トヨタ・センチュリー フォト・ギャラリー
投稿日 : 2010年10月23日
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日本では天皇家を含め,主に「ショーファードリヴン」として使われることが多いセンチュリーの前姿です.
現行型は97年4月に発表・発売されて,スタイリング上の大きな変更は97年からまったく行われていません.
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こちらは後ろ姿です.
途中,06年の一部改良によってリアテールランプがバルブ式からLED式に変更されています.
リアドアのウィンドウフレーム(窓枠)は絵画の額をモチーフとして設計されており,後席の乗員が写り込んだ際のことを考慮しているものです.
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後席ドアを開けたところ.
さすがに後席乗員のことを最優先に考えた車だけのことはあり,リアドアが大きく開き,またウィンドウ部分がキレイな台形をしている(ウィンドウラインが下がってこない)ので,乗員が乗り降りする際も頭だけかがめたり,頭をぶつける心配が少なくなるように考慮されています.
ここでの注目はCピラーで,ここはボディ溶接後,手仕上げで溶接跡を消し,塗装後に塗膜研磨が行われています.
また,純正のフロアマットを敷いた状態でサイドシルと室内フロアとの段差がなくなるように設計されています.
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リアシートです.
先日の改良時にセンターアームレスト前方のウッドパネル部分が追加されました.この配慮は後席でメモ等を取りやすくするために行われました(それまではシート地と同じ生地張りでした)
また,リアヘッドレストも同時に大きくなった模様です.
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ここでのハイライトはこのヘッドレストとCピラーの位置関係です.
政府要人などの送迎をすることを前提に設計されているこのクルマは,基本スタイリングが先代と変わらなかったのは新旧で「誰が乗っているのか」区別されにくくするもの,またこの写真の通りで,後席乗員の顔が半分以上隠れます.これで「秘匿性」を高めているのがこの写真からお分かり頂けると幸いです.
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