
さぁて、出し惜しみしてた(UP時間が無かったとも言う)
【面白いこと】
の内容を明かします
もう画像見ただけで
ピン☆
と来た人も多いかと思います
そしてその瞬間
『コイツばっかじゃね?(笑)』
って思われてそう(TT)
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先日外したエアクリ直後の整流版のメッシュです
それの効果の程をまず車本体で体感してたんですが
不調も無ければ吸気が良くなったとも思えない(笑)
本当のところを知りたくて、隠密でこんなことを
やってました(^^;
『エアフロメッシュ@風洞実験』
ようは簡単です、中の見える透明な筒を作り
入り口へメッシュを装着
そして横から針に糸をつけたものを垂らす
そしてソコへエアを流す。
ですが、ここからは少しでも正確な風洞のため
に、まずはメッシュからエアフロセンサーまでの
距離を測ります、それと同じ場所へ針を刺して
今度はエアフロセンサーのセンター部の深さを
はかります、それと同じ深さまで針の頭を
もっていきます、これでポジションは完全再現です
その後、最初はコンプレッサーで入り口から
エアを吹き込んでみました。
すると・・・
メッシュが有ろうが無かろうが糸が暴れ狂う!(爆笑)
え!!??無くても暴れないって言うのなら
解るが・・・(^^;
と思ってたら、エンジンは空気を吸う側なので
筒の中をエアが通ると言う流速の問題は
同じでも状況が違います、勢い良く乱流した
エアが突っ込んでくるコンプレッサーではダメですし
そもそも本当はここにエアクリがいるので尚更ですね
というわけで、バキュームで後ろから吸い込むことにしました
勿論業務用の工場用バキューム機です、お借りすることが
できる職業柄なので(^^;
面倒ですし、誰が見ても興味ないと思うので
記載しませんが、エンジンが一定回転数で欲する
エア量に対しての1分間(/min)の回転数と
風速を算出した結果、このバキュームで何かがおきなければ
エンジンもそう大差ないことがわかりました。
風速を上げていきます。
そもそもコレだけ狭い所へ流れてくるのですから
乱流なんてそうそう起きないのです
真っ直ぐのまま、メッシュを除けてもつけても
変わりません。
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ですが、再び乱流へと変化する距離が
変わります、速度のついたエアは風速が落ちると
抵抗になってる空気の壁に負けてソコから
乱流を起すのですが、それの発生距離が
メッシュのあるときと無い時で変わることが判明しました
針の位置、いわゆるエアフロセンサーの随分後ろで!!(笑)
メッシュの有無でおきる距離変化率15分の1程度の
こと、仮にエンジンで言いますとすでに
スロットルの奥であり、そこまでにはサクションパイプの
ジャバラだとか、アイドルホースのバイパスだとか
スロットル本体だとかがあって、いくらでも乱流してる部分
であるということがわかりました。
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・結論
メッシュは無意味ではないです、しかしエアフロセンサーが
誤作動を起すにはあまりに近距離過ぎるので
センサー誤作動は関係ないですね
出る影響とすれば、サクションパイプの内部を完全な
凹凸なしや鏡面にして、スロットルもバタフライ式ではなく
各気筒独立インテーク(いわゆる連スロ)でスライド開閉式へ
吸気ポートをマニアックなほど磨き上げた
後にこのフィンがあれば、エンジンまでの流速は変化してくる
のかもしれません。
・・・・・・・ぇえ、それドンだけ(笑)
そしてエアフロのセンサーを覆ってるカバーを
覗くと、一体このメッシュはなんだったんだろう・・・
って言うくらい乱流を起す形になっています
結局そのくらいなんでしょうか??
やっぱり外しても問題ないということは効率すらも上がらない
ってことか(^^;
吸排気なんで、マフラーやエアクリ同様に本当に
効果があるくらいになれば狂いもおきて当然なの
かもしれませんね。
効率UPにマネージメントが着いてこなくなるくらい
の効果こそチューニングの域なのかな(^^;
最初にそれに気づけばよかったです。
Posted at 2007/12/11 01:08:43 | |
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