデザインしたみたい。
ガンダムちっくというか。
ギミック満載というか。
人好き好きだけれども(そして日本人は子供めいたデザインが好きな民族だけれども)個人的には少なくとも大人が乗るデザインじゃないなと思っているので、いくらRAV4もフルタイム4WDだと言われても、やっぱりフォレスターSKを選ぶ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/05/12 15:13:48