趣味でギター弾いてますが、ちょこちょこと手持ちのギター等紹介していこうかと。
手に入れてたのは、2017年だったんですが、大改造の為、しばらく大阪のリペアショップに
預けていたものです。モリダイラ楽器の内ギターブランドのH.S.Anderson製の
MAD CATというギターです(*^^)v
テレキャスを踏襲したデザインですね。知っている人は知っている‥

あの故Princeの代名詞的なギターですね(^.^)
で、このギター元々はビル・ローレンス製のいわゆるテレキャス用の
ピックアップが付いてました。見た目こんな感じ

テレキャス用のピックアップって、あのジャキジャキしたサウンドを作る為に、
ピックアップの裏側に鉄板が付けてあって、この写真みたいに、3本のボルトで
固定するような感じなんですね。で、僕はテレキャスの見た目は無骨で嫌い
じゃないし、MADCATの虎鼈甲を大胆に使った作りはメチャ好きなんですが、
テレキャス独特の、ジャキンとしたサウンド自体はそれほど好みではなかったりするんです。
実はPrince自身も、Fenderのストラト用ノイズレスピックアップに変更してたんだそうです。
で、このギターを注文する際も、ピックアップの変更をしたい!とお願いしたので
ですが、販売店からの回答は、”不可能”でした‥
この鼈甲柄のピックガード‥
セルロイドなんですよ?!
セルロイドって、もの凄い可燃性が高いらしく、日本では、危険物扱いらしくて、国内では
製造販売しているメーカが殆ど無いらしく、入手出来ない状況にあるらしく‥(^_^;)
H.S.Andersonも余分には持ってないらしく、ましてや個人の為に、特殊加工なんか出来ない‥
って言われてしまい‥
じゃあ、いいよ!!自分で見つけたるぅ~!!
と、そりゃひたすらググった結果、ebayでこんなの見つけました!

いかにも‥という感じのセルロイド板!でもって厚みも2.5mm以上あり、
これなら!と思ってアメリカから取り寄せました!
大阪のとあるリペアショップに全面的に加工をお願いし、こんな感じに加工

ストラト用ピックアップサイズに変更をかけ、めでたくこんな感じで装着♪

リアピックアップは、suhrのV70という、70年代のシングルサウンドを再現
したピックアップに変更しています!
フロントピックアップには、Raw Vintage PickupsのRV-60のフロント用に
変更をかけてます(*^_^*)これは60年代のシングルサウンドを再現したものです。
なので、このギターは見た目はテレキャスですが、全くテレキャスのサウンドは
出ません(笑)ただ、まんまストラトのサウンドか?というとそうでもないです。
そもそもストラトと違ってトレモロ用の穴だとか無いですから、なんかちょっと
ウォームな感じのサウンドがします。このギター、材質自体はアッシュなんですよ
(アッシュ材をフレームメイプルでラミネート)なので、カラっとはしているんですが、
ストラトと比べると少しウォーム系‥というなんか、結構面白いサウンドキャラクター
になりました(^_^;)

ペグもGOTO製のロックペグ(シュパーゼルタイプ)に変更かけたんで、
ハードテイルブリッジと合わせて、チューニングは結構安定してます。

フレットは元々はビンテージタイプの凄い低い平べったいフレットでした‥
イマイチ馴染めないんで、jescarの6105タイプにリフレットしてます!
フレット幅はビンテージタイプとほぼ同様ですが、高さがJumboフレット
とほぼ同じ(ちょっと低い位)な感じで、めちゃ弾きやすくなりました!

インプットジャックのプレートも、セルロイド鼈甲に変えました!
レスポールタイプのジャックですね~。70年代に作られたPrinceの持っている
オリジナルのMADCATは、ここのプレートもセルロイド鼈甲だったんですよ。
リバイバルされたMADCATは普通のテレキャス用のスチールのインプットジャック
なんで、やっぱここも鼈甲やろう?と変えちゃいました(笑)

ってな感じで、MADCAT改めTAKACATって感じですね(^_^;)
このギターで録ったものではありませんが、Princeの超有名な曲をカバーしてみましたので、
よかったら聴いてみて下さい。
PurpleRainです♪
最後に‥ やっぱこのギターのストラップは
豹柄よね(^_-)-☆
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Posted at
2018/12/13 23:50:52