デジタル調整に関して③
1
アクティブクロスーオーバー、左右独立クロスオーバー、左右独立EQ(DEH-P910)の調整
2007/6/10 変更
ツイーター(T)
ウーファー(U)
サブウーファー(S)
クロスオーバー(CO)
位相(P)
イコライザー(EQ)
タイムアライメント(TA)
・調整順序
1-音量調整(T、U、S、左右)
2-クロスオーバー
3-位相
4-イコライザー
5-タイムアライメント
1-1
まずは、TA無、EQフラットの設定にする。
COは適当に合わせて、女性の曲(高音、中音含む)で左右Tのみ、左右Uのみにして左右の音量を同じになるように調整(ボーカルが目の前に来るように)最後に、左右T、Uでボーカルの定位が合うように調節。
1-2
スイープ信号で、左のツイーターとミッドバスだけにして、縦の音量が同じになるように調整。右もやり方一緒。
1-3
最後に、サブウーファーもいれて縦の音量が同じになるように調整。
2-1
スイープ信号で、SとUの音量が同じになるように調整。なるべく、Uを下に持ってこれるようにCOを調整。
2-2
スイープ信号で、左のTとUの音量が同じになる調整。次に、右も同じやり方。CO調整は好みで。Tを下まで持ってくると、定位は良いが、ボーカルの声でクロスすると調整が難しい。声の厚みも無くなる。逆に、Tを上まで持ってくると、その逆。なんで、こうなるかというと、Tの方が、取付け自由なため、良い場所におけるため。
3-1
2をやりながらになりますが、P調整。スイープ信号で、COをいろいろ試しながら、Pを変えたりして、縦の音量の同じになる繋がりが良いものをチョイス。
3-2
最終的に、左のTとUのスイープ信号と右のTとUのスイープ信号を比べ、まったく同じ音量にする。
最初に適当に合わせたCOと今のCOがかけ離れている場合には、1-1からやり直す。
4-1
調整CDである周波数が鳴るものを使用。グラフィックEQの場合は、操作したいEQの周波数を選び、その周波数の音を出して、縦の音量が同じになるように調節。また、スイープ信号でも縦の音量を確認しながら調節する。左のT,Uのみ、次に右のT,Uのみで行う。
4-2
4-1で左右同音量にしたはずなのに、左右同時にある周波数を出すと、取り付けによっては、左耳のみしか聞こえてこない場合があるので、その場合は、耳が痛くないように左右の音量を下げる。また、左右どちらかの音量が強いと感じる場合は、強い方を1レベル下げる。
4-2
すべて終わったら、スイープ信号で、左のみ、右のみ、左右両方を出して音量の確認をする。
5-1
左のスピーカーのTAは固定にする。(T,Uの実測値)右側だけを調整して、ボーカルをどこに持っていくかは好みで。
5-2
私の場合は、ボーカル好きなので、女性の曲(高音、中音含む)で調整。Tのみにし、調整。
5-3
Uだけにして調整。
5-4
TとUをだして、Uの右だけを先程調整した数値の前後に動かし、ビシッ!と来るとこに調整。
5-5
最後に、Sは、低音が出ている曲または、ピンクノイズで調整し、一番前方定位になるところに調節する。
6-1
また、4,5を繰り返す。
MP3について
今のシステム、T1、M1、A700、P910だと、mp3(320kbps)とwavでは、はっきりとわかるくらい音が違うようになりました。素人でもわかるかもしれません。もう、mp3は聞けません。
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